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【ci side】
コネシマに守られながらショッピと一緒にいるであろうシャオロンのところ行く。
敵対して危なかったからなのか、ショッピはシャオロンとゾムの手によって抑えられていた。
久しぶりに見たショッピの姿はボロボロで…初めて会った時みたいに目に光なんかなくて。
ショッピは俺に気が付くと、今まで見た事ない顔でこちらを睨んできた。
sho「一応…暴れないように手は拘束した…」
「…ショッピくんには誰も傷つけてほしくないからさ、」
シャオロンは俺にそれだけ言って戦場へと戻った。
ゾムもシャオロンに着いていく。
ci「…ショッピ、」
shp「ッッ……」
ショッピの名前を呼ぶが、ショッピは返事をしないまま、俺を睨む。
前はあんなに喜んで返事をしてくれたのに…。
でも、睨んでいるけど…
どこかやっぱり助けてほしそうな目だった。
ci「……ショッピ、ごめん」
「早く助けに来てあげられなくてごめん、」
「痛い思い…怖い思いさせてしまってごめん、」
俺を睨むショッピはうんともすんとも言わず、俺をただひたすらに睨み続ける。
でも俺はショッピに話しかけ続けた。
「ショッピの気持ちに気づいてあげれんでごめん、」
「ショッピに無理じいさせてごめん、」
「でもね、俺、これからもショッピと一緒に笑いあって過ごしたいんだ」
徐々にショッピの目に戸惑いが見えてきた。
きっと混乱しているのだろう。
K国の事だからきっとショッピの洗脳の薬を飲ませたとかに違いない。
そして命令されたんだろう。
「戦え」と。
ci「ショッピはどう思っていたのかは分からないけど、俺にとってショッピはとても大切な人なんだよ」
「いつもそばにいてくれてありがとう」
きっと、ショッピの心は必死に反抗している。
…だって、本来なら手を拘束されたからと言って、襲ってくるのが普通だ。
でも、襲ってこないところを見ると……。
理性が頑張ってるんだと思う。
だから俺は……
ci「もうこれで最後でいい、救出だけさせて、?」
「それさえ終わればショッピは自由だよ、もう誰にも何にも囚われなくていい。縛られなくていい。」
「だから、頑張れ、頑張れショッピ…!!!」
きっと、今俺に出来る事はこれしかないだろう。
でも、俺のこの行動がショッピに為になったら…
そう思っていた瞬間、手を拘束され、座っていたショッピが前に倒れた。