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ng「ッゲホ、ゲホッッ」
血を吐いたアキラは、ちらりと外を見やり歯を食いしばった。
ng「ふう…さて、ヒーロー。今回は一体何を私に見せてくれるんです?」
口の端から流れる血もそのままに、アキラはヒーローに問うた。
それを見て、リトとカゲツは一歩、後ろに後退する。
恐ろしいほどの執念を感じた。
kgt「アンタを捕まえて、平和を取り戻します」
ng「そうですか、なら私は貴方がたに×されるんですね?」
kgt「…え?」
rt「そうはいってないですが?」
ng「でも、そういうことでしょう?平和にする、ということは私たちのような犯罪者、あるいは社会に馴染めず争いの火種となるものを×してしまうということでしょう?」
kgt「そ、れは」
rt「カゲツ、いい。聞くな」
カゲツを後ろに庇うようにリトが前に立つ。
アキラは怯えるわけでもなく、ニコニコと笑いながら話を続けた。
ng「いや、素晴らしいですねぇ。私たちを×して、平和を取り戻すんですものね。なら、私たち…いや、私は己の平和を守るために必死にならせてもらいますよ。」
カチ、となにか音がする。
ハッとしてあたりを見ると、銃口が2人……いや、3人を狙っていた。
ng「死なば諸共、ですかね」
―――
tt「う”ぅ”…」
目がチカチカして頭がぐらりと揺れる。
耳もろくに聞こえやしない。
けれど、ここで倒れている暇はなかった。
tt「らい、くん…」
ri「大、丈夫、まだ、俺は…」
膝を叩いて立ち上がり、しっかりと前を見据える。
もうすでに、敵の姿はなかったが、かすかに聞こえる音を頼りに二人は建物内へ突入した
階段を下っていくにつれ、歌声だけでなく、別の音が聞こえてきた。
まるで時計の針が刻むような…………
ri「っ、まさか!」
雲雀がいるであろう部屋の戸を勢いよく開ける。
眼の前にあったのは、1秒1秒刻むたびに大きくなっていく時計。
そして
ri「ひばにい…!!!!」
血を吐いて倒れ伏し、涙を流しながらも歌うことをやめない雲雀がいた。
ri「どうして、そんな…」
彼らがやろうとしていることに、なんとなく察しがついているのであろうライは、顔を歪ませる
tt「雲雀さん!!」
イッテツは雲雀に駆け寄り、抱き起こす。
hb「ッ!!」
それですら苦痛になるのか、小さく声を漏らした。
ri「貴方たちがやろうとしていることに、そんな、そこまでして、命をかけてまで、やる必要はあるんですか…?」
――
kn「アハハハハッッ!!ねえ、セラ、まじで最後かもね!!」
sr「んふふ、そう、だね」
何の攻撃も受けていないのに血を吐き、弱っていきながらも、奏斗は笑った。
だって、血を吐く原因は自分にあるのだから
最後に、仲間といれるのは幸せだったから。
セラフは笑いながらも涙をこぼした。
これで、最後だと思いたくなかった。
でも、後輩を傷つけた。
kn「なあ、るべ。お前の持てるすべての力で僕らをぶちのめせよ。お前ならできる。だから僕らの相手を任されたんでしょ?」
rb「っ!!」
気付かれていた。
だが、だからといって手加減する必要はない。
rb「後悔しないでくださいよ?」
kn「何言ってんの?人生は後悔してなんぼなんだから」
sr「それに、俺等が後悔するのはもう最後だから。」
優しく笑ったその顔は、嬉しいような、寂しいような。
心情を正しく読み取ることはできない。
パキンとショウの顔が欠けていく。
大きな宇宙が広がって、奏斗とセラフの視界は段々と黒く染まっていった。
sr「ねえ、奏斗」
kn「なに?」
sr「ありがとう。ここまで一緒にいてくれて」
kn「僕も同じ言葉を返すよ。………ごめんな、大役を背負わせて」
二人は宇宙へ呑まれた。
――
ng「ハハハハッッ!!!!!!!どうしたんです?私を倒すんでしょう?」
rt「ウ”ッ!!」
kgt「リト!ぅわっ!!」
その部屋では、いくつもの銃弾が飛び交っていた。
アキラの仕掛けた銃たちが、一斉に火を吹き止むことがない。
ng「電気は対策されているでしょうから、今回はこちらで我慢してくださいな」
さほど大きい部屋でもないため、弾が跳ね返ったりなんだりでうまく避けられない。
それはアキラも同じであるはずなのにいくら撃たれようとも笑みを崩さなかった。
どうせ最後なら、すべてを笑ってやろうと、そう思った。
ng「ねえ、ヒーロー。私にだって譲れないものの1つや2つあるんですよ」
弾に身体を撃ち抜かれながら、血を吐きながら、アキラは言葉を紡いでいった。
ng「貴方がたは平和を守る。私はあいつらを…仲間を守ります。気持ち自体は貴方がたと何も変わりませんよ」
rt「それ、でも…!!」
kgt「それでも、誰かを傷つけていいことにはならん」
ng「ええ、そうです。だから私は罰を受けています」
kgt「え?」
ng「罪の重いものから死んでいく呪い…。さて、人を傷つけることを正当化したのは一体誰でしょうね」
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😭😭😭😭😭