処女作です。このアプリの使い方にあまり慣れていないのでおかしなとこありましたらコメント等でご指摘頂けましたらと思います
設定
自己解釈設定かなり多い為地雷の方はブラウザバック
🇵🇼→🇯🇵のほのぼの純愛
付き合う等の直接的な描写はありません
日本 ⤵
2700年弱生きてる。時代に合わせ旭日旗等の模様が描かれた布を顔に覆って過ごしてきていた過去がある
現在は素顔の日の丸社畜姿が定着。
大日本帝国 ⤵
日本の息子的立ち位置。大戦期の日本を代表していた化身
日本を「母上」と呼び慕っている
※ウチのカンヒュに性別の概念はあんまありません。強いて言うなら皆総じて♂寄りです
パラオ ⤵
日本に初恋した子。今作の視点主
日本の優しい笑顔が大好き
⬇大丈夫な方はこのままスライド⬇
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パラオ_side
それは戦争が当然のようにあった時代
ボクが、あのヒトに委任統治されてた時代
ボクは、あのヒトの笑顔を見て
一目で恋をしたんだ……!
《回想》
パラオ「ナイチ〜!!」
日帝「!パラオか……どうしたんだ?」
パラオ「あのねあのね!ボク、ナイチと遊びたいの!」
日帝「あぁ……すまないパラオ。今日は外せない用事があってだな…」
パラオ「そっか……じゃあまた今度なら良い?」
日帝「嗚呼。勿論だ。」
いつも通りの事。ボクがナイチ……もとい、大日本帝国の元へ足を運んでた日のこと
ボクは今まで色んな国に支配されてきた過去があるんだけど、その中でもナイチは良くしてくれた
インフラ整備をしてくれて、ボクと仲良くしてくれた
ボクはそんなナイチが大好きだった
だから良く、構ってもらおうとこうして遊びたいとねだる事があったんだ。この日は、用事があってダメって言われて少し落ち込んでたんだけど
その時にね
???「おや……貴方が日帝の言っていたパラオさんですか…」
パラオ「えっ……?」
突然、誰かが声を掛けてきたんだ。ボクの知らない声
ナイチの声でも無い。ボクは思わず、その声のする方向を向こうとしたんだ
するとね
日帝「母上……!」
パラオ「ハハウエ……?」
ボクよりも早く、その声の主に反応をしたのはナイチだった。ナイチ、凄く嬉しそうな顔をしてた
ハハウエ…ってなんだろう。この時のボクはまだナイチの言葉をよく理解してなかったから、その言葉がピンと来なくて
とりあえず、そのヒトの方を見たんだ
???「日帝…貴方、パラオさんに私が来ることを言っていなかったんですか?」
日帝「申し訳ありません母上…パラオに直接会いに来るとは思っていませんでしたので……」
???「もう……委任統治領の様子を見に来るのですから、パラオさん本人の様子も見に行くに決まっているでしょう? 」
そのヒトは、ナイチと親しげに話してた
そのヒトはナイチより少し背が低くて、ボクやナイチが着ている服とは違う服を着ていた。あとからナイチに聞いたけど、それは和服と言うらしい。ナイチの国の伝統衣装らしい
顔には……ナイチのお顔と同じ模様が描かれた布を付けてて、表情がよく見えない
唯一わかるのは、頭に動物みたいな耳が付いてたんだ。腰の辺りには、尻尾もあった
パラオ「えっと……」
日帝「あぁすまないパラオ。このお方は私の母上だ」
???「日帝…それでは伝わらないでしょう」
話についていけなくて、困っていたボクを見かねてか、日帝は説明しようとしてくれてた
でもボクには上手く伝わらなくて、それを理解してたのかそのヒトは、ボクのすぐ近くまで歩を進め出したんだ
日本「初めましてパラオさん。私は日本と申します。彼……日帝の…親のようなモノです。よろしくお願いしますね?」
パラオ「親……」
目の前まで距離を近づけては、ボクを怖がらせないようにする為かそっとしゃがみこんで、優しい声音で自己紹介をしてくれたそのヒトは、日本って名前らしい。
ナイチの親……らしい。
そのヒトは声が高くて、ボクが言えた事じゃないけど、ナイチより細身だったんだ。力の強いヒトが少し握ったら、簡単に折れちゃいそうな
パラオ「日本…さん?」
日本「ふふ……日本、で構いませんよ。日帝のように親しい呼び名でお願いいたします」
そのヒト……日本は、とても優しい声で、そう言ってくれた。今までの国は、ボクをヒトとして扱ってすらくれなかったのに
ナイチも、日本も、ボクにヒトとしての最低限の…いや、それ以上のコトをしてくれる。心が暖かい
その時、いきなり風が吹いてきたんだ。タイミングをはかったかのような、強風が
日本「おや……」
パラオ「……!」
その時、日本の顔についてる布が、風に吹かれて一瞬だけ浮いたんだ。それで日本の顔が見えた。
優しい顔をしてた。とても綺麗で、美しくて
赤い瞳をしてた。ナイチに似てるけど少し違う、キラキラと輝いた艶のある赤い瞳が
ボクは、それを見て胸がキュウ……ってなるのを感じた
パラオ「…?……??」
分からなかった。その時はコレがなんなのか、ボクには分からなかった
日本「では…私はそろそろ帰りましょうかね。」
日帝「母上……もう行ってしまわれるのですか」
日本「ええ。今の国の代表は貴方ですし、私が表に居続けるのは良くないでしょう」
日本「それに…貴方とパラオさんの様子もしれましたから、充分です」
もう、帰っちゃうの?
待って、嫌だ。ボクもっと、貴方とお話したいの
パラオ「あ、あの……!」
日本「…?どうしましたか?」
パラオ「ぼ、ボク……日本と遊びたい…!」
日帝「なっ…パラオ。いくらなんでもそれh」
日本「良いですよ」
日帝「母上……!?良いのですか…??」
日本「まぁ……たまになら、良いでしょう。」
パラオ「わぁ……!やったぁ!日本!何して遊ぶ!?」
日本「ふむ…そうですねぇ。では───────」
その日はとても楽しい一日だった
日本は帰らなきゃならなくなるその時までずっと付きっきりで遊んでくれた
また会えたら……って思ってたけど。
《回想終了》
日本は、戦争で忙しくなって、その日以来ボクのところに来る事はなくなっちゃった
ナイチも、ボクを戦地から逃がす為に、酷いことを言って突き放して、そのまま。
でも、2人とも生きてるんでしょ?
今日会える……って聞いたんだ。
だから、此処で待ってるよ。日本、ナイチ
早く来て。ボク、あの時よりも沢山成長したんだよ
大きくなったボクのこと、沢山褒めて欲しい
それに、ボク……日本にも、ナイチにも伝えたいことがあるんだ
あの日伝えられなかったこと。
今日こそ、伝えたいんだ
だから……
???「パラオ……!」
パラオ「………!────────!!」
嗚呼、会いたかったよ
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閲覧THANKS
コメント
2件
神作品過ぎませんか … ??? 少し … ほんの少しだけでいいので 文力 分けてください (( 🤛 パラ日 意外と少ないので 助かりました🙏