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城プル
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ゆ(旧「ゆゆゆゆ」)
1,088
⚠️ここから5話は、 だいぶフェチと性癖が強めですが、趣味全開で気に入ってるので自分の保存用においておきます😅
「やあ、Mowl。今日の任務もご苦労様。」
神殿の午後は、穏やかなお茶会から始まるはずだった。
「これは魔界の深層で採取された極上のハーブティーだよ。いつも頑張っている君へのご褒美だ」
赤いシルクハットをかぶった絶対の支配者・スペクター様は、いつもの完璧でどこか底知れぬ笑顔を浮かべ、湯気の立つティーカップを差し出した。
「これはスペクター様……! 滅相もございません、私めごとき配下にこのようなご配慮をいただけるなど、感骨砕身の至りにございます」
Mowlは深々と一礼し、両手で優雅にティーカップを受け取った。
愛用のモノクルを光らせ、胸の黄色いリボンを正しながら、紳士としての洗練された所作で一杯のお茶を口へと運ぶ。
しかし、その香ばしい湯気が鼻腔を抜けた瞬間——Mowlの思考は完全に停止した。
(ん……? この爽やかで、胸の奥がキュッと熱くなるような香りは……?)
「……ごくっ」
喉を鳴らしてひとくち飲み干した、そのコンマ一秒後。
「ー〜〜ッ!??」
Mowlの全身の毛根という毛根がカッと逆立った。
黒ハチワレ猫頭の内部で、花火が一斉に打ち上がったような爆発的な多幸感。
思考回路が「パチンッ!」と音を立てて弾け飛び、全身の筋肉から一気に力が抜け落ちる。
そう、そのハーブティーの正体は、ネコ科の脳を直接麻痺させ、狂乱の快楽へと叩き落とす至高の毒——
『またたび(キャットニップ)』の濃縮エキスであった。
「あ、あら……? 身体が……あたまが……ふわふわ……ふわ〜……っ♡」
いつもの重厚で渋い低音ボイスはどこへやら、口から漏れ出たのはトロトロに溶け切った情けない甘声だった。
モノクルが「ぽろり」と落ちて転がる。
両目は焦点が合わず、とろ~んと潤んでいた。
「おや、Mowl? 顔が赤いよ。お茶は気に食わなかったかい?」
すっとぼけた顔で首を傾げるスペクター様。
その膝の上に向けて、黒ハチワレの紳士(泥酔状態)が、飛び込んでいった。
「スペクター様ぁぁ〜〜〜〜っ♡♡ 好き好きにゃあ〜〜〜〜〜んっ♡♡♡」
「おっと!?」
ドシンッ!
スペクター様の膝の上にダイブしたMowl。
普段の「私めは紳士にございます」という態度を全て投げ捨て。
今や完全な「ゴロニャン状態」へと変貌を遂げていた。
「すきすきすきすきーっ♡ スペクター様のお膝、最高にゃん……っ! あったかいにゃん……っ♡」
スリスリスリッ♡
黒ハチワレの耳元をスペクター様の太ももへ激しく擦り付け、鼻先を服に押しつける。
さらに胸の奥から激しい喉鳴りを響かせ始めた。
ゴロゴロゴロゴロゴロ……ッッ♡♡
「ハハハ、Mowl、ちょっと暴れすぎだよ。まるで猫みたいじゃないか」
「猫にゃん! 私めはスペクター様の可愛い猫ちゃんにゃ〜っ♡♡♡ はにゃ〜〜っ♡」
またたびの成分が全身の血流を巡り、身体中が熱くウズウズと疼いて止まらない。
快楽に身を任せたMowlは、あろうことかスペクター様の膝の上で、ゴロゴロと転がりながら自身の下半身(股間)を、スペクター様の太ももや腰回りにと力任せに擦り付け始めたのだ。
「にゃぁ〜んっ♡ ここ、気持ちいいにゃ……っ! お腹の奥がうずうずするのにゃん♡」
ぐにゅ〜っ、すりすり〜っ♡
「おや、Mowl……君、どこを擦り付けているんだい?」
ズボン越しに伝わる、Mowlのうずく下半身の熱量と密着感。
またたびによる強烈な多幸感。
過剰に感度が跳ね上がった粘膜への摩擦。
誰の手も借りず、ただ大好きなスペクター様の膝に下半身を擦り付けまくるという自家発電(自爆)。
それだけで、Mowlの快楽は加速度的に頂点へと駆け上がっていく。
「ふぁっ♡ あ、あっ、あーーーっ♡ 膝が……スペクター様のお膝がすごいにゃ……っ! 私め…っ、このままイっちゃうにゃ〜〜〜っ♡♡♡」
「えっ、ちょっと待ちなよMowl、そこでイくのは——」
「あぁぁぁぁぁんっっっ♡♡」
ビクッ! ビクビクッ!!
誰に抱かれるでもなく、誰に挿入されるでもなく。
ただ「またたびの泥酔」と「膝への擦り付け」だけで、Mowlの背中がピーンと真っ直ぐに跳ね上がった。
前脚の肉球をぎゅっと固く握りしめ、ふさふさの尻尾を垂直に逆立てながら、Mowlはスペクター様の膝の上で自爆絶頂を迎えてしまったのだ。
「はうぅぅ〜〜〜ん……っ♡ ふにゃぁ……っ♡」
股間あたりをじわっと湿らせながら、Mowlはトロトロの笑顔のまま、スペクター様の膝の上で「ぐったり」と力を抜いた。
舌が口元からチョロと出たままである。
「……やれやれ、困った配下だね。服が台無しじゃないか」
スペクター様は困ったように笑いながらも、泥酔してピクピクと痙攣するMowlのハチワレ猫耳を「こねこね」と優しく撫で回すのだった。
その頃、廊下の影で。
ちょうどFORSAKENの報告のために部屋の前まで来ていたウェアウルフは、ドアの隙間からその狂乱の光景を目撃し、絶句していた。
(な……なんだあの変態猫は……っ!?)
普段は「私めは紳士」「イヌ科の粗暴な交合など破廉恥」と偉そうに宣っていたMowlが。
スペクター様の膝上でアヘ顔を晒し、「すきすきにゃ〜♡」と鳴きながらお尻を擦り付けて自爆絶頂している。
左の赤目をギラつかせ、ウェアウルフの狼としての独占欲と狩猟本能がグラグラと沸騰し始めた。
(……ふざけやがって。俺の突起(ノット)で貫かれた時はあんなに嫌がってた癖に、またたび一杯でそんなに淫乱になりやがるのか……)
ぐっと拳を握りしめ、ウェアウルフは静かに狼の牙を剥き出しにした。
「……Mowl。スペクター様のお部屋から出たら……その『またたび』の熱が冷めるまで、俺の部屋で一晩中お仕置き(交尾)決定だ」
自爆絶頂してぐったりと痙攣しているMowlは、自分がこの後どうなるかも知らず、ただただ「ふにゃぁ〜♡」と幸せそうな寝息を立てているのだった。