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バグで四季凪が2人になるお話です。
セラ凪ですが、凪x凪要素あります。苦手な方は逃げてください。
設定はいつも通りゆるいです。
ピーピーピーッ♪
朝、スマホのアラーム音が鳴った。
「う、うーん….もう朝か」
四季凪はアラームを止め、眼鏡をかけた。
今日は1日自宅で作業をする日だ。
溜まりに溜まった仕事を片付けなければならない。まずは何から手をつけるか、スマホで締切の確認を始めた。
「おはようございますアキラ」
「ああ、おはようございま…..」
思わずあいさつを返してしまいそうになったがふと我に返り四季凪は固まった。
自分は一人暮らし、もちろん昨夜は誰も泊めていない、なのになぜ自分以外の人間が。
声のした方を見ると、そこには自分がいた。
「…..え?私?」
「はい、しきなぎです」
顔も声も自分そっくりだった。誰かの変装?寝起きどっきり?様々な思考が四季凪の頭を巡った。
「おまえは誰だ!?」
「落ちついてください、確かにこの奇妙な現状を理解しろというのは無理な話ですが」
ピコンッ♪
すると四季凪のスマホから通知音が鳴った。
「アプリのバグで俺たちライバーに何らかのトラブルが起こるかもって言われたんだけど、凪ちゃん平気?」
セラフからのメッセージだった。
さすが相方。自分が困っているときはいつも助けてくれる。
四季凪は少しホッとした。
「あなたはここにいなさい!私が言うまで部屋から出るなよ」
「はい、わかりました」
四季凪はもうひとりの自分にそう言うと
寝室のドアを閉じ、鍵をかけた。
その頃セラフはスマホを見つめ、四季凪の返信を待っていた。
ポコンッ♪
「とりあえず早く私の家に来てください」
四季凪からの返信だった。
「あー、やっぱりか。何があったんだろ」
セラフはすぐに四季凪の家へ向かった。
ピンポーン♪
インターホンを鳴らすとすぐにドアが開き、四季凪がセラフを招き入れた。
「それで?何があったの?」
「こっちへ来てください」
四季凪は寝室のドアを開けた。
「おやセラ夫。こんにちは」
もうひとりの四季凪がにっこり微笑んだ。
「え?凪ちゃん?」
「朝起きたら私がもうひとりいました」
「えー何それおもろい」
セラフは少し楽しそうに2人の四季凪を見比べた。
「おそらく例のバグのせいでしょうが、まさかこんなことになるとは」
「バグが治ったらこっちの凪ちゃんは消えちゃうの?」
「さあ?そうなんじゃないですか?」
「凪ちゃんたち、ちょっと並んで座ってみて」
セラフは2人の四季凪をベッドに座らせた。
「なんであなたは楽しそうなんですか」
「いいじゃんこんなこと滅多にないし」
「まあ慌てても仕方ないですし、いいんじゃないですかアキラ」
四季凪は自分と瓜二つの人物がこうして目の前にいることになんとも複雑な心境だった。
「….アキラもうちょっとこっちに来てください」
「な、なんですか?」
四季凪は恐る恐るもうひとりの自分の側に寄った。
ちゅっ♡
四季凪は突然頬にキスをされた。
「//////〜〜っ!?」
「うふふ、かわいいですね」
「うわぁ、こっちの凪ちゃん大胆////」
セラフは目をキラキラさせながら言った。
「おまえなあ!喜んでんじゃないよ!」
「アキラこっち向いてください」
ちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、ぴちゃっ
四季凪は口に舌を入れられ、深いキスをされた。
「んぅっ////」
「んっ、なかなかいい反応ですねアキラ」
四季凪はすぐさまベッドから立ち上がりセラフに抱きついた。
「…..セラ夫、キスしてください」
「え?」
四季凪はセラフをぐいっと引き寄せキスをした
くちゅっ、ちゅくっ、ちゅるっ
「ん、凪ちゃん….どうしたの?///」
「私はあなたとしかキスしたくありません!
自分そっくりな奴となんて冗談じゃない!///」
「アキラはセラ夫とラブラブなんですね♡」
もうひとりの四季凪は2人を愛おしい眼差しで見つめていた。
「せっかくですし3人でします?」
「え?3人?」
「いいねえ」
「おまえ何言ってんだコラ」
「じゃあここは俺がしてあげるから、そっちの凪ちゃんはそこやっていいよ」
「ふふっ、わかりました」
「てめえ!何勝手に決めとんじゃ!」
そして四季凪はセラフともうひとりの自分にたっぷり愛される1日を過ごした。
夕方になりバグが修正されたとの連絡を受けた時には突如現れたもうひとりの四季凪は消えていた。
「結局あの私は何者だったんでしょう」
「さあ、3人でしたあと起きたらもういなかったよ」
「…..まったくなんで自分に抱かれなきゃいけないんですか最悪です」
「俺はおもろかったけど♡」
セラフは嬉しそうな顔をしていた。
「やかましいわ!おかげで今日は何も作業できなかったじゃないですか!」
「まあまあ、バグだったから締切のばしてもらえたじゃん」
「….はぁあ、今日は徹夜確定ですね」
「ねえ、もう1回しよ」
「…..あなた今の話聞いてました?」
「だってちゃんと2人だけでしたいじゃん?」
セラフは四季凪を抱き寄せ額にキスをした。
「……1回だけですよ/////」
「やったー♡凪ちゃん大好き」