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『義家族のふたり』2話目でございます!
前回に引き続き、VOLTACTIONさんよりhbngです!
今回、渡会孔雀(わたらいくじゃく)という雲雀の父親と、渡会燕(わたらいつばめ)という雲雀の母親が出てきます!
完全なる創作人物です、(母親とは死別)ご注意ください!
ご本人様とは一切関係ない二次創作BLと理解した上でお読みください!
通報などは御遠慮ください、!
リクエスト等お待ちしております!
BLです!BLですよ!
苦手さんは今のうちに回れ右してね〜m(*_ _)m
では、行ってらっしゃーい╰(*´︶`*)♡
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Akira side
「坊ちゃん、行ってらっしゃいませ」
「ああ」
ドアを開けてもらい、外に出る。
そして、転ぶ。
「世が世なら、貴方たちは不敬罪で打首ですよ」
何があったかというと。
四季凪家敷地内の茂みに隠れていた雲雀、奏斗、セラフが飛び出してきて私のバランスを崩したのである。
「凪ちゃんごめーん」
「アキラすまん!」
「そんなことより!」
「「「渡会孔雀と結婚するってほんとなん!?」」」
「っはぁぁぁぁぁっー???」
四季凪アキラ、今世紀最大の叫び声である。
「誰が、誰と?」
「お前が、渡会のご当主さんと」
「んなわけないでしょーが」
なんとも見当違いなことを言ってくれたものだ。
ぽかりとセラフの頭を殴る。
「まあ、続きは歩きながら話しましょう」
立ち上がって歩き出す。
私の隣にはセラフ、雲雀と奏斗は前でこちらをじぃっと見つめながら歩いている。
「何から話しましょうか」
Hibari side
“結婚というか、不貞ですかね、あの人たちは”
アキラのその言葉に、俺は酷く衝撃を受けた。
「…っへ、?」
目が点になると言うのはこういうことなのだろう。
理解が追いつかない。
「俺の親父が…?」
信じられない。
俺の母…渡会燕に失礼だとは思わなかったのだろうか。
「まあ…そうなるわな」
セラフが口を開いた。
「この時期に兄弟の契りを結ぶなんて聞いたことがないし。あと、結構有名だからね、2人のこと」
季節柄そういう時期ではないのはわかる。
裏の人間の結婚は、一般的にジューンブライドと呼ばれる6月とは真逆の時期にやることが多い。
「ん、で…なんでアキラはわかるん、?」
どうにか絞り出した声は、聞くに耐えないほど掠れていた。
今、俺の笑顔は崩れているのだろう。
苦々しい表情をしたアキラは、こう言った。
「見てしまったので…その、彼らが口付けをしている場面を」
……は?
突如、目の前が真っ暗になった。
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お帰りなさいませ〜!
少し闇っぽくなりましたね…、
登場させて不貞させるなんて私もどうかしてると思いますが…っ、これも過程ですので結果をお楽しみにしていただければ幸いでございます、!
という訳で今回は、
・四季凪視点のち、渡会視点
・自分の親と雲雀の親の不貞現場を見てしまった四季凪の心境は複雑化
・渡会意識不明に
失神したのはおそらくひばりの頭の中がパンクしたから、病気ではないのでご安心ください!
次回は四季凪家居間から始まります!
では皆様いい夢を!
おやすみなさいませ〜!(*_ _)zzZ
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