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23 - 第二幕 第五章 王女の涙、刃の雨

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2025年08月13日

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「第二幕 第五章 王女の涙、刃の雨」
 兵士たちが波のように押し寄せる。

 ラシードは槍を振るい、あなたとセレスティアは左右から援護する。

 赤い水晶灯の光が刃に反射し、まるで血の雨が降っているかのようだった。


「ラシード! 王女を!」

 セレスティアが叫ぶ。


 彼は刃を弾き、一直線に壇上へと駆け上がった。

 軍服の男が剣を構え、ラシードの行く手を遮る。

「護衛隊長殿。お帰りを歓迎しよう」

「その口を閉じろ!」


 激しい火花が散る中、あなたは兵士の一団を引き付け、セレスティアは星の輝きを放つ短剣で背後から援護する。

 だが、壇上では別の戦いが繰り広げられていた。


 アミーナ王女はラシードを見つめ、唇を噛んだ。

「来ないで……私は――」

「お前を置いていけるか!」

「違う! 私は……民を守るために、ルナと契約したの!」


 その声は、剣戟の音を突き破って響いた。

「この国は干ばつで滅びかけていた。ルナは水を与える代わりに……私を人質に取ったの」


 ラシードの手が一瞬止まる。

 その隙を突き、軍服の男の剣が彼の肩を裂いた。

「ぐっ……!」

 鮮血が床に散る。


 だがラシードは倒れず、槍の柄で相手の顎を打ち上げた。

「それでも……俺はお前を救う。契約なんか、俺たちが叩き壊してやる!」


 王女の瞳から、抑えていた涙が溢れた。

「……ラシード……」


 その瞬間、セレスティアの声が響く。

「今! 壁を破る!」

 星の光を帯びた短剣が柱を裂き、外光が大広間に差し込む。

 光を背に、あなたたちは王女を奪い、宮殿からの脱出へと走り出した――。

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