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やまくるちゃん
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#佐野勇斗
チェスト🍼ᓀ
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コメント
1件
うわっ…最終的にめっちゃどんでん返しされた…!仁人と柔太朗が繋がってるのは冒頭でわかってたけど、勇斗も柔太朗とそうだったんだ…ってラストで全部ひっくり返された感じ。仁人が可哀想すぎるけど、でも確かに仁人は最初に浮気してるし、因果応報というか…でも仁人の心情描写とか、嘘をつくときの緊張感がリアルで、最後の「ごめんな」が重く刺さった。続きが気になる…!
この作品はフィクションです。
実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※文字書き初心者
新参者ですので 口調違い、解釈違い注意
なんか浮気しまくってるんでその辺りに 地雷がない方のみお進みくださいませ
リモコンを手に取りテレビを消して彼と向き合い、どちらからともなく唇を重ねた。
ちゅ、くちゅ、と湿った水音が二人の口元から聞こえる。
時折漏れる彼の声は甘く、少し掠れていて酷く扇情的だった。
「…っふ、ん…ちょ待っ…」
「ん…なぁに、苦しくなっちゃった?」
既に蕩けた目をしている彼の頬を優しく撫でて、口端から少しだけ垂れている唾液を親指で拭ってやる。
そのまま唇をなぞっていくと、指先が彼の口内へと消えていった。
「…俺の指食っても美味しくないでしょ」
「…そりゃ美味しくはないけど、雰囲気は出るでしょ」
「んーまぁ確かにね」
「納得したのに襲ってくんないの?」
不敵な笑みを浮かべて首に腕を回してきた彼に誘われるがまま押し倒すと、彼は嬉しそうに顔を綻ばせた。
ゲームでもするか。そんなことを言ってうちに来たのに、結局はいつもと同じ流れ。
ただのメンバーだったのにいつからか越えてしまった一線。
その関係を、俺たちは未だにぐだぐだと続けてしまっている。
「…ねぇちょっと柔太朗、ゲームは?」
「いいでしょ、どうせ仁ちゃんもその気だったんだし」
何も言い返せない…と言うより言い返さないまま、自身より大きな彼の身体を受け止める。
俺が断りきらないからいつもこうなるんだけど、柔太朗はどういうつもりでいつも誘ってきているのやら。
だって俺には、
「その気って。…俺恋人居るんだけど?」
「知ってるよ、今日も楽屋でいちゃついてたもんね」
「いやあれは勇斗が勝手に来ただけで…」
言い訳しようとすると彼の顔が近づいてきて唇を塞がれた。
あーあ、こうなった柔太朗はもう止められない。
今日もこうやって絆されて、また勇斗を裏切って。
柔太朗とこの関係を辞めたいと思っているのは本心なのか、それ以前に俺は結局何がしたいのか、何もわからないまま彼の体温だけを感じながらベッドに沈んだ。
勇斗のものとは違う質量が俺の中を満たしている。
それがなんとも気持ち悪くて、とてつもなく気持ち良かった。
「は、ぁ…♡」
「じーんちゃん、これ気持ちい?」
「ふ……ぅ、るさい、別にきもちよくなんか…っ、な、」
「こんだけ反応しといてよく言うよ」
緩い動きしかしない癖に的確にいいところを突いてくるから、彼のものに媚びるように勝手に中が締まってしまう。
ぐずぐずとした喘ぎ声混じりの返答をする俺を見て目を細める彼は、悔しいけれどいつもの何倍も色気があって、綺麗で。
「ほら仁ちゃん、イッていいよ」
「や、ぁだ、」
「んー、?あぁ、まだシたいから?」
「いや違」
「大丈夫、満足するまで抱き潰してあげるから」
柔太朗がにやりと笑みを浮かべると同時に、何かの前触れのように腰をぐっと持ち直す。
俺の喉がひゅっと小さく鳴った。
“なぁ仁人”
“近く通ったから家行くわ”
柔太朗が帰った約30分後に勇斗からそんな連絡があった。
OKのスタンプだけを送信して、何事もなかったかのようにソファに座って彼を待つ。
「仁人~鍵空いてたから勝手に入っちゃった」
「それくらい恋人なんだし、いいでしょ」
「ん…あれ、今日誰か来てた?」
「なんで?来てないけど」
息を吐くように嘘を吐いて、彼を隣へ来るように手招きして。
他愛もない会話をしながら勇斗が持ってきてくれたコンビニの袋を手に取る。
お酒やおつまみの中に混じっていたものを見て、俺は何も言えなかった。
「ぇ…」
「それ、30分くらい前の仁人の家の前の写真。現像してきた」
「…うん」
「柔太朗だよね?それ。さっき誰も来てないって言ったのに。これ、どういうこと?」
どうもこうも、抱かれていたなんて口が裂けても言えるわけがない。
チューハイの缶を無意味に、でもやけに綺麗に机の上に並べる彼を見ながら考える。
こんなことになるなら、柔太朗と飲んでいたとでも言っておくべきだったのに。
「そ…れは、ちょっと仕事のことで急遽」
「でも隠すようなことじゃなくね?仕事のことで会ったんなら、そう言えばいいじゃん。」
「そ…うなんだけど、」
歯切れ悪く言葉を並べている間にも彼の視線は俺のことを離してくれない。
メンバーなんだから家を行き来するのなんて普通だとか、勇斗に何らかのサプライズを用意している体にしてしまうだとか、言い訳は沢山思い付くのにどれも喉元を通って出ていかない。
「ねぇ仁人、気付いてる?」
「…何が」
「首元、なんか赤くなってるよ」
反射的に左肩の辺りへと手が動く。
あれだけつけるなって言ったのに、甘噛みの延長でつけてしまったんだろう。
あぁくそ、ここまでボロを出してしまったら弁解するのはもう無理な話だ。
でも、これが世間にバレてしまったら?
もうグループとしてはやっていけないだろうし、存続したとしても俺と柔太朗の居場所はきっと無い。
「…ごめん」
「ごめんって何が?」
「…柔太朗、と、一緒に居たの…黙ってた、こと」
勇斗は呆れたように大きくため息をついて、俺の方に手を伸ばしてくる。
殴られると思って瞬発的に目を瞑ると、その後俺の身体が感じ取った衝撃は顔ではなく背中にあった。
「…は、?」
「柔太朗とさぁ、どこまでした?」
「どこまで…って、何、急にどういう…」
押し倒されたと理解する頃には逃げられないように手足を押さえつけられていて、勇斗からの質問にもろくに答えられなかった。
俺が困惑している間に勇斗の手はズボンのみならず下着まで剥いでしまっていて、数時間前まで別の男に使われていた後孔に触れる。
「俺と最後にシたのいつだっけ」
「…1週間前くらい」
「その割には緩いけど、なんで?」
「……。」
「柔太朗ともさ、セックスしたんしょ」
あまりにも淡々とした勇斗の口調に、一瞬怒ってないのかもしれないなんて思ったけれど、目はどう見ても笑っていなかった。
俺の孔に触れていただけの指が何の合図もなく中へと侵入してくる。
「…っちょ勇斗、なん、」
「俺だけじゃ満足出来んかった?てか、俺より柔太朗のがよかった?まぁ俺より優しいだろうし、誰がどう見てもかっこいいって言うだろうし。あの顔に抱かれるって、男でも女でも嬉しいよね、きっと」
俺が口を挟む間もなく次々と言葉が飛んでくる。
それと同時に、俺の中に入っていた指が抜けていって代わりに指の何倍も太い彼のものが充てがわれる。
ろくに解されて居ないはずなのに、柔太朗と過ごした時間のせいで俺の孔は彼を受け入れてしまった。
「ぃ…っは、勇斗、待って、待っ、」
「…仁人ってさ。不特定多数とこういう関係持つとか、そういう不純なこと嫌いそうじゃん。なのに柔太朗とはヤッてるって、アイツのこと好きなの?」
「べ…つに、好きじゃ…ない、」
「なら俺のことは?もう冷めたから浮気したんじゃないの?」
「冷めてなんかない、!」
ここに来てやっと俺は正気に戻ったのかもしれない。
勇斗のことが好きなのは紛れもない事実で、勇斗に捨てられるのが今は一番怖い。
自覚すると意に反して涙が溢れてきて、視界が歪む。
別に泣きたい訳じゃないし、勇斗に泣き落としが通じるなんてことも思ってないのに。
「じゃあ今ここで、柔太朗に話つけて。俺には勇斗が居るから、もう二度と柔太朗とはセックスしないって。」
「ここで…って、どうやって、」
「ん。もうかけたから」
「は、?!」
スマホを手渡されて画面を見ると、メッセージアプリの通話中の画面が表示されていた。
スピーカーにした瞬間、静まり返った寝室に柔太朗の声がやけに大きく聞こえる。
「もしもし?どしたの勇ちゃ…」
「…ごめ、俺。あのさ、もうあの関係…えっちとかすんの、今日で終わりにしたい」
「え。どしたの急に、てかなんで勇ちゃんのスマホから仁ちゃんがかけてきてんの?笑」
「ちょっと今俺のスマホが調子悪く…って、ぇ、…っちょ、はや、」
「何?仁ちゃん大丈夫?」
通話中だと言うのに勇斗が腰を動かし始めたせいで多分柔太朗に変な声を聞かれた。
せめてもの反抗として快楽の原因を睨み付けると、止まってもらえるどころか早く答えろと言わんばかりに顎でしゃくられた。
「ん…っく、…と、にかく。もう俺、勇斗…しか見ないって、決めた、から、」
「んー…そっか。まあ俺も最近気になる人出来たから、そろそろ辞め時かもね」
「ん、じゃぁ、そんだけ…だから、」
「はーい、じゃあまた仕事で」
「…っ、ん、うん、」
通話終了のボタンをタップすると、効果音と共に柔太朗の声が聞こえなくなる。
勇斗の手がスマホを回収するために近づいてきて、ついでに頭を撫でてくれた。
「偉い、ちゃんと言えんじゃん」
「…っは、ぅ…、だって、勇斗と別れたくない…くて、」
「はいはい、もうやっちゃダメだからね」
困ったような笑みを浮かべて俺の涙を拭って、おまけにキスを落とされる。
いかにも恋人同士がするように何度か軽く唇を重ねると、安心感からかまた目の前が涙で揺れた。
「ん、もう絶対しない、から、一緒に居て…き、嫌いに、ならないで、」
「なるわけないでしょ、ずっと大好きだよ」
その言葉を皮切りにして、甘い口付けと抽挿が再び始まった。
『き、嫌いに、ならないで、』
『なるわけないでしょ、ずっと大好きだよ』
お酒の缶越しに撮った、ついさっきの動画から流れる甘美な声と、粘っこい水音にも飽きてきてしまって。
勇斗はリモコンを手に取りテレビを消して彼と向き合い、どちらからともなく唇を重ねた。
ちゅ、くちゅ、と湿った水音が二人の口元から聞こえる。
時折漏れる柔太朗の声は甘く、少し掠れていて酷く扇情的だった。
「…っふ、ん…ちょ待っ…」
「ん…なぁに、苦しくなっちゃった?」
既に蕩けた目をしている柔太朗の頬を優しく撫でて、口端から少しだけ垂れている唾液を親指で拭ってやる。
そのまま唇をなぞっていくと、指先が彼の口内へと消えていった。
「…俺の指食っても美味しくないでしょ」
「…そりゃ美味しくはないけど、雰囲気は出るでしょ」
「んーまぁ確かにね」
「納得したのに襲ってくんないの?」
不敵な笑みを浮かべて首に腕を回してきた彼に誘われるがまま押し倒すと、彼は嬉しそうに顔を綻ばせた。
「にしても仁ちゃんの泣き顔かわいかったね。滅多に泣かないのに勇ちゃんと別れるかもってだけであんなボロボロになっちゃうなんて」
「俺もびっくりよ、てっきり柔太朗に情でも湧いてんのかと思ってたのにあんなんだから」
「まあ最初から俺とは完全に遊びだったし」
短いキスを交わしながら彼はへらりと笑った。
仁人には悪いけど、先に浮気してたのはそっちなんだし。
正直俺は隠し通せる自信しかないから、今日も今日とて柔太朗を抱く。
「…浮気、さ。なんで自分もされてるって、思わなかったんだろうね?」
「さぁ?仁人といるときは仁人だけを見てるからじゃない?」
「なるほどね、でも今勇ちゃんの目の前にいるのは俺だからさ」
「うん、今は柔太朗しか見てないよ」
満足そうに口角を引き上げた彼の手が俺の胸ぐらをつかんで、身体ごと彼の方へと引き寄せられる。
そのまま近距離で悪戯な笑みを浮かべた彼は、今日もわかりやすい嘘をつく。
「愛してるよ、勇ちゃん」
ごめんな、仁人
「俺も愛してるよ、柔太朗」