テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
生放送が無事終わって新年になって数時間後、僕はようやく家に帰ってお風呂に入りベッドに入ったところでゆっくり眠る···はずだったのに、ここ最近引っかかることがあって上手く眠れないでいた。
「最近の元貴わけわかんないし···」
わからないのは元貴の言動だった。
最近やたらとスキンシップが多い。
腕を組んだり手を掴まれたりなんていうのはもう日常的で、後ろから抱き着かれたりお尻を撫でられたりなんかもある。
「りょうちゃんのおしりってむちむちで可愛いね」とか「うなじあんまり出さないでよ?えろい」とか「いい匂いがするね」とか···もうそんなことの毎日だ。
この前はドラマの台本を読んでたのに膝の上に座って奪い取るわ「キスシーンの練習しとく?そんなドラマの話は受けないけど」なんて冗談なのか本気なのかわかんないこと言って若井の前で本当に顔を寄せてくるし。
毎日毎日本当に飽きもせず、しかもたまに誰もいない時にこっそりと頬にキスしたり手を絡めてくるのもなんともいけないことをしてるような気持ちにさせられる。
そのたびに僕は反応に困ってしまうし、手のやり場にも困るのだ。
前に抱きしめられて背中をなであげられた時は思わずゾクッとしてしまい、お返しとばかりに背中に触れると気に食わなかったのかズボンの前の方を撫でて「りょうちゃんって意外とおっきいね」なんて言われて思わず変な声が出た。
とにかく終始そんな感じで僕の心も体もドキドキしている。
「いったいなんなんだよぅ···」
「なぁに?りょうちゃん」
「えっ?!元貴?」
「ふふ、なんでそんなに驚くの?ずっとこうしてたのに」
「···なんで裸!?僕もっ?えっ、ちょっと、どこ触って···」
さっきまでベッドで1人だったのにそこには元貴が居て2人とも間違いなく裸だ。
だって僕のそこと元貴のそこが触れ合ってるのがわかるし、しかも元貴の手は直接僕の胸を撫で回しているから。
「なんでって愛し合ってるからじゃない?ほんとかわいい···」
「こんなっ、元旦に?!実家に帰るとかは?ねぇ、なんでっ」
「紅白帰りにそのまま実家に帰ったから今日はりょうちゃんの家でゆっくりしていい?って聞いて受け入れたのそっちじゃん···ほら、そろそろ黙って···」
元貴が胸をぺろぺろと舐めて手が下半身に伸びる。もう何も身につけてないからされたい放題、更に元貴のが硬く当たっているのがわかって体が熱くなる。
「あたってるから···なんで、やだ···」
「興奮してたらこうなるのは仕方ないじゃん···ってりょうちゃんのも固くなってるよ?ぬるぬるだし♡」
「うそ、やぁ···ちょっ、さきっぽさわらないでぇ···!」
「優しくするから···いっぱい気持ちよくなってね」
「ぁっ、そんなところ、むり、ぁぁっ···!」
胸をちゅぅちゅぅと吸いながら器用にその指は動いて僕のなかにぬちゅ、と入ってくる。
そんなところに受け入れたことなんてないのに痛みはなく気持ちよさだけ感じて目を閉じた。
「ぁっ、やだ、元貴···っ、へんになる···」
「もっとヘンになっていいよ···明日はおやすみだからいっぱいしようね」
被っていた毛布を落として元貴のそれが丸見えになる。手慣れた様子でゴムをつけると優しくキスをくれた。
さすがの僕でもわかるよ、これからどうなるかなんて···!元貴の胸元に手を添えて少しだけ抵抗してみる。
「元貴···ほんとに?」
「うん···りょうちゃん大好き。気持ち良くなろうよ···」
少し低く囁かれる声。
軽くキスされる唇は柔らかくて気持ちいい。
じゃあ、いいかぁ。
元貴が僕のこと好きならそれで。
こくん、と頷いて手を背中に回すと元貴は嬉しそうに笑って僕をぎゅっと抱きしめた。
「りょうちゃん···」
「元貴···いいよ····」
ピピピッ、ピピピッ···
「なにぃ···今いいところ·····え?」
ぱち、と目を開けていつも通りスマホの触りアラームを止める。
「······ゆめ?」
そこはいつも通りの部屋、もちろん僕は1人でちゃんと服も着ている。
「······嘘でしょ、これが初夢?」
リアルな夢、しかもあんな内容の夢を見るなんて···!
元貴のせいだ、何もかも。
あんな中途半端にされたおかげでパンツの中が苦しいし少し濡れているのが気持ち悪い。
元貴を恨みながら仕方なく着替えて仕事に向かう。どんな夢を見たって生配信に遅刻するわけにはいかない。
「りょうちゃん明けましておめでとう〜」
にこにこと笑ってすっぴんの元貴が僕に抱きついてきた。
···さっきまでもっと凄いことしてたんだからといつもより動揺は少なくて済んだ。初夢を頭の中遥か遠くに追いやって配信をこなして帰ろうかと言う時、元貴が僕の側に来て僕と手を繋いだ。
「りょうちゃんさすがに実家は帰らないでしょ?俺、紅白終わり帰ってたからさ、これから一緒にりょうちゃんちでゆっくりしたいんだけど···だめ?明日休みだし」
まるでどこかで聞いたような話だ。
これってもしかして初夢が正夢になっちゃったりするやつ?
「···いいよ、その代わりに僕の初夢叶えてくれる?」
「うん、いいよ?···どんな夢見たの?」
「···やっぱりいい、言わない。帰ろ···」
「えー!気になるから!あとで教えてよー!」
いいから帰るよって纏わりつく元貴を連れて僕の家に一緒に帰る。
その夜、ちゃんとお泊りの用意をしていた元貴にしつこく聞かれて少しだけ話してしまった僕の初夢は正夢になった···夢で見た以上の甘さと濃密さをもって。
コメント
17件
私も💛ちゃんのうなじが好きです🤭 この❤️くんに激しく同意します!笑
なんて初夢だ。幸せすぎる💗
💛ちゃんの初夢✨ドキドキしてるのが伺えて可愛かったです。正夢になるのも❤️💛 新年に素敵なお話ありがとうございました🥰