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レダー×タコ
⚠︎︎捏造、付き合ってない
「…レダー?もう寝る?」
「んー、ヘリのメンテしてから寝る」
「ふうん」
適当な会議の後、ソファに座って持ち物を整理しているレダーの真横にぴったりくっつくタコ。他の構成員はみんなとっくに帰ったというのに、何かをするでも話すでもなく、ただゆったりと時間が流れていく
「……甘えてんの?」
じわじわと体重をかけてくるタコ。考えないようにしていても、ほんのり香る柔軟剤が不思議と心地いい
「別にぃ」とは言いつつも、完全に力を抜いて脱力しきっている。
…まずいかもなぁ。
レダーは少し腰を浮かせて距離を取ろうとする。
が、タコは反射的にすすっと距離をつめてレダーにくっつく。タコが動いた訳ではない。空いた分だけ埋めただけなのだ。その動きに、意味はないはずだった
それなのに、レダーはそれ以上腰を浮かせられなくなった
「………」
何か言おうとした。言うべきだった。だが、心の底で生まれた彼女を突き放すような言葉は、どれも形にならないまま喉の奥で消えていった
長い沈黙の中で、タコが小さく息をつく。体の左側へかかる重さが僅かに変わった
「……邪魔だった?」
責めるでも拗ねるでもない低い声
ただ思いついたまま口にしたような言い方だった
「……いや」
レダーは視線を下に落としたまま短く返す
否定したはずなのに、それに続く言葉が見つからない
タコは一瞬黙って、それからほんの少し体を引いて重心を戻した
「そ」
それだけ言って、また何事も無かったかのようにソファに体を預ける
肩と肩が触れる距離には余白があるのに、なぜかさっきより近く感じる
レダーが少し姿勢を整えて、細く息を吐く
今この状況で意識しているのは、明らかに自分だった
タコが何気なく聞く
「近い?」
レダーは答えなかった
否定しない代わりに、もう腰を浮かせることもしなかった
そうして生まれた沈黙をタコが自ら破ることもしない。ただ、そこにいるだけだ
それが、いちばん厄介だった
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