加古川7人殺害事件は、2004年8月2日に兵庫県加古川市(旧西住吉村区域)で、発生した連続殺人事件です。
犯人の藤城康孝は両隣に住む親類8人を刃物で刺し、7人を殺害。
自殺を弟に仄めかすものの、最終的には警察に逮捕されています。
藤城は幼少期から親戚から邪魔者扱いされていると感じ、恨みを持っていました。
この地域では「分家する時は無償で土地や家を譲渡する」という決まりがあったものの、親類はそれを拒否。
藤城の家は本家が所有し、藤原の母も陰湿なイジメを受けていたのです。
ただそれを差し引いても藤城の凶暴な性格は強く、小学校時代には嫌がらせを受けた相手に包丁を持って追いかけた事もありました。
この事件は地方特有の陰湿な村社会と、藤城の凶暴性が交錯した悲劇でした。
藤城は2015年に死刑が確定し、21年に死刑が執行されました。
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