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『運命の出逢い…』
柊翔は又あの夢を見ていた⁉️
死ぬかと思ったあの瞬間、伝説のヒーロに助けてもらった夢…
翔は銀行に用があって番号が呼ばれるまでソファーで座って待っていた。
電光掲示板に後少しで自分が呼ばれる、その瞬間である、カウンターに猛スピードで駆け寄る黒の革ジャンにジーパン姿の男が声を荒げて『これに、金を詰めろ❕いいか?妙な真似したら撃つぞ…』手に持っていた大きい茶色の鞄をドンと置き、胸ポケットから銃を取り出し構える。
カウンターに座っていた女性銀行員は、慌てて身をかがめた。翔もその場にいた客全員が悲鳴をあげる。
男は『うるせぇ…❕』と怒号、天井に銃を向けて1発撃った。
銀行員や、客たちは、更に悲鳴をあげた、翔は、口を開けたままガタガタ震えた。
『うるせぇ…つてんだろうがぁ…』男は客席にいる客に今度は銃を向けた。
翔は絶望に打ちのめされた、(このままじゃあ死ぬ…❕)と心でいう。
銃を持っている男は拳銃の引き金に手をかける、『お前らが悪い、うるせぇからだ…あの世にいきなっ』
中年サラリーマンに銃を向けて『アバヨ…』サラリーマンは目をぎゅっとした。
その時だった、恐怖におののくサラリーマンの前に突如白いパーカー姿で黒のスラックスを履いた若い男が立っていた。
誰もが驚いた、先まで居ない筈の男が急に現れたのだから仕方ない。
銃を向ける男は何がなんだか解らず驚くばかりだった。
翔やその場にいた客は唖然としたままだ、すると突如現れた男が被っていたフードを脱いだ。
『あ、皆さん脅かしてゴメンなさい…怪しい者じゃないんで…』と言った。客たちは、不思議な顔をする。
すると1人の客が神妙な顔になり、何かを思い出そうとしていた。男の客が、白いパーカー姿の男の顔を見るなり『あ、思い出したぞっ❕あなたは伝説の…』
白いパーカー姿の男は人差し指を口に当て『しー、それは言わないでねっ』と口止めをするかのように客に言った。
翔も唖然とする中でどっかで見たような気がした。
(あ、あの顔覚えてる⁉️TVで見た…伝説のヒーロー、鬼龍院昴…なぜここに)
翔が白いパーカー姿の男の顔を見ながら困惑な顔をしていると、『助けに来たのさ…』まるで翔の困惑に応えるように、その男鬼龍院昴は言った。
『何を先っからごちゃごちゃと、もういい全員まとめて死ねや⁉️』
黒の革ジャン姿の男は引き金を弾く瞬間である。
昴は一瞬消えた、『どこ行った❕』黒の革ジャン姿の男は驚く声を出した。
と、その時パッと昴が目の前に現れ男の腹に正拳突きを食らわした。
男は何も出来ずに悶絶し倒れかかる、昴は今度は膝蹴りを繰り出した。
男は完全に倒れた、辺りはシーンとしていたが、すぐさま喝采に変わった。『やったぜ❕ヒーロー、ありがとうっ…』『助かったヒヤヒヤしたわ…』等口々に客は言う。
拍手する者もいるし涙ぐむ者もいた、カウンター側にしゃがんでいた女性銀行員は、恐る恐る顔を上げた。
『もう大丈夫、こいつは失神してるさっ』昴は女性銀行員に優しく声をかけた、女性銀行員は、笑顔を取り戻し『ヒーロー、ありがとうっ…』と深くお辞儀をした。
翔は放心状態だった、そんな翔を見て昴は駆け寄ってきた。『もう大丈夫…安心して』昴は満面の笑みで翔に言った。
すると正気に戻った翔も笑みを浮かべた。
カウンターにいる銀行員の方へ身体を向けて昴は『早く警察に連絡を…』翔はワクワクしながらそのやり取りを眺めていた。そこで夢は終わり、翔は目覚めるのだった。
コメント
1件
わあ、かっこいい…!夢の中でヒーローに助けられるって、すごくロマンがある始まり方だね。銀行強盗の緊張感と、突然現れた伝説のヒーロー・鬼龍院昴の登場シーン、めっちゃ映像が浮かんできたよ。翔くんが憧れの目で見つめてる感じも可愛い…また続きでこの夢が現実になっていくのかな?楽しみにしてる!