◆ご本人様とは一切関係ありません。
◇誤字脱字等ありましたら教えて下さると嬉しいです。
◆書き始めたのが秋だったので季節感違うところがあります。
◇会話文多めです。
♤♠︎♤♠︎♤♠︎
「…ないこがトばないん久しぶり?」
「今日はお前があんまり暴走しなかったから」
「ちょっとは暴走してたんや」
「…揚げ足取りのまろ。それくらいが気持ちいから別にいいし……」
「なにそれ、可愛いやん」
「うるさい。」
「あ、照れた?」
「照れてない」
疲れているからテンションがいつもより数倍低いないこ。声も少し掠れている。
でも不機嫌なわけではないからずっと手を握られていじられてる。
ないこは俺の手が好きらしい。この前珍しく酒が入った状態でぼろぼろ俺の好きなところを長々と語ってくれた。さすがに照れたし惚れ直した。
「…ねぇ、」
「ん?」
「三角チョコパイ食べ行こうよ。明日」
「、ふは、wええよ。食べいこか」
重々しい雰囲気で何を言うかと思えば三角チョコパイ。そういえば今日CMをきらきらした目で見ていたのを思い出す。
「明日も寒いんやって。そろそろ冬服出さんとな」
「まろ、足長いからロングコート似合うよ」
「そう?嬉しいなぁ。ないこも似合うと思う。明日冬服も買いいく?」
「!行く!!」
「ん、じゃあはよ寝ないと」
「やだ、もうちょっと…」
「んふ、ええよ。話そっか。」
最近2人とも忙しくて行為はもちろん会話すらまともになかったから流石のないこも寂しかったんだろう。
直接感情を伝えてくれる事が少ないないこがこう言ってくれる事が嬉しくて頬が緩くなるのが分かる。
「何ニヤついてんの」
「べっつに〜?」
「ん………まろあったかいね」
なんとなく抱きつきたくなって後ろから抱きしめるとわざわざ体の向きを変えてこちらを向き目を合わせられる。
目合わせるん苦手なのに…珍しい。
「まろ湯たんぽだから……」
「んん……キスマ、」
「…、つける?」
今日は珍しい事続きだ。明日は雪でも降るかな。
「うん、つけるからまろもつけて」
「はいはい…w今日はわがままな気分なん?」
「別に……。ん…ッ」
「…、……ついた?」
「んん…あんまり。お手本見してよ」
「ん〜…」
そっと頬に手を添えて優しく口付けをする。
「んむ…ッ」
「なんで口にすんの、」
「なに、そんなにキスマ付けて欲しかったん」
「ん…」
「まろ口にちゅーの方が好き〜〜」
「まろのものっていう印つけてほしかったんだもん…」
「………今日どしたん」
いくらなんでも素直すぎではないだろうか。怖くなってきた。
「別に何も。」
「…不安になったん?」
「……」
「図星〜?ほんま可愛ええな」
何日もまともに会話してなかったらそれは不安になる。気づけなかった俺の落ち度だ。
「…もう寝る」
「あら、拗ねちゃった。おやすみのちゅーしないん?」
「……ん」
「ふは、はいはい。おやすみないこ」
素直に目を閉じて、いかにもキスされるの待ってますという顔をしたないこが可愛くて笑ってしまう。
今日はわがままな恋人が機嫌を悪くする前に頬に優しくキスをした。
コメント
4件
好きすぎてやばいー
不安になったときとお酒が入ったときだけ素直になる桃くんめちゃくちゃ可愛いです…🙏🙏言葉少なに甘えてるのも可愛いです!!!!!!!