目を覚ますと。翔太はまだ夢の中。俺に抱きついたまま。俺は目の前の可愛い唇に、キスをした。
💙「……んっ。照」
💛「おはよ」
💙「おはよ……」
まだぽやぽやしている。
この寝起きの翔太がたまらん。いつも起きる決心をつけるまでが一苦労だ。
💙「んー?てか、俺、泊まったの?」
💛「うん」
💙「なんでだよ、今日、現場遠いのに」
💛「そうなの?」
💙「やらかしたわ、急いで帰らねぇと」
💛「あーあ。終わっちゃった」
💙「何が?」
💛「いえいえ、こっちの話」
💙「しくった。今何時?」
もうすっかり翔太は覚醒したらしい。眠りからも。催眠からも。時刻を見たら、まだ朝の3時。
💛「何時に出るの?送るよ」
💙「ここを4時に出りゃ間に合うかな。よかっ」
俺は翔太に深いキスをくれた。
慌てた翔太が離れようとするが、無理やりに舌を入れて、くちゅくちゅと口内を犯す。
やがて諦めたように、翔太がキスに応えてきた。
💛「昨日さんざん我慢したから、やらせて?」
💙「いつ我慢した…?」
💛「んふふ。忘れちゃったの?」
💙「わけのわからんこと……をっ」
手を翔太の前へと滑らせる。滑らかに上下しているうちにそこはゆっくり勃ち上がってきて、たまらず翔太は腰をくねらせた。
💛「可愛かったなあ、昨日の翔太」
💙「あっ、ちょっ、あっ……」
💛「でも子供には手を出せないからさぁ……」
💙「あんっ……」
💛「1回いく?」
無言で赤い顔で頷く翔太。
手で強めに上下運動を繰り返すと、蕩けたような目になり、射精した。下着の前がびちょびちょだ。
恥ずかしがって抱きついてくる、大人の翔太ももちろん可愛い。
俺は翔太の後ろを解し始めた。
四つん這いにして、ピンク色の蕾を舐める。ぴちゃぴちゃとわざと音を立ててやると、恥ずかしがる翔太の腰が何度か跳ねた。挿入する場所にも、俺自身にもローションを塗り込んで、ゆっくりと繋がる。
じわじわと狭い入り口が広がっていく感覚がたまらない。翔太も悩ましい声を上げ始めている。
💛「気持ちいい」
💙「はあ、はあ、あんっ、そこ……いい」
後ろから何度か突き、律動を早めていく。
翔太の声も俺の腰の動きと連動して大きくなっていく。
俺自身がイキそうになる前に、翔太の身体を反転させて、前から深く突いた。俺の腹に、翔太のものが当たる。キスをしながら、思いっきり、イッた。
💙「出る……っ」
時間差で、俺の腹に、翔太の放出したものが、かかった。
すっかり汗だくになった、翔太の髪を撫でながら、抱きしめる。
💛「超気持ちよかった…」
💙「ん………はぁ……」
快感の余韻に浸っていたら、翔太にどけ!と怒られ、さっさと押し除けられ、翔太は急いでシャワーを浴びるなり、またな!と言って慌ただしく帰って行く。
時計を見たら4時半。
思ったよりかかってしまった(笑)
送ってやれなかったし。
それでも俺は幸せな気分で、二度寝した。
後日。
🩷「ねえ、照!翔太、大丈夫だった?」
💛「うん、朝には元通りだった」
🩷「えっ、お前ら朝まで一緒にいたの?」
💛「いや…まあ。あんな翔太ほっとけねぇだろ」
🩷「ふーん?」
💙「何の話だよ」
翔太はすっかり忘れていたが、この話を誤魔化す方がはるかにめんどくさかった。
そしてしばらく、唯一の成功体験に味をしめた佐久間が、翔太に催眠をかけようとするたびにガードするのが大変だった。
催眠術は、人を信じやすい純粋な人間ほどかかるみたいだから、翔太はやっぱりピュアで可愛いんだなと思ったけど、こんな褒め方はややこしくなるので黙っておいた。
おわり。
コメント
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ふへ…ふへへへへ 最高✨ごっつぁんです