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兎「同世代じゃない。私も同じ。どんな本を読むのか?」
宇「私は小説をよく読みますね。最近は太宰治の『人間失格』を読んでいます」
兎「ふぅん。私も読んだことあるわよ。確か主人公が途中で死んじゃう話よね?」
白「そうですね。ちなみに私はその主人公の恋人役をやっていたりするんです」
兎「あ、確かになんか見た事あるかも。じゃあそろそろ私帰るね。また明日来ると思うからよろしくね〜」
宇「はい!わかりました!!」
兎「バイバーイ」
宇「それにしても綺麗なお二人でしたね」
白「そうね、モデルとかやっててもおかしくなさそう」
宇「本当ですよね、羨ましいです」
白「あら、別に貴方だって可愛くて良い子じゃない。十分魅力的だと思うけど」
宇「ありがとうございます!嬉しいです」
白「さて、と。もう遅いし寝ましょうか。電気消しますよ〜」
兎「わーいやったー!巴さんと同じベッドで眠れるんだ嬉しいなあ」
兎「……」スースー 白「あら、もう眠っちゃったの?早かったな」ナデナデ 兎「……うぐっ……ひっく……」
白「!?泣いてるの?どうして……?」
兎「怖い夢を見たの……巴さんがどこか遠くに行ってしまう夢」ポロポロ 白「そっか、よしよし可哀想に」ギュッ 兎「巴さん……」
白「ここにいるから安心なさい。ほら泣かないの」
兎「巴さん好きぃ」スリスリ 白「私も好きだよ」
兎「本当ですか?嬉しくてまた泣きそうになる」
白「ああ、そんなに目を擦ると腫れちゃうでしょう」
兎「だって、止まらないんだもん……」グスッグスッ 白「大丈夫、ずっと傍にいるから」
兎「ありがとうございます」