テラーノベル
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sik「 」のみ 他の人 名前+「」
本文中にキャラクターの死亡描写が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
マナくんが亡くなってから数日が経過した。ここ数日は雨が降っている。空が悲しんでいるようだった。彼の死は大きなショックだったようで大体の人が塞ぎ込んでいる。かく言う俺もその一人だ。マナくんが亡くなった時近くにいた二人が心配だ。ロウくんは平気そうにしているけど実際は悲しんでいるし、くやしがっている。カゲツくんは…ずっと引きこもってる。彼の部屋からはどす黒いオーラがでている。無理もない。俺が着いた時、カゲツくんの目の前にマナくんが倒れてたのだ。友達の死を目前として正気なやつはいない。彼は今なにを思っているのだろう。ふと、時計を見る。見回りの時間だ。精神的ショックが大きいのか、ここ数日で病気が進行している人が増えた。
まず、ウェンくん。頬の絆創膏からはみ出るくらい鱗が出ている。頬の他にも軽くだか手や首辺りに鱗がではじめている。
次に、リトくん。処置室に行く回数が多くなっているのにも関わらず、身体から少し放電している。彼の病気は感情によって進行度が変わる。早めに気持ちを落ち着かせなければ。
次に、ロウくん。彼は他と比べて軽い方ではあるが、進行しているように思える。少しだけ身体が少し透けて見えるような気がする。これは気のせいだと思うが。そして物音も小さくなったような。
最後に、カゲツくん。彼が一番酷くなっている。彼の病気はリトくん、ロウくんと同じで精神的なものが深く関係している。今の彼は正直いって危ない。部屋の外にまで闇が漏れ出している。このままだと…
この四人を重点的に見ながら、見回りに行こう。
とりあえず先にライくんとるべくんを見に行った。ライくんはマナくんと一番仲がよかった子だ。彼はとても強い子だった。死を悲しんでいる。けど、いつまでもウジウジしてたらいけないと分かっていた。そして前を向いていた。悲しさを感じさせないくらい真っ直ぐだった。るべくんはいつも通りのようなそうじゃないような感じだった。ボーッとしている。話を聞いているのかいないのか。少し前に言ったことも忘れかけているようだった。本人は大丈夫と言っていたが少しだけ不安だった。
四人の中で最初にロウくんの様子を見にいく。
コンコン
「ロウくん、見回りに来たんだけどちょっといい?」
その問いかけに答えるように部屋の扉が開いた。扉を開けてくれた彼の顔は、いつも通りのポーカーフェイスだったが、どこか疲れと涙のあとがあったような気がした。
kyng『どうした?』
筆談ノートに書かれる。
「いつもの経過観察と…話しにくいかもだけど、あの日のことを」
ロウくんは表情を変えず、『わかった』とだけ書いて部屋に入れてくれた。
『とりあえず、俺の視点だけだがいいか?』
そうノートに書かれる。
「もちろん。話してくれることにとても感謝している。」
『ok』と書いて彼は続きを書き始めた。
『テツも見たかもしれんが事件が起こる前俺は植物園で昼寝をしてた。そこにはライとカゲツ、そしてマナがいた。途中ライが充電しに行くって言う会話は聞こえた。』
『それからちょっとした後に、マナの苦しむ声と、カゲツの騒ぐ声がして起きたら窒息してたっていうわけだ。俺じゃなんも出来ないからテツを呼びに施設内を走って合流っていう流れだな。』
ロウくんは淡々とノートに書いていった。
『なんでそうなったか詳しいことは分からん。すまん、』
「いや、大丈夫だよ。ごめんね思い出させて。ありがとう」
やっぱり詳しいことはカゲツくんに聞くしかないか…、けど今の彼はマトモに話せるだろうか。とりあえず次はリトくんのところに行こう。その次ウェンくん。最後にカゲツくんの順。
「ロウくん、ありがとう。俺は次リトくんのとこに行くから何かあったら呼んで。」
『おう』
その会話をして俺は彼の部屋から出ていった
kyng「ッフーーッ…」
音のない呼吸がもれる。
「やばくないか…?」
彼の部屋の扉を触った瞬間強い静電気がバチッときた。けどまだこれぐらいなら耐えられる……
コンコンッ!
「リトくん!入るよ。」
静電気を我慢して扉を開けると、苦しそうにしてるリトくんの姿があった。
「ちょっと!大丈夫!?」
部屋の隅に縮こまって全身痛そうにしている。急いで処置室に連れていこうとする。けれど彼は手を振り払う。
usm「アッ、ごめん…フー、けどテツが感電ッしちゃうッ…フーッ」
彼は本当に優しい。辛い自分より相手を尊重する。けど今は彼に甘えられない。無理矢理引っ張って処置室に連れていく。
usm「ッテツ!痛いだろッ、早く離せよ!感電するぞ!大丈夫…ッフーフー、自分で行けるから…」
「無理だ!今のリトくんじゃ一人で歩けない!何かによっかかりながらなら行けるかもしれないが、君は絶対それをしない!」
「お願いだ!俺を頼ってくれよ !」
usn「ッ…!」
「誰も迷惑となんざ思っていない!君たちを助けるのが俺の仕事だ!」
そう言って処置室までダッシュで行く。
usm「ごめん」
処置室で放電し終わった彼が言う。
「なんで謝るんだい?」
usm「だって、テツを傷つけたし!迷惑かけた…」
「…さっきも言ったが、誰も迷惑だなんて思っていない。君は優しすぎるから、そう思ってしまうのかもしれない。けどこっちとしては迷惑上等!だって俺も迷惑かけてるからな!お互い様だよ。」
usm「…ッふw」
「あ゛ーー!何笑ってんだよ!」
usm「いゃw何も、…そっか、頼ってもいいんだな…」
「!…ああ、そうさ!ドンと来い!」
usm 「…ありがとな」
急に感謝され少し照れくさくなる。何照れてんだよ!と弄られながら処置室を後にする。
彼を部屋に送り届けている途中皆の部屋の方向から
kgt「……っ、うるさい、何も言わんで……!もういいから!もう無理、無理なんや……! ほっといてって言ってるやん! 僕を一人にしてよ!!」
というカゲツくんの怒鳴り声が聞こえた。
あとがき
初めてAIからじゃないコメントきてHappyHappyです。次は誰が亡くなるのか。予想しながら読み進めてってください。
コメント
3件
kyngらへんが苦しそうだった...大丈夫なのか...? 続きも無理しない程度に頑張ってください!応援してます✨️
うわっ、第7話読んだ…。マナくんが亡くなってからのみんなの様子、すごく生々しくて胸にきた。特にカゲツくんの閉じこもり方と、部屋からどす黒いオーラが出てる描写がヤバい。リトくんとの処置室のシーンで「迷惑上等!お互い様」って言うテツ、めっちゃいいやつじゃん…。最後のカゲツの怒鳴り声で「次どうなるんだ…」ってなった。続きめっちゃ気になる!