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⚠ 固 定 夢 主 .
苦 手 右 回 っ て 下 さ い
群青の空が広がる中
地上では醜い人間たちの争いが起こっていた
乱射する敵軍の戦車
銃弾の音が鳴るたび
叫んでいた声が敵味方関係なく消えていく
戦友たちの死体が荒れ果てた地を満たしてた
死んだ後ですら
戦車も人も無情に彼等を踏んでいく
過ちを何度犯したか
何度謝ったか
人類はきっと今後も変わらない
変わっていくのは武器の性能と人の憎悪のみ
そんな血で染まりきった地上の上
空で行く宛の無さそうな鳥が飛んでいる
ええなぁ、鳥は気楽で
自由に飛べる翼があれば
俺やってどこへでも行けるのに
「あぁ…俺にも鳥みたいな羽があればなぁ…ボソッ…」
mb「おいロボロッ!次突入するぞッ!」
「……お前は馬鹿馬鹿しいと思わんのか?」
mb「はぁ”ッ?!おまッ!今の状況をみろッ!」
mb「前線に出てった一般兵はほぼ壊滅ッ!その中には俺達の顔見知りも多くいたんだぞッ!」
rbr「おん…知ってるよ、み~んな神さんのために見投げ出したんや…」
rbr「死に方も選べず…国に騙され死んでいく。」
mb「頼むロボロッ…今は喋ってる時間なんてないんだよッ!」
rbr「どうしてや?俺は家族もおらんし、大事な仲間は全員死んでった。」
rbr「俺が戦ってたんは国の為でもないし神さんの為でもない…」
mb「こんッッの…!薄情者めッ!ここで戦うのをやめれば国にいる女性や子供はどうなるッ!」
rbr「あんなぁ”ッ…そんなもん知らんよッ…俺とは関係すらない赤の他人やんッ…」
rbr「関係のないやつを守るほど…俺は正義の味方やないんよ…」
mb「ッ!!」
rbr「悪いけど俺はここで逃げる」
rbr「もうこんな軍は懲り懲りや…ダッ!」
mb「ロボロぉ゙ッ!!!」
銃弾と仲間の叫び声が止まないなか
心を無情にして走り続けた
どこへ行こうかなんてあとで決めよう
片手にサンドウィッチと地図を持って
時に色んな人と出会って話そう
そんな夢の中のような旅をする
それでいいじゃないか
それがいい
そう思ったときだった
戦地の端っこの方に
荒れ果てた地には似合わない白いものが見えた
でも何故だろう
それに疑問を浮かばせるより
凄く輝いていて美しいとしか思えなかった
rbr「ちょっと…見に行くくらいやったらええよな…タッタッ…」
走ってきた方向からは
これから死んでいく戦友たちが震えているのだろう
死ぬことは恐怖だ
たとえ神の為といえど
生きたいと思う
でも俺は逃げた
今は俺はそれすら気にせず
目の前の美しいものに魅入ってしまった
rbr「思ったより遠いなッ…タッタッ…」
近づいてくると見えるのは
綺麗な明るい茶髪の髪と
純白のワンピース
そしてよくよく見たら
戦場にいるはずのない華奢な少女だ
rbr「こんなところでッッ…!おいッ!何しとんねんッ!」
rbr「こんなところにおったらは死ぬぞッ!」
思わず必死になって声を上げる
でも死んでいるのか
返事は何も返ってこない
rbr「クソッ…!ダッ!」
rbr「おいッ!お前こんなとこおったら死ぬってさっきかッ…らッ…」
そこにある光景は
この世のものとは思えない光景だった
翼だ
綺麗な真っ白な2対の翼
少女の背中にはそれがついていた
何処へでも飛んで行けそうな
rbr「ッ…ほんッ…もんなんかッ…?スッ…」
「……ぅッ…みッ…ず…」
rbr「ッ!!」
rbr「ここは危な過ぎるッ…肩貸したるから歩ける化ッ?」
言葉の代わりに首を縦に振る
そして肩をもった瞬間だ
羽根のでかさから考えて
重いだろうと思ってたのとは違い
本当に持っているのかと思うほど
まるで幽霊のように
rbr「(とにかく今は運ばなッ…!」