※オリキャラとバグ大キャラの方の絡みあり
※意味が分かると怖い話です
※前回は書いていて自分も怖くなったので、今回はゆるくいきます
※通報しないでください
※苦手だと思う方はスクロールしてください
※前回に続き学パロ要素を含みます
とある学園のオカルト研究部の生徒と無関係の1人の生徒が、幽霊が出ると噂の廃屋に泊まりに来ていた
霧ヶ峰那由多「いやぁ…まさかこんな廃屋にタダで泊まれるなんて、最高だねぇ」
間宮恭平「まぁ結局これは部活の内容でもあるから、せめて真面目には取り組むがな…」
秋元詩郎「(つか、何で俺も呼ばれた感じ⁇まぁいいけど…)」
彼らは、最初こそどんな幽霊が出て、どんな怪奇現象がおこるのかを楽しみに待っていたが
一時間経っても何もおきないので、とある方法を試すことにした
間宮恭平「そういえばお前達、知ってるか?怖い話をすると、幽霊がよりやすいんだとさ」
霧ヶ峰那由多「へぇ面白そ、じゃあ秋元君から話してもらおうよ」
秋元詩郎「え、何で俺?そんなパッと思いつかねえよ(笑)」
秋元詩郎「んーでもまぁ、一つ体験したことならあるけどさ」
間宮恭平「お、体験談か…それはいい資料になるな」
霧ヶ峰那由多「どんな話かなぁ、ワクワクする(笑)」
そして三人の奇妙な怪談話が始まった
秋元詩郎「これはさ、俺じゃなくて高城さんの体験なんだけど
なんか一回耳元でカサカサいう音で目が覚めたんだとさ…で、横を向いたらでっかいカマキリがいて、ビビったらしい~(笑)
それからカマキリがトラウマでもう虫はコリゴリっていう話」
霧ヶ峰那由多「なんか、最後面白い話になってない?(笑)」
間宮恭平「確かにそれはビビるけど、怖い話とまでは行かないな…(笑)」
秋元詩郎「確かに(笑)…じゃあ次は間宮くん話なよ、聞いててあげるからさ」
間宮恭平「それじゃあ部長として相応しとびきりの話をしようか」
霧ヶ峰那由多「よ!待ってましたぁ」
間宮恭平「よくある“メリーさんの電話”とか“トイレの花子さん”っていう怪談はな、
元となるのは大抵、その地域で起きた事件や事故が元となってて、
そこから妖怪が生まれてこうなったんだとさ…しかも妖怪ってのは、人間の思いを固めできていて
負の感情があるやつの近くには、どでもないから悪霊がつくんだとさ!…どうだ」
霧ヶ峰那由多「おぉ~、さっすが部長 詳しいねぇ…」
秋元詩郎「でもこれじゃ、怪談の豆知識みたくなってて怖くないじゃん(笑)」
間宮恭平「し、仕方ないだろう…!言葉での説明は難しいんだ…ってことで、次は霧ヶ峰だ」
霧ヶ峰那由多「えぇ~、あちきかぁ…んーそうだなぁ、じゃああちきも体験したことを話すよ」
秋元詩郎「今度は怖いのならいいけどねぇ」
間宮恭平「で、その体験談ってのは?」
そして那由多の順番になり、その話は始まった…
霧ヶ峰那由多「あれは確か、一週間まえくらいかな?
とある駅のホームに酔っ払いの男性が、黄色い線の外ギリギリに立ってて、
見ててずっと落ちないか凄く心配だったんだよぉ…
で、そのあと「電車が通ります」っていうアナウンスが流れて
それに驚いたのか、その酔っ払いの男性が線路に落ちちゃったんだぁ
近くにいた男がすぐ駆け寄って、引き上げようとしたけど
自分も落ちると思ったのか、手を離して男性を見殺しにしちゃったんだよねぇ〜(笑)…」
霧ヶ峰那由多「…って話!(笑)」
間宮恭平「なんていうか、とても生々しい話だな、それ…」
秋元詩郎「なんか人間の裏を見た気分…よくそんな体験普通に話せるよねぇ…」
霧ヶ峰那由多「あっははは…あちきも、できることならはなしたくなかったよ~(笑)」
それからしばらくも怖い話を続けたが、三人は結局話に飽きて、今日は解散とすることにし、
それぞれ家に帰ることになった
その帰り道、間宮恭平と秋元詩郎は
霧ヶ峰那由多のあの話の本当の意味を理解し、恐怖で立ち竦むのであった…
E N D
〜【解説】〜
最後に那由多がいった「はなしたくなかった」は、この話を「話したくなかった」ともとれるし、男性の手を「離したくなかった」ともとれます。
つまり那由多は、あの話をしたくなかったのではなく
コメント
18件
意味がわかると怖い系は普通の怪談とは一味違う怖さがあるよね~! それが出てていい〜!