【前回のお話】
ショウマ「お前の暴行を、ここで止める。」
ハウンド「答えは『お前らを倒す』だぁーッ!!!」
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(ストマック社にて)
シータ「ヴァッくジョン!!」
ジープ「どうしたの??最近くしゃみばっかりしてるけど。」
シータ「誰かが俺たちのことを噂してるんだろ。誰とは言わないが。」
ジープ「(・_・;)」
シータ「分かってんだよ、お前がこの間のプリン食べたの。」
ジープ「あれは、ただ…お腹が空いて…」
シータ「言い訳か、見苦しい。」
ジープ「ゴメンてば。」
ストマック社では、仕入れ・統括担当の双子、シータ・ストマックとジープ・ストマックが話をしていた。すると長男で現社長のランゴ・ストマックがやって来た。
ランゴ「シータ、ジープ、仕入れ状況はどうだ。」
シータ「今んところバッチリ…って言いたいところだけどよ、数時間前からハウンドと連絡が取れねぇんだ。」
ジープ「アイツ…仕事は雑だけどやることはやってくれるから戦力にはなったんだけどね…」
ランゴ「そうか…取り敢えず今は様子見だ。」
グロッタ「あらあら…これからどうなるか観物ねぇ~。」
ニエルブ「不穏だね〜…」
【ショウマside】
杏子「お前に、生活を提供してやる。」
ショウマ「……??」
何が何だかよく分からないまま杏子について来てしまったが、これから何が起こるのだろう。
杏子が足を止めたのは、とある廃墟の前だった。といっても、ほぼ全壊の状態で、空が見渡せた。青空がキレイだった。アッチの世界とは違う、青空が…
杏子「よし、じゃあここで待ってろ。お前の面倒を見てくれるヤツを連れて来るから。」
杏子はそう切り出して、何処かへ行ってしまった。
数十分後。
杏子はとある男性を連れて、戻って来た。中年男性だった。
杏子「よう、コイツは父さんの小学校の時の友達らしいぜ。」
筋元「筋元弥彦だ。よろしくな。」
ショウマ「は、はぁ…。」
見たところ、普通の男性だった。だが、彼らにはとある秘密があったのだ。
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杏子と弥彦さんは、俺に生き抜くための入れ知恵をしてくれた。しかし、それは俺にとっては許し難い行為であった。
ショウマ「ダメだよ!!モノを盗むのは、犯罪行為ですよ!!!」
筋元「うるせぇ!!!俺たちにはこうするしか手段がなかったんだよ!!!!!」
杏子「それにモノを盗んだからってなんだ!!!見つからなきゃ問題ねぇじゃねぇかよ!!!!!」
ショウマ「でもソレを毎日やっているんでしょ!?ダメです、今すぐ手から商品を離してください!!!窃盗なんてせずに真っ当に生きてください!!!!!」
筋元「ソレが俺たちの生きがいなんだ!!!それに、お前みたいに金もないヤツはこうするしかねぇんだよ!!!!!気に入らないならもう二度と俺たちには関わんな!!!!!!!!」
ショウマ「お金を得るための過程が、大事なんです!!!!!」
その時俺は、あることを思い出した。まだ兄さんたちのトコロにいた頃。バイトのグラニュートが、ストマック社に侵入して、勝手に闇菓子を奪っていたのを見たことがある。その時は、ランゴ兄さんに見つかって酷い仕打ちに遭ったみたいだった。
ランゴ「おい、そこのお前、何をしている。ストマック社に勝手に侵入しただけではなく、闇菓子をごっそり持っていこうなんざ百年早いな。」
バイトのグラニュート「いや、だって、あの味が待ち切れなかったんですもん、仕方がないでしょう??」
ランゴ「だからって抜け駆けは良くないな。ロクに人間の納品もしていないクセに、規律を破るとは。最低なヤツらもいたものだな。…エージェント、捕らえろ。」
エージェント「はっ。」
その後そのグラニュートは全速力で逃げたけど、結局捕まって…その後は分からない。けど、窃盗が悪いことだっていうのは、アッチの世界でも、コッチの世界でも同じなんだって知った。…だから、俺はそういう人の更生を手助けしたい。そう思っただけなんだ。なのに、その魅力から抜け出せなくなると、闇菓子中毒者みたいになっちゃうっていうのは、俺は認めたくなかった。
ショウマ「……ごめんなさい。」
俺は申し訳なく思いつつ、弥彦さんと杏子の腹に一撃を加えた。上手く効いたみたいだ。
俺は商品を棚に戻し、2人を背負って遠くまで逃げた。因みに、周りの人はドン引きしていた。
俺は2人を公園のベンチに寝かせると、グミの袋を取り出す。弥彦さんのトコロに行く途中で、杏子から貰ったグミだ。これも盗まれたモノだって考えると、正直食べるのには気が引けるけど、折角貰ったグミだし、食べずに捨てるのも勿体ないと思い、袋を開けて食べ始めた。
グレープグミやオレンジグミが入っているのもあれば、ソーダグミだけのものもあった。食べながら、こんな美味しいものを、何も対価にせずに得る理由を考えたが、答えは出なかった。
【???side】
グラニュート・ボン「おら。今日の上納品だ。」
エージェント「ハイ。確かに受け取りました。」
別のどこかでは、ハリセンボンのようなトゲトゲのグラニュートが、丁寧にアタッシュケースに詰められたヒトプレスをエージェントに手渡していた。
エージェント「こちら報酬の闇菓子となります。」
ボン「オゥオゥ、すまねぇな。パクッう〜ん、たまんねぇ!!!」
エージェント「消えたバイトの穴埋め、宜しくお願いしますよ。では私は、ある調査を頼まれていますのでこれで。」
そう言ってエージェントは立ち去って行った。
ボン「さてと…営業に戻るか。」
【ショウマside】
ショウマ「あ、起きた。」
暫くして、先に起きたのは弥彦さんだった。弥彦さんは俺が持っていたグミの袋を見て、目を丸くした。
筋元「お、おい…お前それしか食ってなかったのか!?杏子と同じだ、不健康すぎる!!ちょっと待ってろ。」
そう言って弥彦さんは何処かへ行って、数分後戻って来た。
筋元「おらっ!食え。」
ショウマ「えっ!あっ…ありがとうございます。パクッ え!?美味しい。これなんていうんですか?」
筋元「のり弁だ。」
ショウマ「のり弁…覚えました!!」
筋元「テメェさ、今までホントにそれしか食って来なかったのか??」
ショウマ「あ、はい…」
筋元「俺ですらもうちょっと健康な食生活を送っているぞ。あのな、お菓子ってのは、毎日の腹の足しにするモンじゃねぇ。小腹が減った時だけにしろ!!…あとは、めでたい時、辛い時に食べるんだ。いいな。」
ショウマ「あ…はい。」
筋元「お菓子が食いたいならこれでも食ってろ!!」
弥彦さんが俺に渡したのはラムネだった。
ショウマ「わぁ…ありがとうございます!」
俺はラムネをポケットにしまう。
筋元「( ´Д`)=3…人間ってのはな、米も野菜も食べねぇと力が出ねぇんだから、お菓子はほどほどの量が大事なんだよ。」
ショウマ(少しはいいトコロも持ち合わせてるんだな…でも、なんでこんな人が窃盗なんかに…)
筋元「ハァ…もう少し掠め取ってくるか。」
そう言うと弥彦さんは立ち上がってさっきの方向へ行ってしまった。
ショウマ「あ、ちょっと!!…止めても無駄か。……あっ!」
俺は弥彦さんの様子を見る便利な方法を思いついた。俺はあの子…自分の眷属だろう…を取り出し、頼み事をした。
ショウマ「ねぇ、さっきの男の人の様子、見てきてくれる?グラニュートが出たら教えて。」
ポッピングミゴチゾウ「グミ!」
これぐらい小さければ、気づかれないだろう。俺は空のグミの袋を折り畳んでポケットに入れ、弥彦さんから貰ったのり弁を食べ始めた。
杏子「ん……ココは??」
杏子も目が覚めたみたいだ。
【筋元side】
筋元「あったあった!!片付けられてたらどうしようかと思ったぜ。」
ガサゴソ
筋元「ヘッヘッヘ、コレだけあれば…」
その陰で、女性店員が覗いていた。
女性店員「良質なスパイスを手に入れるには、こっちで作ってやればいいのさ、幸せをな。」
すると女性店員は服を捲り、その間から舌を伸ばして筋元を捕らえた。筋元はアクリルスタンドに赤い紐がついたような状態に圧縮されてしまった。これがヒトプレスである。
更に、筋元が奪おうとしていた札束は全て偽札だった。非常に悪質である。
女性店員「幸せスパイスの元、一丁あがり!!」
グラニュートである女性店員はグロッタの言っていたことを思い出す。
グロッタ『良い笑顔……人間が幸せであればあるほど、良質なスパイスを搾り取れる。良質なスパイスは……良質な闇菓子を作る!!』
その様子を見ていたポッピングミゴチゾウは慌ててショウマの元に帰る。
【ショウマside】
ショウマ「あのソーダグミのシュワシュワした食感、忘れられないな〜。また食べたい。」
するとショウマのガヴから、ソーダグミのゴチゾウ、「パンチングミ」が生成される。
ショウマ「おっと!君は初めましての子だよね。」
パンチングミゴチゾウ「グミ、グミ」
その様子を杏子が不思議そうに見ていた。
杏子「なぁ、それ何なんだ??」
ショウマ「これ??この子たちは俺の眷属。いざとなったら俺を助けてくれるんだ。」
杏子「ふ〜ん。」
すると俺は真顔になって杏子に尋ねた。
ショウマ「ねぇ、弥彦さんはどうしてモノを盗むっていう悪行に出たの??」
杏子「そ、それは…」
急に杏子は口籠ってしまった。
ショウマ「ねぇ、なんで??」
杏子「……『親父』に恩返ししたかったかららしい。」
ショウマ「親父って、お父さん?」
杏子「いや。行き場もなく彷徨っていたトコロを拾って貰ってよ。それ以来慕っていたんだが… ソイツの経営してた会社が業績不振になっちまって…それで、なんとか助けようと盗みに走った、ってアイツは言ってた。」
ショウマ「そっか…あの優しさが、弥彦さんをそんな行動に…優しいって、時に厄介になるんだね。杏子はなんで?」
杏子「アタシは別に…家族を全員失って…食うモンがねぇから…」
ショウマ「それはダメだよ!!!」
杏子「ゴメンて。」
すると、ポッピングミゴチゾウが戻って来る。ゴチゾウはショウマに何かを伝えた。
ショウマ「えっ!?弥彦さんがグラニュートに!!?行かなきゃ…杏子!!」
杏子「最初っからそのつもりだっ!!」
ポッピングミゴチゾウが向かったのは、移動販売の弁当屋。どうやら、販売場所を変える移動のために店を一回折り畳もうとしているようだ。
ショウマ「ストマック社の手先め。弥彦さんを返せ!!」
女性店員「……キッショ。なんで分かるんだよ。」
すると女性店員の声色が変わり、男性の声に。本性を表したようだ。
ショウマ「折角、お弁当美味しかったのに…なんて事するんだ!!」
女性店員「さっき圧縮した人間か。面倒だな。質は落ちるが、道連れにしてやるか!!」
すると女性店員は腹の口から舌を伸ばし、ショウマと杏子を捕まえようとするも、2人は上手く避ける。
ショウマ「……俺たちが取り戻す!!!」
俺は服のジッパーを捲り、腹のガヴの上顎を開ける。
女性店員「チッ、同族か。なら本気出すか!!」
女性店員は腹の口からミミックキーを取り出し、本来の姿を見せた。
女性店員→ボン「この場で仕留めてやるよ。」
ショウマ「させない!!」
『グミ!』『EATグミ! EATグミ!』(ガヴ ガヴ ガヴ…)
ショウマ「変身!!」
『ポッピングミ! ジューシー!!』
杏子も魔法少女への変身を済ませている。戦闘開始だ。
(ここから語りが3人称になります)
ボン「消えたバイトの仇、討たせてもらうぜ!!」
ショウマ→ガヴ「俺は人間を守るグラニュートだ! お前らみたいな、嗜好を満たすために人間を襲うヤツとは違う!!」
ボン「言ってくれるなぁ!!」
杏子「恩返しのために動いてたアイツの想いを踏み躙りやがって…!」
ガヴ&杏子の攻撃。頭部には効いてないようだ。
ガヴ「えっ…!?」
杏子「嘘だろ…!!」
ボン「ヘッヘッヘ、コッチの番だな。」
ボンは右手の棘を大きくして攻撃。ガヴはふっ飛ばされ、アーマーの一部が弾ける。杏子は槍でガードする。
再びガヴが戻って来て、ボンの右手にパンチを食らわせるも、逆に手が大きくなってしまう。
ボン「ありがとよ、俺の腕を強化してくれて。」
杏子「そういうシステムかよ…!!」
『ポッピングミ! ジューシー!!』
ガヴのアーマーが回復する。
ガヴ「くっ、肉弾戦だと無理か…なら!!」
ガヴは腹のガヴからガヴガブレイドを召喚し、手に持って攻撃する。すると、ボンは攻撃に狼狽えてしまった。
杏子「なるほど、刃物は刃物でも当たりどころに依るってワケか…!」
するとボンは頭の棘を光らせる。
ボン「ええいちょこまかと!!これでどうだ!!!」
するとその棘を発射し反撃する。
ガヴ「うわっ!危なかった…」
間一髪で避けるが。
ボン「余所見してる場合か!!」
パンチを受けてふっ飛ぶ(2回目)。
杏子「あの全身の棘が厄介だな…!!!」
ガヴのアーマーも殆ど残っておらず、2人は窮地に陥っていた。
ボン「ハハハ、今回の勝利の風は俺に吹いたようだな!!」
するとガヴの肩に、さっきのパンチングミゴチゾウが。
ガヴ「あっ、君は……ソーダか!頼んだよ!!」
ガヴはガヴガブレイドを投げ捨て、まずポッピングミゴチゾウでアーマーを回復。
『ポッピングミ! ジューシー!!』
更にパンチングミゴチゾウを装填する。
『グミ!』『EATグミ! EATグミ!』(ガヴ ガヴ ガヴ…)
ガヴ「追い菓子チェンジ!!」
『パンチングミ!』
すると、ガヴの右手が水色の大きなグローブ、「シュワパンチング」に包まれる。
杏子「おい、それでいけんのか!!?」
ガヴ「やってみるしかないさ!!」
ボン「くそ、装備が増えたからって何だ!!」
ボンは棘を飛ばすが、シュワパンチングはいとも簡単に弾いてしまう。
ガヴ「そうか…パンチにはパンチだ!!」
ボン「くぅ…負けるワケにはいかねぇんだよ!!」
ボンは棘のミサイルを飛ばし、ガヴたちを蜂の巣にしようとする。しかし、見事に全弾撃ち落とされる。しかも、弾く度に、「シュワ」というエフェクトも出て、それも攻撃を防いでくれる。
ボン「便利だなその演出!!」
ボンは両手の棘を赤く光らせ、巨大化させる。その手でガヴたちをふっ飛ばそうとするも。
杏子「巨大化ならコッチもできるんだよ!!」
杏子は魔力を槍に込め、巨大化させる。そしてその槍で攻撃を防いだ。シュワパンチングの方は言うまでもない。
そして逆にパンチを返され、ボンが吹っ飛んでしまう。
その隙にガヴはハンドルを回しエネルギーを溜める。
ボンが起き上がった時には、周りにシュワパンチング形のエネルギーがあった。
『Charge me! Charge me!』
ガヴは、必殺技の準備をしながら、ボンに語りかける。
ガヴ「どうする?二度と闇菓子に関わらないか、この場で俺に倒されるか!!」
ボン「闇菓子を止められるワケねぇだろ!!」
ガヴ「……そうか。残念だ。」
『パンチングミパンチ!』
するとエネルギーはボンに向かって放たれ、ボンの必死の抵抗も虚しくエネルギーが流れ込む。
最後に、ガヴ自身が自らパンチを叩き込み、ボンは爆発四散した。なおパンチングミゴチゾウは昇天した。
ボン「この……ヒーローもどきがぁ!!!」
そして、このバトルの一部始終を録画していた者が。エージェントである。
エージェント「証拠は確かに頂きましたからね…」
更に、ガヴの後ろに待機していた赤と白のゴチゾウが、あの白い淫獣に捕まってしまう。
???「君たちには実験台になって貰おうか…」
筋本のヒトプレスを手に取ったガヴは、杏子に解放の仕方を教える。
ガヴ「この赤い紐を切れば、元に戻るから。」
杏子「分かった。」
ガヴ「杏子は隠れてて、バレるとマズいからね。」
杏子は物陰に隠れ、ガヴを見守った。
ヒトプレスの紐を切られ、解放された筋元。だがガヴを見た筋元の反応は。
筋元「あ、あれ、俺の金は……??え、う、うわぁぁぁぁぁ〜!!!!!お、お前、バケモノか!!?」
するとガヴは冷酷に言い放つ。
ガヴ「………もう、悪いこと考えるなよ。」
そう言ってガヴは立ち去って行った。
ガヴ→ショウマ「はぁ〜 疲れたぁ〜。」
杏子(変身解除)「今日も大変だったな。バケモノが2人も現れてよ。」
ショウマ「杏子、キミも犯罪に手を染めた以上は自分で償わないといけないからね。これからは、モノはお金を払って買ってね。」
杏子「わーったよ。でも、金なんてどこで得るんだ??事実として、ショウマも金ねぇんだろ?」
ショウマ「お金は働いて得るんだよ。」
杏子「どこで??」
ショウマ「そ、それは…」
杏子「……(´Д`)ハァ…またお前に生活を提供してやんなきゃなんねぇのかよ、面倒くさ。もういいや、今日は野宿!!」
ショウマ「えぇ!?」
杏子「いいだろ、窃盗も今日までなんだから。」
ショウマ「うぅ…」
ショウマと杏子は、歩きながらそんな他愛もない会話をしていた。果たして2人が次に立ち会う運命とは一体…??
【数日後】
社長「申し訳ない。会社は…畳むことになりましたが……今日でみんな、ご苦労だったな。」
結局、社長は会社を畳むことにした。
筋元「……親父!!何も恩返しできず、すいませんでした!!!」
社長「……馬鹿野郎!!お前になんとかしてもらおうと思って拾ったんじゃねぇよ!!!💢」
だが社長が望んでいたのは、筋元に助けられることではなかった。
その時、筋元はショウマの言葉を思い出す。
ショウマ『お金を得るための過程が、大事なんです!!!!!』
筋元「ごめんよ…兄ちゃん……」
筋元は後悔した。物凄く後悔した。
社長「さぁ、お前はもう一度、あのスーパーに頭下げに行くぞ。」
筋元「………はい。」
そして筋元は、これから真っ当に生きていくことに決めたのだった。
一方その頃、ストマック社にて。
エージェント「こちら現場で撮影したモノとなります。」
シータとジープはその映像を見て、驚愕の表情を浮かべた。
シータ「お、おい、これって…」
ジープ「うん、間違いない。」
シータ&ジープ「「赤ガヴだ!!!」」
第3話「シュワっとソーダ、決めろ決定打!」
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