TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



「お前、さっき緊張してた? 狙ってる奴いなかったの?大丈夫?」

「え!? ね、狙って……とか、そうだね。うん、緊張してたから狙うどころじゃなくて」

「あはは、ならよかった」


よかった。と、笑顔を見せる坪井に何がよかったのかと聞く前に。

店員の男性――先程坪井がマスターと呼んだ男性が静かにカクテルを差し出した。


「あ、やっぱマティーニきた」

「そ、それは美味しいの?」

「お前カクテルあんまり飲まない? ジンベースだから甘くはないけど」


坪井はすでに口につけた小さなグラスを真衣香に差し出す。


(こ、断ると、子供っぽいのかな)


悩んだ挙句に、顔を寄せ差し出されたグラスに少し口をつけた。


「あ、ほんと。少し苦いというか辛い?」

「あはは、苦手っていう女の子多いよな。お前のは甘いだろ?そっち飲みな」

「う、うん……」


(結局笑われたや)


心の中で愚痴て、それを飲み込むようにカシスオレンジを口に含む。

ビールよりも格段に飲みやすい。

loading

この作品はいかがでしたか?

48

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚