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中立主義だ
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「ねぇ。おかーさん。ぼく、おとこのこ、すき。」
その言葉が、部屋に纏わった。
母親は目を見開いた。
「は、?ちょ、あんた何言ってんのよ。」
その子は男の子だった。
まだ小学生で、幼い年だった。
でも、子の言う言葉は、赤子のお世話のように、
見離せなかった。
『おかーさん、?なんで だまってるの、?』
当然 母親の頭は困惑の草むらだった。
どこを歩いても道が分からなくなる迷路ような。
母親は、ある考えに辿り着いた。
その男の子のほっぺを、ぱちん と、叩いた。
「あんた。何言ってんの?冗談でしょう、?笑
男の子は男の子を好きになったら ダメ なの。」
見苦しく、泥んこのような文だった。
母親は、気持ち悪い という、感情の、
花が咲いてしまった。
男の子は、痛さ と 悲しさ で、その場で啼泣した.
「ぅ ぇ っ、ぐ、ずっ、、 な、 なん、で、ぇ、.」
ぐしゃぐしゃで、ぐじゃぐじゃな、
顔面だった。
その男の子は、幼いのに。
母親に、綺麗なほっぺた を、打たれて。
とても悲しかったろうに。
でも、母親の、刃は止まらなかった。
「なんで女の子を好きになれないの。」
「同性なんて…はぁ…気持ち悪い。」
「なんでそうなったの?理由は?」
「あんたをこんな子に育てなければ…」
言葉の暴力 だった。
男の子の心に、深い傷が どんどん足された。
言葉の暴力は、止んだが、
男の子の気持ちの台風は、ままならなかった。
ずっと、渦を巻いて、
泣いて。痛かった。
ねぇ。見てる貴方たちはさ。
どう思ってるの?.
正直な感想でいいんだよ。
そう言っても、大抵の人は、
きっと。嘘をつくでしょう?
裏は、は、 ホントはなぁ…
っていう。だけど、
表では、 全然いいと思います!
って。涼しい顔で言葉を並べる。
女の子が女の子を好きになる。
男の子が男の子を好きになる。
女の子にも男の子も両方好きになる。
その壁にはまる、
ピースの色が違っても。
形が違くても。
はめ込む。
押して、押して、押して。
どんどんはまる。
でも、それを、無理に人に言う必要は
無い。
だって、自分は自分なんだから。
人の操り人形なんかじゃない。
自分を自身で操ればいい。
性別が男だけど、女の子のようなものが好き。
性別が女だけど、男の子のようなものが好き。
、
自分の性別は女だけど、中身は男。
自分の性別は男だけど、中身は女。
それを作り上げるのは自分自身なんだから。
どんどん、ピースを変えていく。
グラデーション。混色。無色。虹色。明色。号色。
自分に当てはまるピースを選んではめてみれば、
いつかきっと。
自分の 旗 が、見えてくる。
コメント
1件
うわ…これ、読んでて胸がギュッてなったわ。 子どもが純粋に「好き」って伝えただけで、叩かれて否定されて…親の反応、リアルすぎて辛かった。 でも後半の「自分は自分の操り人形じゃない」「ピースを自分で選んでいい」って言葉に、すごく励まされた。 このテーマ、真正面から描くの勇気いると思うけど、ちゃんと刺さったよ。 病み人さん、ありがとう。