人間を襲う有象無象が蔓延る様になった晩世。
世の幼子達は自衛の手段として、武術を極める事で自身の身を守って居る
乍らく続く混沌の世にとある組織が産まれた。其れが僕の所属する組織だ。
「や!射撃訓練はどうだい?フョードル君
まぁ、君は虚弱体質だから戦闘向きでは無いけれどいつ何が起こるか分からないからね」
愉快に僕に話し掛けて来たのはニコライ.ゴーゴリ。
上司の様な、兄の様な、母親の様な関係な人だ
「ええ。20匹位は駆逐しました」
何を思ったのか徐ろに拳銃を取り出した彼は此方に標準を合わせた
そして光の速度の鉛玉が僕ではなくその背後の有象無象を貫いた
「だけど、油断は禁物かな?」
目を細め眼孔をギラつかせたものの直ぐにヘラリと微笑んだ彼は僕の手を取った
「子供扱いしないで下さい。後今晩はシチューが良いです」
「はいはい」
シチューを食べて居る最中、ふとこんな事を思った
あの有象無象に襲われると、どう成るのだろうか
知的好奇心が止まらず、僕はやってみる事にした
実戦中、態と立ち止まって見ると案の定奴等が小蝿の様に寄って集る
奴等の一匹が僕に触れようとした時
「動かないで」
途端に有象無象の動きが止み代わりに銃口が向けられる
微笑み乍霧から姿を表したのは、
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コメント
2件
きゃー!!何だこの作品!好きだ…