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突然相方から電話が来た。
余命宣告されたって
でも自殺するって。でも俺はもう大切な人を失いたくない。
黄ちゃんに生きてほしい。
黄視点
病気に負けて死ぬのは嫌です。僕は宣告された時、頭が真っ白になりました。
まだ生きたかったなんて思う自分もいるし楽になれるんだって思ってる自分もいます。
あぁ。これが…望まれた世界なんだな。
僕は“生まれたその時から”愛されていなかった。
『ねぇねぇ、かぁさん、.ᐟ』[ッうるさい。]『…お誕生日おめでとう。』「ありがと。」
3日後
[あ、来年は二度と花なんか渡してくんじゃねぇぞ]『ッ!!』
って感じ。愛されてなかったし。別に好きなものなんてなかったし。
外を見ると花が綺麗に散ってる。果たして僕は、あの花のように“綺麗”に死ねるのかな。
僕はそれが不安で仕方ない。
赤は1人で活動やっていけるのかな。心配しなくてもいっか笑
でも僕は。同じ風景を見て、死を待つだけ。
僕をみんなと同じように、この世界を見せてくれた紫くんにもう一度お礼を言いたい。
『もしもし、紫くん?仕事あけちゃってごめんね』【え?全然大丈夫!】『えへへへありがとう…』
【ねぇそろそろ聞いていい?なんで今電話してきてると、休んだのか?】『余命宣告された。』
【えっ?】【嘘はやめてよぉー黄ちゃんったらー】『嘘じゃなくて、。僕その前に死のうと思う。』
【え?!】『ありがとうを言いにきた。ありがとう』僕は電話を切った。
通話越しでもわかる。紫くんが驚いて、泣いてたのを___
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続き楽しみにしてます!