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Gaming worldの元住人とヒーロー

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Gaming worldの元住人とヒーロー

第2話 - 2,individuality society(個性社会)

33

2025年06月03日

#創作

#夢小説

#ヒロアカ

呪死

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呪死

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主人公…🔪

――事ことの始まりは中国軽慶市。“発光する赤児”が生まれたというニュースだった！　以降、各地で「超常」は発見され、原因も判然としないまま時は流れる

――いつしか「超常」は「日常」に……「架空（ゆめ）」は「現実」に!!

――世界総人口の約八割が何らかの“特異体質”である超人社会となった現在！　混乱渦巻く世の中で！　かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が脚光を浴びていた!!

それが…ヒーロー！！

特異体質のことを世間は”個性”と呼び、犯罪者がヴィラン。人を助けるのがヒーロー。

オレは今、とある神様への生贄として外国から日本へ輸送されてる。隣には死体だった女の子…神様は運命神って言うらしい。死体だった女の子はビビりでオレに引っ付いてばっかり、従順な奴だ。あの色白い肌もない。手足は傀儡となってる

🔪『なに？今から行くとこ怖いの？？』

コクコクと頷く子供。いや、オレも子供だけどこの子の方が明らかに子供でしょ。という記憶も根拠もない理由でこいつの”個性”から取って”シー”って呼んでる

🔪『シーはビビりだね…オレも居るし大丈夫っしょ！』

「あ、あの…お食事です…」

🔪『ん？あ〜ありがとねぇ…きょーは鮭おにぎりと卵焼きみたいだよ！良かったね』

🇨🇳「ん」

🔪『はいはい、しっかり喰えよ』

シー(🇨🇳)は食べ盛りだ。よく食べ物を抜くとすぐに腹が死ぬほど鳴る、しかも…元死体だよね？？

ここの宗教は異常な方ではある。信仰してる神の意思に背けば肉体ごと破裂は普通、抜けるならば神の生贄達に処されるらしい。

ガキの個性は”キョンシー”と”重力”、何故かオレの命令しか受け入れない。オレの個性は”キャラ”と”炎炎”、確かGaming worldに来た地上のニンゲンをChara（キャラ）というらしいけど気のせいだよね？欠点は時々発作が起きて発作中の記憶はない

🇨🇳「……」

🔪『シー？どうした？？…あ。』

手元を見ると卵焼きがあった。オレは食う必要が無いから全て渡している…やっちまった

🔪『まて。弁明の時間をちょうだい。いや、マジで。許さないじゃなくて、ねぇ、謝りたいだけだから。コラ！メッでしょ！可愛い女の子が眼力強くしちゃメッ！卵焼き食ってごめんね、今度殺すときになったら脳みそ渡すから許して！』

🇨🇳「う…」

🔪『マジで！？ありがと！絶対約束守る！』

こいつ…生前はどうだったか知らねぇけど少なくともお願いとか言えば聞くから関係は良好だったんだろうな…

🔪『シーはオレのこと怖いか？』

オレは発作中にどうなってるかは分からない。突然苦しくなってナニカを吐いて意識が消えたと思ったら正気に戻ったり…正直にいってオレ自身は怖い

その瞬間、シーがオレのおでこに指を当てた

シーは死体だからか痛覚もないし表情筋も死んでる。そのため、力加減と会話がド下手。オレはなんか分かるけど

🔪『？いや何？？え？自分で意味考えろって？えぇ〜教えてよ〜！』

🐇「はぁ？お二人さんまぁたイチャイチャしてるのか…バカップル、リア充爆散させてぇな…」

こいつはラビット。基本的にここの…せいしょり？をやってる奴。オレらと同じく今回の生贄で個性は”うさぎ”と”入れ替え”で、時々精神が不安定になってイカれる。ラビットはオレと違ってシーの言葉は分からないけど何も分からないオレ達の先生みたいな感じ

🔪『バカップルって何？』

🐇「周りの目を気にせず、愛情表現をストレートに、かつ過剰に見せつけるカップル。これくらい普通だから覚えた方がいいだろうが！」

🔪『シーがじゃあ辞書だって言ってる〜』

🐇「だぁれが辞書じゃい！！！あれか？動く辞書なの？俺は妖怪●ォッチに出てくる妖怪執事である別名白いう●こか！！」

🔪『●んこじゃなくてソフトクリームなら良かったのにぃ…』

🐇「しれっと妖怪辞書が食える判定されてて草。俺が食えるなら、うさぎのシチューとかにされそうだなw」

🔪『それはリクエストなの？やってあげようか？？』

🐇「だぁれが食われたいって言ったか？？逆にフォックスは油揚げとして食うからな？？？俺のこと舐めてると食べちゃうから」

フォックスは今のオレ。狐って意味らしい

🔪『食うなら心臓1000個はちょーだい！』

🐇「やだこのコ！要求が心臓って可愛くない！どうしてこんなコに…」

🔪『シーは火が通ってる死体を満足するまでだってさ。こんな子になった理由はラビットのせいでーす！』

🐇「シーも怖いって！俺？俺が悪い？？約14年間生きて経験してきた人生間違ってた？いや、俺自身クソみたいな人生ってのは知ってたけど間違ってた？？」

🔪『安心しなよ〜オレたちがイカれてるだけだし？あ、ラビット込みで』

🐇「しれっと俺の事入れるな！？こっちはお前らの武器のほうがよっぽど怖い！」

🔪『あ〜…』

オレは投げナイフ、シーが武術と斧…周りから見たら結構物騒なのか？

🔪『でもお前の方がヤバいでしょ？だって、銃とかロケランとか手榴弾使うじゃん』

🐇「効能や火薬の量によっては違うからノーカン！俺遠距離型！」

🔪『殺せば遠距離近距離もカンケーないじゃんか！それに…オレらに仇なす敵はどうせ皆殺しだ。殺るなら早くヤレ。』

🐇「わかってる！その雰囲気やめて！？怖いし、ギャップが凄い！！」

🔪『ギャップって何かをシーが聞いてるから教えてよ〜ラビット！』

🐇「俺は正式な先生ではないのだが！？」

🔪『センセー…月に代わってお仕置きしてやらぁぁ！』

🐇「ヤメテ！俺が犯罪者になっちゃう！犯罪の匂がプンプンしちゃうだろ！！！」

🔪『もうオレたち人殺しだから今更じゃねぇ？』

🐇「いや先生つけてる時点でアウトに入る」

🔪『オレが法律を変えてやる！』

🐇「どうやんの？」

🔪『まずはニンゲンを皆殺しにする。地球温暖化？を防ぐのにもニンゲン要らねぇ』

🐇「戦争でもおっぱじめるのか？」

🔪『だれかに殺られる前に自分で殺った方がいいじゃん』

🐇「そうゆうもんか？」

🔪『そーいうもんなの。シーもオレもそう思ってるから』

🐇「お前らの知識が微妙にズレてんのなんなんだ？？」

は？急に揺れた…地震かな？

🐇「船が止まったっぽいけどなんか戦闘してるっぽいねぇ…もしかしてヒーローってやつかな」

🔪『ヒーローってなに？』

🐇「あれ？2人にはまだ教えてなかったか？俺も聞いたことあるだけで実物は見たことないけど、”悪いことしてる犯罪者を捕まえてそれを功績に金儲けしてるクズとキッショイ善意たっぷりのある意味自殺願望な善人がいるとこ”」

🔪『それあってんの？』

🐇「いや、教団のやつが言ってたのを言っただけ。場合によっちゃ俺達が戦闘に参戦するかもだけど…俺らの太陽は命に変えても守る」

🔪『シーは俺の光であり、ラビットの太陽だもんね〜、指ひとつ傷つけさせない』

シーは首を傾けて分からないアピールしてるから分かってないね…そんなシーも最高！

周囲から見れば無反応だが、無意識に死体だった頃の伝わりにくいことが完全に理解してるフォックス。所謂、経験者は語る(無意識バージョン)だ

「おい！ガキどもはさっさとヒーローと戦え！でないと晩飯抜きだ！」

うわ、オレらのお世話係(オレとシーの飯)だ。もう飯の時間か…

🔪『いっただっきまーす！』

オレがナイフで飯の首を狩るのとシーの足技で飯の四肢をもぎ取るのはほとんど同時だった。そんな中、ラビットは普通のことのように戦闘準備をしている

🔪『シーは脳みそ。オレは心臓もらうね♪』

(🇨🇳)キョンシー