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結局、岬の事が気になり仕事も手付かず、2日目はボーとして過ぎ去ってしまった。
「お嬢ちゃん、明日の深夜12時が元のじたいに戻る時間だよ」おじさん
「はい、分かってます🥺」心無い返事。
-3日目の朝-
どうしよう、どうしようも元の時代に戻るしか選択肢はないのよ。この時代の人とは一緒に慣れない。ただ、最後の日だからといってこれ以上の関係になったら規約違反で終身刑。
普通に一緒に楽しく1日を過ごして、笑顔でさよならが一番の選択。
アリシアはそう決めて約束の13時に江の島駅へと向かった。
岬はまだ来てない。連絡先も聞いてないしこの時代はSNSも普及していない。デバイスがないって不便。
だが14時になっても岬は現れない。雲行きも怪しくなり、空からは雨が降り始めた。☔️
15時2時間も経過した。
私ってすごい惨め。。。口約束だけで信じた、私がバカだった。🥺
けど、これで諦めがつくし、すっきりはしないけど元の時代に帰れる。
膝を突き、心も体も疲れ果てる。
「はぁ、はぁ、やっぱりこっちに」岬
ずぶ濡れの岬が目の前に。
「連絡先伝えなかった俺がバカだった」
「ここは片瀬江の島、待ち合わせは江の島駅だったからそっちにいた。」
「えっ」アリシア
「あまり遅いから、まさかと思ってこっちに来てみた」
駅の改札には片瀬江ノ島と記載されている。
「ごめんなさい、土地勘がなくて、岬こんなに雨に濡れて風邪ひくよ」
「大丈夫だょ」
「下宿先すぐだから、乾かそう」
2人でサーフカフェ渚にむかう。雨の中、2人で楽しそうに。
「おじさん?」
「。。。。」返事がない。アルバイト店員はいるようだがおじさんは不在のようだ。
「おじさんいないみたい」
「こっち来て、そこは店舗だから」
借りている部屋で2人きり。
岬が上着を脱ぎ出す。
「ちょっと乾かす」岬
「ちょちょちょ😵」アリシアアリシアは岬の体を見て頬を染めた。
「あっごめん、でもこうしないと乾かないし。。。」
「うち姉貴が2人いて、結構家だと平気で脱いじゃうから。気が利かなくてごめん。」
「私、一人っ子だから男性の体慣れてなくて、、、」
「なんか羽織るもの探してくる💨」