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***



「んで、今からどうする?」

「え?帰るんじゃないの?」

「は!? マジで?」


坪井に手を引かれながら歩いていると、まるで手を繋いで歩いてるまわりのカップルと大差なく思えてくる。


(なんて、のぼせ上がったことを)


考えながら歩いていると、唐突に坪井に尋ねられたので真衣香は何も考えずに答えたのだけれど。


「え?だって、坪井くんも疲れてるから帰りたかったんでしょ?」

「いや、疲れてるよ!めっっちゃくちゃ疲れてるからお前みたいな可愛い女の子に癒されたいんじゃん?」


「か、可愛い?」と、思わず怪訝な顔をして聞き返した真衣香を見下ろして長身の坪井は吹き出した。


「……ぶっ、あはは! ねえ、お前さぁ。可愛いって言われて何で睨んでくるの?」

「に、睨んでなんか」

「まあ、俺からしたらさっきの不安そうな顔の方が見慣れてないしなぁ。今の目力の方が立花って感じ」


どんな感じなのかと、一瞬考え込んでいると坪井の手が真衣香の頬に触れた。


「冷た〜!お前寒い?」

「え?あ、そういえば……」


言われてから実感するようにブルっと真衣香は体を震わせた。


思えばもう11月だ。

暖かい日が続いていたせいか、冬が近づいてきてる実感などなく。

もちろん服も夏を少し過ぎた秋気分のまま、薄手のニットを羽織っていただけだった。

いない歴=年齢。冴えない私にイケメン彼氏ができました

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