『こ、子分…!』
「ああ!そんで俺様が!親分だ!」
『お、親分…!』
子分と親分って…何だか凄いな!
『じゃあ…親分!よろしくね!』
「…ホワホワ…」
ポンッポンッ
『…!またっ』
「子分!俺様に捕まれ!」
『あっ…!うん!』
「猪突…猛進!」
『きゃあっ?!』
ポンッ
『〜〜っ!』
親分に捕まっているといつの間にか…外にいた
「おい子分!鬼の気配がするぞ、気をつけろ!」
『…!確かに!気をつけるね!親分!』
親分の言う通り鬼の気配が微かにする…
『…?善逸くん?』
「あっ!みのりちゃん〜!!!」
『わっ…!善逸くん…生きてたんだ!』
「みのりちゃん〜!」
「あ?」
「って何だコイツ?!?!」
『あっ…この親分は【嘴平伊之助】!』
「お、親分…?」
『それより、善逸くん…鬼の気配がするんだけど…』
「えっ?えっ?!?!鬼の気配?!まだすんの?!?!」
「なあ子分!あの箱から鬼の気配がするぜ!」
親分が手を突き出した箱は…
炭治郎くんが背負っていた箱だった
『…!あれって!』
「あっ…確か炭治郎の…」
「猪突…猛進!」
『あっ待って親分!あれはダメっ』
「あ?何でだよ」
『あれは…友達の大切な箱だからっ』
「子分!あれは鬼の気配がするぜっ!」
『だ、だけど…!』
「猪突猛進!」
『あっ!』
親分が…箱に刀を突き刺そうとした…
瞬間だった
『…善逸くん…!』
「っお前っ!」
「おらおらあ!どけっ!」
『親分っやめてっ!』
「みのりちゃんっ俺の事はいいんだ…」
『っだけど!』
どうしよう…っ善逸くんが箱を庇ってるから善逸くん助けられないし…っ親分は体格的に絶対引き剥がせないし…っそれに…っ
「うっ…ううっ…」
さっきの男の子もいるっ
わたしはどうすればっ
「あっ…!」
『炭治郎くん…!』
「…炭治郎…」
「俺…守ったよ…」
「お前が…」
「これ…」
「命より大事なものだって…」
「言ってたから…っ」
『…っ!』
もう…体格差なんて気にしないっ
わたしも止めないとっ
せっかく皆に希望を届けられたんだから!
「早くどけ!このクズが!」
『!親分!』
「ハッ…!」
「お前諸共…!串刺しにしてやるっ」
「やめろ〜!」
炭治郎くんが親分に頭突きを食らわせた
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