オリジナル暗黒童話(多分)
勇者気取りの殺人鬼
1487年
1つの大きな村に、悪人が現れた
悪人は、人を襲い、家の金を盗み、子供を奪って売り飛ばし、若い女性を連れ去り、自分の子供を宿し、その子も売り飛ばし、経済を回している連中だった
その中に一人の男の子、、、
カールと、言う、、、
カールは、売り飛ばされる子供としていた
売り飛ばされる子供はおよそ、10〜15あたり
抵抗するにできない年頃の子ばかりだ
カールは14歳だった
カールは頭がよく回転が速いことから、
ここからの脱獄を計画する、、、
それをみんなの前で打ち明けた
すると、カールが思っていた反応とは違かった
みんな、無理だと否定するのだ
やってみなくちゃわからない、、、
カールは勇者に憧れていた
もし、、、この囚われている人たちを、救うことができたら、どんなに褒められるだろうか、どれだけの人を救えるだろうか
考えるのが楽しかった
そう考えているうちに、早く助けてあげないと、と言うことで
すぐに決行することにした
いままで、悪人がいない時に部屋を探検した、これまでの知識をうまく利用して、出口を見つけた
そこを使って脱出して
成功
するはずだった
誤算だった、裏出口にだってみはりはいる、
周りからいろんなことを言われる
もう、脱出しようとしていると、バレているはずだ
最終手段
相手を
殺す、、、
カールはこの中で1番運動神経のいい奴に殺しを頼んだ
そいつは運動神経がいいだけで戦力にはならないガリガリだった
すぐに殺された
周りは絶句
カールは女を売った
男と女がヤってる時に女に殺すよう頼んだ
成功
だが、やはりバレている、ほかのところのやつも加勢してくる
当たり前だ
なんとしても勝たなければ
みんなを救う、勇者になるために
犠牲を払いすぎた
子供は数人失い、女は男にヤられ、ぐったりしている
でも、みんなを救うことができる!
みんなに呆れられてばっかりだった僕がこれだけ活躍できたんだ!褒められるに決まって、、、
子供 お前!こんな犠牲が出るなら!脱出しない方がましだ!
カール な、なんで?ほとんど生きてるじゃん
女 もう、、、こんなんになるんだったらついていかなきゃよかった、、、
女 こんな仲間の血を被るなんて、、、
女 全部!あんたのせいよ!
カール なんで、、、みんなを助けたのに、、、
子供 犠牲がいるんだ!なんのメリットもねぇよ!
カール 、、、は?
カール もう、いい、お前らなんて、、、
僕は、、、認められたいだけだったのに、、、
もっと、、、役に立たなきゃ、、、
もっと、、、救わなきゃ
別の村に行って、困っている人を、、、
助けなきゃ
カールが行った村ではちょうど、悪党が村で騒いでいるところだった
人を殺したようだった
助けなきゃ
走って向かっていった、
悪党の男が子供女の子を盾にしたがお構いなし
一緒に殺した
これで、この村は安全
周りから怒号が飛び交う
なぜ少女も殺した!
平和を保つためなら、犠牲が必要
ケガを負ったものがいるぞ!
僕の周りは危険なのに、近くにいたのが悪いんじゃないか
また、、、
誰も認めてくれない
もっとだ、もっと、、、
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと、、、
人の役に立たないと、、、
勇者は難しいんだ、、、
そのあと、僕は悪いことをしたやつを片っ端から片付けた
金を盗んだやつ
人のものを盗んだやつ
ものを壊したやつ
子供を泣かしたやつ
とにかく、自分が悪いと思ったことをしたやつを殺して続けた
その数、、、
5000人
もう、誰も、何も言わなくなった
認められたんだと思った
そのすぐに、国の偉い人が来て
僕の死刑を決定した
なんで、、、僕は、、、人を、、、人に、、、認められたくて、、、
気づいた時にはもう、遅かった
取り返しがつかないことをやり続けていたんだと、、、
死刑場で思った
これじゃあもう、、、
勇者気取りの殺人鬼じゃないか