テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
身体が弱い💜
・生まれつき身体が弱い。照に気を使わせるのが申し訳ないと思っている。
精神不安定💛
・暗所恐怖症、閉所恐怖症持ち。幼少期に物置に閉じ込められたことからそれらが植えついた。
お付き合い済み
今回は幼女💛ちゃんです💞💞
🖤と🤍がペアで行動してるんですけど
特に付き合ってないです))))
私は彼らの「兄弟」って感じの
距離感大好きなので🥰🥰
⚠嘔吐、吐血表現 有
⚠一部雑、視点変わるの早めなので難しいかも
〘注意〙
ふっかさんの体不の原因とか、
フィクションです。
※予備知識無し))))殴
side.💜
俺は、生まれつき身体が弱い。
簡単な衝撃で骨が折れるし、
バス酔いレベルですぐに吐く。
前だって、少し雨に濡れただけで、
次の日に熱が出た。
💜「…っ」
…身体、熱い。
💛『…辰哉?』
💜「…ひか、る、」
俺は前に倒れ込む。
それを照は抱えてくれた。
💛『っ…!!』
目を見開き、俺に今起きていることを瞬時に察知してくれる。
💛『…寝てて。』
俺はソファに降ろされた。
気づけば寝ていて、起きれば目の前に照が。
💛『…おはよ。なんか食べれる?』
💜「…小粥、」
💛『はい、あーん…』
俺はしょっちゅう体調不良になるので、
熱の対処に照は慣れている。
ありがたい。
💜「はむ、っ」
しかし口に入れた途端、どうしようもないほどの吐き気が、俺を襲った。
💜「う゛ぅ、っ…」
💜「おえ゛っ…」
口からどんどん食物が出ていく。
止まらなかった。
照はとても驚いていた。
それでも震える手で、俺をさすってくれた。
💛『…大丈夫だよ、』
💜「げほ゛っ、げほっ゛…」
情けないな、と思いつつ、
俺は何度も照に助けてもらって来た。
…そんな照は、精神不安定。
悪夢をよく見たり、急に泣き始めたりする。
💛『はう゛ぅっ…』
深夜。
仕事から帰ってくると、
リビングで誰かがすすり泣く音がした。
💜「…照!」
💛『や゛ぁ…っ、辰哉…っ、』
💛『俺のこと…捨てないでッッ…』
クッションを力いっぱい握って、
ぽろぽろと涙を落としていた。
どうやら悪夢でも見たようで、
目にはなにも映っていない。
俺は彼を抱きしめる。
💜「捨てないよ。」
💜「ずっと傍にいる。」
💜「大丈夫だから。」
そうやって背中を擦れば、徐々に呼吸が戻り、焦点があう。
💛『…たつ、』
💜「いいよ、無理しなくて」
💜「今離れたら苦しいでしょ。」
そんな俺らは、恋人同士。
この前佐久間には、
「不安定なカップル」なんて言われた。
それでも俺は、照を離す気はない。
💛『…辰哉、?』
💛『考え事?』
寂しい時はそうやって、
ちゃんと声に出してくれるようになったし。
💜「ううん、別に。」
💛『…そのさ。』
💛『この前ラウールと目黒に、
水族館のペアチケット貰って…。』
照の耳が赤く染まり始める。
これは俺が助けなきゃな。わら
💜「…一緒に行く?」
そう言えば、照はたちまち笑顔になっていく。
💛『…行きたい、』
今日もかわいいな、なんて思いながら、
俺は彼を撫でた。
水族館の日。
💛『…や』
💛『…つや』
💛『辰哉!!!』
💜「…ん、ー、?」
💛『起きて!』
💛『水族館!』
相当行くことを楽しみにしていたのか、
俺は叩き起こされた。
目を擦りながら、相手をする。
💜「今なんじ、?」
💛『6時!』
こんな健康な時間に起きたの
久しぶりかもなぁ、なんて。
💛『ご飯作ってあるから一緒に食べよ?』
💜「んん゛…」
💜「あと5分だけ…」
💛『…じゃあ水族館行かない、?』
そんな悲しそうにされたら、
行くしかなくなるだろ…。
この大型犬が…笑
💜「行くから。待って。」
俺は急いで身体を起こした。
💜「っ…」
💜「…?」
少し頭痛が走ったが、すぐに回復した。
こんな症状、初めてだった。
駅前に2人。
もうそこは人でたくさん。
💛『…辰哉、人酔い大丈夫?』
💜「…たぶん。」
そんな曖昧な返事しかできないのが、
とても情けない。
発作に気をつけて、と
毎月のように担当医に言われている。
これでも薬を12剤投与したあとなので、
だいぶ今日は楽なはず。
…今日ぐらい、照と楽しみたいから。
💜「電車…これかな。」
💛『わかったっ』
俺達2人は乗り込んだ。
💛『辰哉は絶対座って。』
酔いやすいかつ吐きやすい俺を、
先に座らせてくれる。
いや一応俺…彼氏、のはず、
💜「…ごめん、」
💛『謝んないで。笑』
💛『…って、いつも言うくせに。』
💜「…ありがと。わら」
嬉しそうに笑う彼。
俺は絶対に、
この笑顔を絶やすやつを許せない。
💜「っ…、」
…またこの頭痛。
なんだ…?
side.💛
水族館についてすぐ、
俺は辰哉に手を握られた。
💛『っ…、/////』
💜「…離れたら危ないでしょ?わら」
そんな風に目を細める貴方が俺は大好きだ。
💛『…その、さ、』
💛『…久しぶり、だね』
💛『ちゃんと、デート、っぽいところ行くの、』
そう言えば、辰哉は俺の思ってる10倍の攻撃力でオーバーキルしてくる。
💜「そうだね。」
💜「まぁ俺は、照と一緒なら地獄でも
刑務所でも幸せだけどね。」
💛『っ…////』
💜「さ。笑
行こ!」
彼は俺の手を引いて出かけた。
暫く、2人で色んなところを楽しんだ。
気づけばもう、21時。
💛『…楽しい、』
💜「俺も。」
手を繋ぎながら歩く途中。
俺達は大水槽の前で止まった。
💛『…綺麗。』
💜「…ね。」
お互いに、これくらいしか言葉を発さない。
それでも幸せで。
暫く見惚れていると、後から声がした。
🤍‹あ!いわふか!›
🖤〘こんばんは…?〙
そこにいたのは、スタイルお化けの2人。
💛『目黒!ラウ!!』
💜「あ…チケットありがと。笑」
🖤〘いえいえ。〙
🤍‹ねぇなにふっかさん?›
🤍‹デート???›
そうニヤつくラウールの視線の先は、
俺らの手を繋いでいるその手。
💛『…/////』
いざ言われると恥ずかしくて、
俺は力を緩めた。
すると、辰哉は先程より強く俺の手を握った。
💜「…そ。」
💜「デート。」
💜「世界一大事な人とのね。」
💛『!!!/////』
恥ずかし…
俺は前を見れなかった。
🖤〘かっこいい…〙
目を輝かせている目黒に、
🤍‹ふふ…笑›
突然の惚気に嬉しそうなラウ。
💜「…あー、
俺まだ回ってないとこあるんだ。」
💜「ほら、行くよ。照。」
💛『ぁ…うん、』
俺が照れているのを瞬時に察してくれた。
ほんと…好き。
side.💜
さっきから定期的な頭痛が治まらない。
少し視界も霞んでいる。
でも照にバレたら…
せっかくの休日、台無しだよな。
薬は持っている。
今すぐにでもトイレに駆け込んで
服用するべきか…?
💛『辰哉!!あっち行こ!』
照に揺さぶられる。
その衝撃でさえ、俺は吐き気を催した。
思わず口を手で抑える。
それでも照がこちらを振り返ったタイミングで、その手を離して、元気を装った。
💜「…うん、」
俺は照に引っ張られ、彼の向かいたい方向へ向かった。
side.💛
久しぶりの2人だから、もっと辰哉とくっついていたかった。
すごいことすれば褒めてくれるかな、なんて思って、俺は今、彼を連れて深海コーナーに行こうとしている。
深海コーナーは暗くて、静かな音楽が流れている。
俺にとっては、足に力がはいらなくなりそうなほど怖い場所だ。
💛『…ここ。』
そこに止まると、辰哉は腑抜けた声を出す。
💜「ひ、ひかる?深海コーナー…だよ?」
💜「暗いよ?」
💜「狭いよ?」
💛『大丈夫。』
💛『…慣れないとだし。』
俺だって、映画館とかプラネタリウムとか…
辰哉と、行きたいから。
💜「…じゃあ約束して。」
💜「怖くなったらすぐに明るいところ行く。」
💜「俺のことは置いていってもいいから、
絶対に無理しないこと。」
俺は深く頷いた。
こうして俺は、人生初、水族館の深海コーナーへと足を踏み入れたのだった。
side.💜
正直、体調が無事のまま、
家に帰れる気がしない。
さっき照に、「俺のことは置いて」という条件をつけたのは、これが理由。
あいつに迷惑は、できるだけかけたくない。
深海コーナーに入ってすぐ、
照の手を握る力は強くなった。
そうとう怖がっているようで。
俺は迷いなく握り返す。
すると、照の表情が少し和らいだ。
💛『…人、いないね。』
💜「今はペンギンショーの時間
らしいからね。」
💛『そっかぁ…』
💜「っ…!!!」
突然、後頭部を鈍器で殴られるような痛みに襲われた。
視界はぐらつき、足元も不安定になる。
それでも照にだけは絶対バレたくなかった。
💛『たつや!こっち行こ!』
💜「…ぁ、ごめ、っ」
💜「うん、」
暗いこの場所で足の力が入らないのは、大きな問題だ。
しかも今は照と手を繋いでいる。
俺が転んだら、照まで転んでしまうかもしれない。
だから俺は、全力を尽くして耐えた。
暫く深海コーナーを回っていた。
照はもう大丈夫そうで、手も離れている。
一方の俺は、
激しい頭痛と目眩、吐き気に襲われていた。
💜「はっ…はぁっ、っ」
息をするのにも辛くなってくる。
これ…やばいかも、
💛『辰哉!次あそこ!』
💜「わかっ―」
…その当たってほしくない感は、当たった。
💜「ん゛っふ ゛、 」
💜「お゛え ぇっ、゛」
ビチャビチャと俺の胃液が落ちる音がした。
💛『へッ…?』
💜「っは、ッ…はッ…」
💜「おぇ゛…っ」
俺の口からでてくる
気持ち悪い物の勢いは治まらない。
💜「ひか…る、っ、」
💜「逃げっ…」
少し大きめの声を出した途端、
視界が白くなった。
💜「う゛ッ、ゲホッ!ゴホッ!」
口を押さえれば、強烈な鉄の匂い。
…吐血、?
その正体は分からない。
視界がなくなっていくなか、目の前にいる照の姿を見る。
💛『は…ッ、はーッ…』
💛『ぃ゛や、っ、たつっ…』
💛『死なな゛いでっ…』
彼は過呼吸で座り込んでいた。
顔は見えない。
けれど一緒に過ごしていた経験が語る。
今の照は、俺のこんな姿見て、
独りになることの恐怖に耐えている。
そしてその「独り」という状態の臨場感を、
暗所、閉所恐怖症の身体が引き立てている。
💜「ぅ゛、ケホッ…」
💜「ひか…ッ!!」
💜「逃げろ…っ、」
再び大きな声を出せば、
俺は途端に息ができなくなった。
💜「カヒュッ…」
音のない世界。
俺は深海のような世界へと、落ちていった。
side.💛
辰哉…辰哉、っ。
ねぇ…っ、辰哉!!
お願い…独りにしないで、
助けて…
💛『はぁ、っ、はーっ、』
俺が強引に引っ張ったから?
俺が無理させちゃった?
いやだ…いやだ、
俺がいなければ、
辰哉はこんなことにならずにすんだ?
俺…要らない子で、ッ、
邪魔で…ッ、
目には水だけが溜まっていく。
俺は横たわる辰哉に近づいた。
首筋に手を当てる。
💛『…う、嘘っ、』
脈拍数が極端に少ない。
嘘。嘘って言って、ねぇ、!
こういう時俺は何もできなくて…死にたくなる。
💛『たつやッ…!!!!』
💛『お願い゛っ…死なないでっ!!,』
俺も呼吸が止まりそうで。
それでも、
最後の力を振り絞ってでも声を出す。
💛『誰かぁっ、助けてッ…!!!!!』
俺はなにも見えなくなった。
side.🤍
🤍‹めめ遅いんだけど…›
お土産見に行くって言って、
こんな遅いことある??
ねぇ…笑
イヤホンで音楽を聞く。
眠気覚ますやつね。
🤍‹…あれ、›
なかなかイヤホンは繋がらない。
俺は諦めて、イヤホンを外した。
その時。
「〜っ!!!!」
🤍‹…?›
深海コーナーから、何かしらの音がした。
みんなペンギンショーに夢中になって、
そっち側なんて行った所…見てな…
🤍‹…ふっか、さん、?›
🤍‹岩本くん…?›
俺はなんとなく嫌な予感がして、その場を離れ、深海コーナーへ向かった。
暗くて前方もよく見えない。
岩本くんって暗所恐怖症じゃなかったの!?
なんでこんなところ…!
暫く走れば、誰かが座り込む姿が見えた。
🤍‹岩本くん!!!!›
💛『ぃゃ゛っ…ねぇ…゛』
駆け寄って背中を擦れば、
前方に倒れ込む人の姿が見える。
🤍‹ふっか…さん、ッ…?›
🤍‹ふっかさんッ!!›
💜「…」
返事はない。
…嘘だろ、
俺はとりあえず、
意識のある岩本くんを背負った。
🤍‹今から明るいところ行くから!!!›
💛『たつや…っ、
たつやを置いていかないで、っ、』
🤍‹…ちゃんと、助けるから、!›
俺は全力で走った。
🤍‹はぁっ…はぁ、っ›
さて、岩本くんをどうしよう…
そう考えていた時。
🖤〘あ、ラウ。〙
🖤〘こんなところいたんだ。〙
呑気に現れたのは、めめ。
🤍‹っ、めめ!!›
🤍‹ちょっと理由は聞かずに俺に従って!›
🖤〘え?〙
🤍‹救急車呼んで!›
🤍‹あと岩本くんの背中擦る!!›
🖤〘は、え、あ、うん。〙
相当困惑してそうなめめだけど、
そんなの気にしてる暇はない。
俺は岩本くんを置いて、一目散にふっかさんの元へ走った。
💜「…。」
相変わらず、ふっかさんの脈拍数が少ない。
くそ…くっそ、!!!!
なんで俺は何もできない…!
🤍‹ふっかさん!ねぇ!
岩本くんを置いていかないでっっ!›
賢明に声をかけても、返事はやっぱりない。
🤍‹ねぇっ…›
声をかけている時。
🖤〘あっちです!!〙
めめの声。
そして現れた、救急隊員達だった。
🤍‹!!!›
🤍‹めめ!!!›
[急遽共立第7病院に運びます!]
[担架!]
[一緒に乗られる方はいますか?]
🖤〘…2名で、〙
2名…?
俺はめめに腕を引っ張られた。
🖤〘よくわかんないけど…!〙
🖤〘岩本くんとラウールで行ってて!〙
🖤〘俺車で向かうから!〙
🤍‹…!›
🤍‹ありがとう!›
俺は岩本くんを連れて、
救急車へ乗り込んだ。
side.🖤
病院に着けば、岩本くんは光の見えない目で、ラウールに寄りかかっていた。
🖤〘…ふっかさんは?〙
🤍‹…まだ。›
🖤〘…そっか。〙
俺も廊下のソファに座り込む。
一番最初に察せなかったのが、
悔しくて。苦しくて。
…岩本くんが、
こんな表情になるようなことを遂行させて。
いつの間にか、
そんな岩本くんは眠りに落ちていた。
やっと俺らが助けれて、安心してくれたのかな。
ラウールと微笑み合っていた時、救急治療室の扉が開いた。
俺は思わず立ち上がる。
🖤〘ふっかさんは、っ!〙
[…一命は取り留めました。]
[暫く入院していただく必要があるのと、
原因について少し話したいことがあります。]
🤍‹…よかっ、た、っ、›
🤍‹ふっかさん…生きて、›
ラウールは安堵の声を漏らす。
ふっかさんの担当医はどこかへ行った。
🖤〘…話とか、全部、俺が聞いとくから。〙
🖤〘今日は岩本くん泊めてあげて。〙
🖤〘俺の家に。〙
🖤〘…ラウも泊まっていいから。〙
🤍‹うへぇっ!?›
🤍‹やった!›
🖤〘…ちゃんと岩本くんのことを
診るのが条件。〙
そう言えば、彼は頷いた。
俺は担当医の行った方向へ、
原因を聞きに走った。
個室にはいる。
[お時間作っていただき、
ありがとうございます。]
🖤〘いえいえ。〙
[深澤様の様態の原因としましては、]
[薬の過度服用かと思います。]
[調べたら…致死量の75%を飲んでましたから。]
75%…?
よくわかんないから、あとでラウに聞くか。
🖤〘そうなんですね。〙
[ええ。深澤様にお伝えください。]
俺は頷いた。
[病室番号は453です。]
🖤〘ありがとうございました。〙
俺は医者と最後の言葉を交わし、個室を出た。
そして病室に入って、手紙を書く。
…ほんとは、入っちゃいけないんだけどね。
「起きたふっかさんへ。
おはようございます。
岩本くん、相当メンタルに来てそうなので、そう置き手紙をして、そっと、窓から出た。
side.💛
💛『ん…ぅ、』
起きれば、いつもと違う光景が、
俺の視界を埋め尽くしていた。
めぐろ…?
らう…?
俺なんで2人と一緒に寝てるの…?
🤍‹んー、あ、おはよ。岩本くん。›
🤍‹めめは…起きなさそうだね。›
途端、昨日の記憶がフラッシュバックする。
💛『らう!』
💛『たつやは…!?』
🤍‹病院。大丈夫だよ。生きてるって。›
…よかったッ、
💛『うっ…うぅ゛っ…』
安堵で涙が出た。
🤍‹岩本くん!?泣かないで!!›
ラウは背中をさすってくれた。
…人に迷惑、かけてばっかだ。
自己嫌悪に陥る一方で、やっぱり、辰哉が生きていることの嬉しさは変わらなかった。
side.💜
起きれば、
いつの間にか病院のベッドの上だった。
そっからナースコールを押して、担当医を呼ぶ。
原因や助けてくれた人を聞かされた。
💜「めめラウねぇ…」
💜「お礼言わなきゃ。」
💜「…薬の過度服用は、俺が、悪いな。」
照を不安にさせたくなくて、起こりうる発作の薬を、全部喉奥に流し込んだ。
ちょっと気持ち悪かったのは、一昨日の夜から服用してたからかな。
そんなことを思いながら、
病室の窓に顔を向けていた時。
ガチャ…と、扉が開く音がした。
💛『たつ!!!!!』
それを見れば、全力で走ってくる照と、扉を開けて微笑みながら、こちらに手を振るラウ。
💜「照。」
すぐに声をかければ、俺の上半身を優しく包み込み、ハグしてくれた。
肩に雫が落ちる。
💜「!」
照は、泣いていた。
💛『…たつッ…ごめんなさっ、』
💛『おれ…なにも、できなくてッッッ、』
💛『ずっとずっと…』
💛『人に迷惑かけてばっかで、!』
彼の背中を擦る。
でも声は出さない。邪魔しない。
💛『俺がぁっ、大変な時は、っ』
💛『辰哉は助けてくれるのにッ…』
💛『辰哉が大変だとッ、』
💛『助けれなくてっ…』
鼻をすする回数が増える。
照の身体は必死に酸素を取り込んでいた。
💛『おりぇ…っ、』
💛『要らない子…、だよ、』
💛『生きてるだけで…人に迷惑かけちゃう、』
💜「…。」
今にも消え入りそうな声で、弱音を吐く照。
そんな彼の口に、キスをした。
触れるだけのキス。
それでも、
照を落ち着かせるには十分だった。
💛『んっ…』
💜「…要らない子なんかじゃ、ないよ。」
💜「俺のことを助けてくれたのは、
めめとラウと、」
💜「照だよ。」
💛『でっでも…』
できるだけ優しい声色で問う。
💜「めめから聞いたんだけどさ。」
💜「俺が気失って、『助けて』って、
叫んでくれたんでしょ?」
💜「それがなかったら、ラウールもめめも、
俺のこと助けに来れなかったの。」
💜「照が、助けを呼んでくれたから、
俺は助かったんだよ。」
俺は彼の頭を撫でた。
すると彼は、
もっと深く顔を俺の首筋に埋めた。
それは俺の存在を確かめているようで。
大丈夫だよ。生きてるよ。
💛『…辰哉…絶対に、先に死なないでね。』
💜「…照も、だよ。」
照は虫の音程度の声しか出していなかった。
それでも狭くて静かな、
病室の中には大きな声として響き渡る。
不安定でもなんでもいい。
俺らが自然とそれぞれを補えるのならば、
それは安定しているも同然だ。
俺は照と一緒にいる限り死なないし、
照も俺と一緒にいる限りは
“自分が不必要だ”、なんて思わせない。
絶対に、俺は照を守り抜いてみせる。
俺はそう決意を固めながら、
首筋に顔を埋める貴方に、
もう一度、キスを落としたのだった。
fin.
癖をたくさん詰め込んだら長くなってた。
体不はいいぞ。
リアルで多忙なので、投稿頻度下がります。
#地雷さんはまわれ右
junp_
2,818
コメント
13件
助け合っているのも暗闇で怖がる照も全部好き
はぁっ✨✨体不って癖になっちゃうんだよね((よくない 繊細な💜💛可愛すぎるぅ🥺
わかる。体不はいいぞ! 体不集出そうとか言って結局出せてないなぁ…