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1話完結物語。

7 - 涙の味と、知らない味覚を教えて

♥

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2024年09月15日

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「 涙の味と、知らない味覚を教えて 」




ケーキバースです!!!!!!!!わんく!!!!!


brsm!!!!!!!


微R18!!!!










、扉を開け、1番に目に入った彼に挨拶を送る。





br「 、smおはよっ!! 」





本を片手に、僕へと視線を向ける姿がとても愛おしい。





sm「 ぁ、brおはよ 」






この声、この瞳、この顔、このsmがいなくちゃ僕はやっていけない。





僕はフォークで、ご飯を食べても味がしない。なんだか生きた心地がしない、というか…





、ああ、そんなことより。





br「 あ、!!僕今日は珍しく寝坊しなかったの!!!ね、褒めてーー!! 」






sm「 おー…brにしては偉いじゃん、 」





、優しい笑顔を見せるsmに、自然と口角が上がる。





br「 えへへぇ、起きてよかったな( 微笑 」







この笑顔を知っているのは、僕だけでいい。





それが僕の、生きる意味でもあるのだから。










放課後





今日はsmは部活が長引くそうで、1人で帰った。





寂しかったけど、smを困らせる訳にもいかなかったし…と、自分で自分を納得させる。





…そんな僕は、学校に忘れ物を取りに来ていた。





別に後日でもいいかと思ったけれど、提出期限が明日だったのを思い出してしまい 重い足取りで教室に向かう。







「 、っう、”っ…ぁ、う、( 泣 」





br「 、…へ、? 」





扉に手をかけたと同時に、誰かの声がした。





声、というより、嗚咽の混じった泣き声だったけど。






がらら、っ、





そっと扉を開き、その声の正体が誰かを確かめる。





僕も、多分話くらいは聞けるし…とぼんやり考えながら前を見る。







sm「 、っ、ぇぐ、っ…ずび、っ、( 泣 」







br「 、ぇ、sm…? 」












______どこからどう見ても、smだった。





雫のような涙を溢しながら、小さい子供のように泣いていた。





それも、教室全体に甘い香りが漂っているため尚更困惑する。






br「 ど、どうしたの、? 」





…できるだけ優しい声色で。恐怖心を煽らないように、全てを包み込むような、暖かい気持ちで。





smの方へとゆっくり駆け寄り、手を軽く添える。





それに驚いたsmは、とても子犬のように縮こまっていた。





sm「 、ぇ…、ぅ、br、っ、!?( 微泣 」






目を擦りながら驚く姿が可愛い、…今はそんなこと考えている場合ではないが。






sm「 、ぁ、…br、ごめ、 」






smの綺麗な目から滴る少量の涙は、シロップのような匂いがして。







br「 、…おいし、そう、( 呟 」


















気づけば、僕はsmの涙を一口味わっていた。









sm「 、は、…ぇ、??( 驚 」





瞳を大きく見開いて、僕がとった行動に理解が追いついてないsmはとても愛らしかった。






br「 、あまい、 」







smの涙は、まるで砂糖を溶かしたかのように甘いシロップのような味がした。





感じたことのない、”甘い”という感覚。口に出して言ってみたその言葉の意味は、僕の頭には到底理解できていなかった。






ということは、smはケーキだったのか…?





味覚が、舌がもっと と求めているような気がした。





その瞬間に、僕の中の何かが切れた気がした。





涙の味を堪能していると、smは困惑と、焦りと、同情を混ぜたような視線を僕に向けた。





sm「 、んねぇ、っbr?何、して、? 」





br「 ごめん、…sm、僕もう止まんないや、 」






sm「 、?っ、ぇ、!? 」




















あまい、甘い甘い口付けの音が響く。





smの口の中をこれでもかというほどに味わう。smの心臓の音が聞こえて、僕が”もう正気ではない”フォークに変わってしまったということがわかった。






sm「 っ、ん、っは、ぅ”、っ♡ 」





苦しそうに、でも、…どこか満足そうに僕に身を任せてくれるsm。





br「( 、っあっま、…♡ )」











…sm、大好きだよ、それと、僕に”甘い”を教えてくれてありがとう、♡




心の中でつぶやいた。










けっこうなぼつ


ケーキバース初めて…?かな!!!!!間違ってたらごめん!!!!!!!

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