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注意書きと言う名の前置き⬇
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今作品はNem様「嗚呼、素晴らしきニャン生」を元に作っております。
その為1度原曲を聞いてから閲覧する事をおすすめ致します。
⬇「先後輩」キャスト⬇
メイン:ショッピ
サブメイン:コネシマ
(敬称略)
ショッピ⇨グルッペンの飼い猫
コネシマ⇨野良猫
となります。
閲覧後の文句は一切受付けておりません。
今作品は”腐”ではありません。
その為CPコメント等を確認次第こちらで対応させて頂きます。
ご了承ください。
最後に
上記を読んだ上で大丈夫な方のみスクロールしてください⬇
コネシマside
初めて来た街。
初めて乗った屋根。
初めて見るもの。
全てが好奇心を煽るこの場所はとても魅力的で何日居ても飽きない。
そんな素晴らしい場所で貴方を見つけてしまったのだ。
この世で1番華麗な貴方を
気がついたら君が居る家の窓に来ていた。
どうやって行ったか何て覚えて無い。
ただ”貴方と話したい”それしか考えずに向かった。
すると君も気づいて近ずいてきた。
遠くから見ていた為気づかなかったがどうやら男らしい。
だが女性と張り合う位の魅力を感じる。
「とても素敵な毛ですね」
窓越しに君に言った。
すると君は言われ慣れているかのように
「ありがとう」と言って軽く流した。
見れば見る程貴方の瞳に吸い込まれてゆく。
「こんなにも月が綺麗なんです。
僕と一緒に外へ出て来ませんか?」
と誘ってみる。
だが貴方はそれに頷かない。
よく見ると首にオシャレな首輪を付けているでは無いか。
飼い主に大切にされているのであろう。
だが”それ”が君を縛っているのなら僕がそれを噛みちぎって自由にしてあげましょう。
私は外の楽しさを熱弁した。
魚をくすねて海辺で食べる事。
鳩を追いかけて何も考えずに走り回る事。
時間など気にせず何時でも屋根の上で日を浴びながら昼寝をできる事。
外には素敵な仲間たちが沢山いる事。
数え切れないくらい語った。
貴方がこの手を取ってくれるまでずっと待ってます。
何度だって迎えに行きます。
ずっとこの街に居ますから。
だから私と一緒に「外へ飛び出しましょう」
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ショッピside
初めて見る猫を見つけた。
どうやらこっちに向かって来ているようだ。
気になって窓に向かう。
まるで獲物を見ているような目で俺から視線を離さない。
「とても綺麗な毛ですね。」と言ってきた。
今までに何匹も此処に来て皆口を揃えてこう言う。
だから俺は「ありがとう」とだけ言った。
すると君は引き下がらずに
“私と一緒に外へ出ないか”と言ってきた。
また随分と変わった猫だ。
生憎俺は飼い主様が居るから外には出れない。
いや、出る気もさらさら無い。
だから頷かず話を聞いていた。
そしたら貴方は外の魅力を語り出した。
最初は”長くなりそうだな”と思っていたが聞いている内に話にのめり込んで行った。
外とはそんなに素晴らしい物なのか。
もの心着いた時から人に世話をされてきた俺にとっては想像も出来ない話だ。
“自由に走り回る”なんてこの家じゃ絶対出来ない事だ。
だが同時に外への不安も出てくる。
外を歩いている時車に轢かれないだろうか。
お腹が空いた時直ぐにご飯を食べれるのか。
等色々頭に浮かんできた。
思考が纏まらない内に貴方は「また明日此処に来ます」と言って夜の街に消えていった。
言った通り今日も来た。
今日は昨日言っていた外に居る仲間について話してくれた。
〜〜は餌をよく横取りしてくる だとか
〜〜が屋根から滑り落ちた だとか
外の事を教えてくれた。
俺も初めて聞く事に興味を持ちの会話が弾んだ。
「私はいつかずっと北へ旅をして”オーロラ”というものをこの目で見ることが夢なんです。」
と言った。
初めて聞く単語が沢山出てきた。
1つずつ聞いて言った。
北 はとても寒い場所らしい。
雨では無く 雪 という物が降るんだとか。
オーロラ は空にあるらしい。
雲の様に中に浮かんでおり綺麗に光って居るんだとか。
説明があらかた終わった後貴方はこう呟いた
「そこに貴方が居たらどれだけ素敵か…」
これはきっと独り言なのだと思う。
俺も一緒に北 へ旅をしてみたいと薄々思っていた。
だけど飼い主様を家に1人にする訳にはいかずまた断った。
すると貴方は分かりやすく しゅん としまた夜の街に消えて行こうとした。
俺は思わず引き止めた。
もう来なくなってしまうのでは無いか、もう貴方の話を聞けなくなる と思ってしまい。
「明日もここに来ていいから…
何時でも待っているから」
と言った。
すると君は嬉しそうに喜び駆け足で屋根を渡って行った。
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あとがき
(興味が無い方はスルーして貰って構いません!)
初めて曲パロと言うものをしたのですが如何だったでしょうか…?
お風呂に入って居る時ふとこの曲が頭に流れてき、「先後輩で書いたら中々良いのでは?」と言う浅はかな考えで書きました。
ショッピ君はグルッペンさんに大切にされている自覚がある分”外へ出る”事への抵抗は凄いんでしょうね。
それと同時に”外に出たい”と言う気持ちも日に日に強くなり困っている。
みたいな感じでしょうか…?
思いつきで書いているので設定があまり無いので💦
あとがきはこれくらいにしておきます。
それでは次回もご贔屓に。