テラーノベル
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【注意事項】
こちらの作品は、実在する方々のお名前と、一部容姿をお借りした二次創作作品です。
公式様方と一切の関係はございません。
また、こちらの作品には
・学パロ
・年齢操作
が含まれています。
そして何から何まで捏造です。
誤字脱字などありましても、暖かい目で見守っていただけますと幸いです。
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「なぁなぁ」
「ん?」
「”妖怪五不思議”って知ってるか?」
「何それ。てか七不思議じゃねぇのかよ」
「それ思った」
「んで?何なんそれ?」
「いや噂で聞いただけなんだけど」
−−
昔のある日、この学校に通っていた5人の男子生徒が、放課後の校舎に忍び込んで遊んでいた。
だが、5人は帰らなかった。
いや、”帰れなかった”。
5人は旧校舎にいた。
夜が明ける数時間前、「そろそろ帰ろう」と誰かが言う。
5人は出るため、新校舎に移るための廊下を歩いていく。
しかし、そのとき、古くなっていた廊下が崩れてしまったのだ。
5人は崩れてきた板などに敷かれてしまい、身動きが取れなくなってしまった。
そしてそのまま−−−
運が悪かったのか、それとも5人への罰なのか、それは未だ分からない。
5人は帰れなかった。
正しく言うと、”5人”ではなく”4人”なのかもしれない。
奇跡的に、1人、ただ1人だけ、助かったのだ。
だが、怪我は酷く救急車に運ばれた。
旧校舎侵入の件については、4人が亡くなってしまったこともあり、不問にされた。
そして、彼は約半年間入院した。
怪我が治り、退院の日。
彼は病室にいなかった。
医師たちは病院内を探しまわった。
その後、彼は見つかった”らしい”。
病院の裏で、死体として。
死因は飛び降り自殺とされた。
彼は頭から落ちたようで、顔がぐちゃぐちゃになっており、原型が残っていなかったそうだ。
それから学校では、五つの不思議が起こるようになった。
一番目は、「後付の足音」
廊下を歩いていると、後ろから1人分の足音が聞こえてくる。
後ろを振り返っても、誰もいない。
自身が止まれば、相手も止まる。
自身が早く歩けば、相手も同じ速度で歩く。
二番目は、「独り弾きのピアノ」
ふとしたとき、音楽室からピアノの音色が聞こえる。
音楽室に入っても、誰もいない。
だが、ピアノに被さっていた布は下に落ちており、椅子も引かれている。
三番目は「理科室のもう一人」
理科室に置かれている人体模型。
毎夜、人体模型の前には、人が一人立っている。
目が合うと、自身が人体模型にされてしまうとか。
四番目は、「写り込む生徒」
掲示板に提示されるものなど、写真を撮ると、隅の方に一人、知らない生徒が写っている。
その生徒の顔は、黒く塗りつぶされているように靄がかかっており、誰も見たことがないという。
五番目は、「夜の生徒」
月の出ている夜の日、2-4の教室に行くと、一人の男子生徒が窓際の席に座っている。
亡くなってしまった友人を、ずっと、ずっと、待っているのだ。
決して喋りかけてはいけない。
喋りかけるとあの世に連れて行かれてしまうから。
−−
「ひぇー」
「見つかった”らしい”って何?」
「ほらあれだよあれ。顔がぐちゃぐちゃすぎて原型残ってないって言ったじゃん」
「あー…本当に本人か分かんなかったってこと?」
「そうそう」
「折角生き残ったたんだから、そのまま生きればよかったのに」
「まぁな」
「もったいねぇー」
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