拝啓，大嫌いな君へ　　????×????

「はぁ…めんどくさ……」ﾎﾞｿｯ

「おっと聞かれてた？まぁしょうがないよね〜」

「それで…？今日はあいつについて紹介するんだっけ？」

「う〜ん…まず何から話そう……あいつは…そうだなぁ……とにかく明るいよね。あと、努力家だよ。気持ち悪いくらいのね…」

「そのせいでぶっ壊れたちゃうんだから…ほんと馬鹿だよ」

「……本当に嫌いで………大好きだったな…」

「っあぁ、あくまで大好きは昔の話だからね…？！今はただウザったらしいよ」

「最近はすれ違うことが多いし、…”生きたい”なんて思ってる時点で僕とは合わないよ」

Q，あなたと✗✗✗✗さんはどちらが不幸だと思いますか？

「え……？」

「そう…だな……あいつには悪いけど…多分僕だよ」

「そもそも、”死にたい”僕と”生きたい”あいつじゃ土台が違う、生きたいなんて思える環境なんだから…どちらの方が不幸かなんて一目瞭然でしょ？」

「…まぁ、生きたいのに生きれない辛さは僕には分かんないけどね……」

…ありがとうございました

「急に呼び出してどーしたの？」

「あっ…確か、あいつについて教えるんだっけ？」

「…〜あいつはねぇ、頑張り屋だよ…でもわけのわからないとこで頑張ってるよ、…あとはそうだねぇ〜、人前では凄い明るいかなぁ…裏は結構ネガティブだけどね…？…結構精神参ってるみたいだし…頑張るのはいいと思うけど、そのせいで自分を壊すなんて馬鹿だよ」

「でも…昔はそんな面含めて大好きだった……」

「今は憎たらしいけどね…？」

Q，あなたと✗✗✗✗さんはどちらが不幸だと思いますか？

「……っ…」

「、…多分…きっと、僕……だよ」

「…あいつは生きれる環境にいるのに、”死にたい”なんて思ってるんだから…生きたかった僕のことなんて分かんないだろうね」

「だからこそ…きっと、僕の方が不幸だって信じてる…」

「……なんであいつがそんなに死にたいかなんて僕には分かんないけど…」

…ありがとうございました