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📍 無限城・広間
🔹 琵琶の音が響く
🔹 広間には豪華な料理が並ぶ
👹 童磨「ふぅーん、今日は珍しいですねぇ!」
👹 童磨「こんなに集まるなんて!」
👹 猗窩座「くだらん…」
👹 童磨「まぁまぁ、そんなに怒らなくても!」
👹 童磨「せっかくの宴なんですから!」
👹 猗窩座「鬼が宴をする意味があるのか?」
👹 童磨「気分転換ですよぉ!」
👹 童磨「ねぇ、黒死牟殿?」
🔹 黒死牟は黙ったまま杯を傾ける
👹 童磨「黒死牟殿~?」
🔹 黒死牟はゆっくり目を開ける
👹 黒死牟「……」
👹 童磨「えぇ~、無視ですか?」
👹 黒死牟「……無駄な時間だ」
👹 童磨「冷たいなぁ」
👹 猗窩座「興味がないなら帰るがいい」
👹 半天狗「ひぃぃ…私は帰っても…?」
👹 童磨「ダメですよぉ、半天狗殿!」
👹 童磨「せっかくの宴なんですから!」
👹 半天狗「わ、私は…こういう場は…」
👹 半天狗「落ち着きませんぃぃ…」
👹 童磨「ははは! 可愛いですねぇ!」
👹 猗窩座「お前のせいで騒がしいんだ」
👹 童磨「えぇ~? 私のせいです?」
👹 玉壺「ふふふ…」
👹 童磨「あ、玉壺殿!」
👹 童磨「何か面白いものでも?」
👹 玉壺「我が芸術的な料理を堪能するがいい…」
🔹 玉壺が得意げに手を広げる
🔹 机の上には不気味な料理が並んでいる
👹 猗窩座「…貴様の料理には興味がない」
👹 童磨「でも、美味しそうですよぉ?」
👹 玉壺「ふふ…美しいだろう?」
👹 童磨「まぁ、美しさは…うん」
👹 猗窩座「食えるものなのか?」
👹 玉壺「フン…下賤な味覚の者には理解できまい」
👹 半天狗「ひぇぇ…これは…」
🔹 半天狗が震えながら料理を見つめる
👹 童磨「まぁまぁ、食べるのも楽しみの一つですし!」
🔹 童磨が料理を一口食べる
👹 童磨「…んん!」
👹 猗窩座「どうした?」
👹 童磨「なかなか…」
🔹 童磨がしばらく黙る
👹 童磨「うん! 味は…独特ですねぇ!」
👹 玉壺「ふふふ…理解したか!」
👹 童磨「まぁ…うん!」
👹 猗窩座「……」
👹 半天狗「ひ、ひぃぃ…」
🔹 半天狗はそっと料理から距離を取る
🔹 黒死牟は興味なさそうに黙っている
👹 童磨「黒死牟殿も食べます?」
👹 黒死牟「……不要だ」
👹 童磨「ですよねぇ!」
👹 童磨「まぁまぁ! 宴は始まったばかりですし!」
👹 童磨「もっと楽しみましょう!」
👹 猗窩座「くだらん」
👹 童磨「そんなこと言わずに!」
🔹 童磨が酒を注ぐ
🔹 黒死牟は無言で杯を受け取る
👹 童磨「おお、受け取るんですねぇ!」
👹 童磨「ってことは、楽しんでるんじゃないですか?」
👹 黒死牟「……」
👹 童磨「図星?」
👹 猗窩座「……」
🔹 猗窩座は呆れたように目をそらす
👹 童磨「ははは! いいですねぇ!」
👹 童磨「やっぱり宴はこうでなくちゃ!」
🔹 童磨が杯を掲げる
👹 童磨「それじゃあ、乾杯!」
👹 猗窩座「……フン」
👹 黒死牟「……」
🔹 上弦の鬼たちの宴は、まだまだ続いていく——。
🔚 (次章へ続く)