テラーノベル
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次の日、快晴はだった。
ドイツ
ドイツ: フランス、今日の天気は?
フランス: 晴れのち雨。だから雨具は必須だね
ドイツ: 雨か…幸先が悪いな
フランス: まぁまぁ、始まったばっかりだし、気にしすぎない方がいいよ。それよりイタリアは?
確かにまだイタリアがいない。集合時間はとうに過ぎている。
ドイツ: また寝坊か?
フランス: かもね
ドイツ: はぁ…
フランス: 気長に待とうよ
本当に幸先が悪い
イタリア
イタリア: Ciao!
ドイツ: 二時間の遅刻だ
イタリア: ごめんなんね。あれ?フランスは?
ドイツ: 十分前にナンパしに行った。もうそろそろフラれて戻ってくるだろう
なぜ俺の周りには時間にルーズなやつしかいないんだ…
フランス: あ、イタリア。来たんだね
イタリア: Ciao~♪
フランス: Salut
イタリア: ナンパはどうだったんね?
フランス: 見ての通り惨敗だよ…
イタリア: ドンマイなんね
ドイツ: 行くぞ、二人とも
最初にどこに行くかは既に決めていた。フランスとイタリアのどちらに行くかで揉めると思ったのだが、フランスが「イタリアが言い出したことだから」と譲っていた。
イタリア: 始めはピッツァとパスタなんね
イタリアの掛け声と共に俺達は旅を始めたのだった。
イタリア
(やっと出かけられるんね!ドイツもフランスも楽しみにしてたんね?)
ioはウキウキの気分でお店に行く。途中で野良猫を触ろうとしてドイツに怒られたり、フランスがイギリスの愚痴を言ってたりなんだかんだあったけど楽しかったんね。
イタリア: 着いたんね!
市街地から少し離れたところにあるピッツァのお店。ioのお気に入りのお店なんね。
イタリア: 二人ともワイン飲むんね?
ドイツ: あぁ、折角だからな
フランス: じゃあ僕も
ioはピッツァとパスタとワインを注文する。
#トドヒュ
472
日奈
554
コーギーズ💫
116
ドイツ: イタリアはなぜここを知ったんだ?
イタリア: 散歩してたら着いたんね
フランス: イタリアらしいね
ドイツ: 相変わらずだな
イタリア: それがioなんね
そんなことを話してる内に店員さんが来て料理を運んできたんね。どれもこれもアツアツで美味しそうなんね。
フランス: やっぱりこういうのは本場に限るよね
ドイツ: そうだな。旨そうだ
イタリア: そうなんね!そうなんね!
フランス
ドイツとイタリアは昔から仲がいい。分かってたけど妬けちゃうな…悪気はないんだろうけど…僕の邪魔しないでほしいなぁ…
フランス: イタリアはさ、本当にピザが好きだよね
イタリア: ピザじゃなくてピッツァなんね
フランス: ピッツァね
イタリア:そうなんね
僕達はご飯を食べながら他愛もない話をした。僕達は国の位置も近いし、EU加盟国だから話がよく弾むんだよね。
フランス: 最近、イギリスがさ~
ドイツ: まだ言ってるのか。それ
イタリア: 三回目くらいなんね
フランス: だってさ、あの偽英国紳士には腹が立つんだもん
イタリア: そうなんね?イギリスも面白いんね
フランス: それは君が皮肉を皮肉とも受け取ってないからだよ…
ドイツ: 同感だ
イタリアの鈍感さに呆れつつもかなり楽しい時間が過ぎていった。お会計はもちろんドイツ、と一応僕も払っておいた。ドイツに奢らせるのも何かと面倒そうだからね。
お店を出た後、小さな広場にやって来た。ご飯を食べただけで解散とか寂しかったし。
フランス: この後どこか行く?
ドイツ: 確かに決めてなかったな。イタリア、どうする
イタリア: じゃあioの家でホラー映画見るんね
ドイツ: またあれか?結構グロいだろ。フランスはそういうの大丈夫なのか?
フランス: ドイツが言うくらいグロいの?
ドイツ: あぁ、かなりな
イタリア: そんなにグロくないんね
フランス: うーん…僕も見ようかな
イタリア: 分かったんね
そうしてイタリアの家でホラー映画を見たけど、僕はこの選択をしたことを後悔することになった。
コメント
1件
イタリアの「ピッツァなんね」に可愛らしさが詰まってて、思わず頬が緩みましたね。フランスがイギリスの愚痴を三度も言ってるあたり、国民性がにじみ出てて楽しい。ドイツが奢り役になってるのも、なんとなく納得の配置。ホラー映画の選択を後悔したフランスのオチも、ほのぼのとした余韻を残してくれました。この三人、すごくいい距離感です。