第3話ですが、二人の詳しい情報です
※すべて本作品に合わせて想像で書いています。間違っている部分などがありますが、気にしないでください
「橘ひなの」年齢:20
趣味:ゲーム、料理
苦手なもの:虫
好きな人:かみと
概要:かみととは幼稚園からの付き合い。小3のころに告白されていることを覚えていない。中1のころから好きだったが、想いを伝えられずに彼が転校。たまたま就職する会社が同じで、2人の仲を知った社長が気を利かせてくれてかみとは転勤という形でひなのと再開する。かみとのほうが年上だが弟感覚で話している。
「かみと」年齢:22歳
趣味:ゲーム、ひなののお世話
苦手なもの:人間関係
好きな人:ひなの
概要:ひなのとは幼稚園からの付き合い。小3のころからひなののことが好きだったが、一度告白をして振られた過去がありそれでも諦めきれずに気持ちを引きずっている。ひなのはそんなこと忘れているようだ。ひなのは年下だがかみと的にはお姉ちゃんのような存在。
—–キリトリセン—–
第3話「デート」
週末、僕たちはショッピングモールへとデートしていた。
「かみとさん!!」
「んー?」
名前を呼ばれ振り返ると何やらとある店を指さしていた。
「猫カフェ…?」
「ここ行きませんか!!!!」
「まぁ時間もありますし行きましょう」
「ありがとうございます!!」
橘は嬉しそうにその場でぴょんぴょん飛び跳ねていた。 普段は温厚…?でツンデレなところもある橘が大はしゃぎしている。
(かわいい…)
「かみとさん?」
「あ、ごめん。ぼーっとしてました、」
「大丈夫?」
「平気です」
「ほんとに?」
「大丈夫ですよ。そんなに心配しなくて笑」
「心配になるんですー笑」
僕らは笑いながらそんな会話を続けていった。
デートが終わり、車に荷物を積む。
「かみとさん!帰り私が運転しますよ?」
「いいですよ笑しなくて」
「かみとさんの役に立ちたいんだよ!」
「ならお願いします笑」
そうして車を走らせた。車内ではいままで起きた出来事などを軽く話した。橘の運転している姿を見て、少し惚れ直した気がする。
家に帰り、荷物を冷蔵庫などにしまってから夕食。今日は僕が作るカレーだ。
「橘さん。入れてほしい具材などありますか?」
「ないかなー…あ、でもじゃがいも入れてほしいかも!!」
「元からそのつもりです。」
「そっか!じゃあ楽しみに待ってるねー」
数分後、作り終えたものを橘の前に出す。
「少し頑張ってみました」
「どれどれ〜?パクッ
ん〜!美味しいよ!!」
「それならよかったです。」
「ごちそうさまー!」
「食器片付けますね」
「はーい」
「えっと…食洗機を…できた」
「かみとさーん寝よー」
「え、一緒にですか?!」
「え、嫌?」
「まぁ…いいですよ、?」
「やった〜先布団行ってるねー」
「了解です」
「…」
(俺の心臓もたないって…ただでさえ可愛いのにもっとかわいいんだけど…)
俺はその日、橘のことしか考えられずにいた。夜も橘が抱きついてきたせいで寝不足だ。
「こんな生活が続いて俺大丈夫なのか…?」
そう思う日が増えてくる。
つづく