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🫧想美🎐🍏
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#イケメン
蒼乃 月
31
足音は、どんどん近づいてくる。ひまりが振り返るより先に、
「…なにしてんの」
低い声が落ちた。
蓮だった。
空気が止まる。
莉央は顔上げた瞬間、ぐしゃって顔歪めた。
「……なんで来たの」
掠れた声。
蓮は泣いてる莉央見て、少し眉寄せる。
でも何も言わない。
それが余計つらかった。
「ずっと待ってたのに」
莉央がぽつって言う。
涙がまた落ちる。
「ずっと待ってた、 来るかもって思ってたし、蓮くんが遊び人なの知ってたけど、」
蓮は黙ったまま。
誰も動けない。
莉央は少し笑った。
苦しそうな笑い。
「わたし、自分だけは少し違うと思ってた、 でも全然違ったね」
蓮が少し目伏せる。
その反応だけで、莉央は全部わかってしまったみたいだった。
しばらく静かになって。
それから蓮が、小さく言った。
「……ごめん」
美咲が目を開く。
蓮がちゃんと謝るの、珍しかった。
でも莉央はすぐ顔逸らす。
「今さら 謝られても、もう遅いし」
蓮は何も言い返せない。
涙拭きながら続けた。
「中途半端に優しくするくらいなら、最初からしないでほしかった」
その言葉、静かなのに重かった。
蓮は何も言い返さない。
莉央はもう蓮見てなかった。
小さく呟く。
「なんか、疲れた」
そのまま歩き出す。
蓮の横通る時、一瞬だけ止まった。
「ちゃんと大事にしなよ」
掠れた声。
それだけ言って、そのまま行ってしまった。
足音が遠ざかってく。
静か。
重い空気だけ残る。
美咲は壁にもたれたまま、小さく息吐いた。
誰も喋らない。
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