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背徳の園へ ~姉と弟

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背徳の園へ ~姉と弟

18 - 墜ちていく二人

♥

14

2025年08月05日

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※ ※ ※



――ユキちゃんが私のを舐めてくれている。



それだけで私は、歓喜の絶頂の中にいた。



そして訪れる、鋭敏な感触により頭が真っ白になる感覚。それは自分の指で弄った時の比じゃない。



身体は激しく痙攣し、その後全身から力が抜けた。



それでもユキちゃんはまだ舐めてくれている。



それがまた嬉しくて――気持ち良くて、私は気づかなかった。



「――っ!?」



私に伝わる、指とはまた異なる感触。



最初は指と思ったけど――違った。



指にしては大き過ぎる。そしてその感触は、私がよく知るものだという事に――



「ユキちゃんっ――駄目っ!」



気付いた頃には既に遅かった。



ユキちゃんの男性器は、既に私の中に侵入していたのだから。



ショックだった。



求めてないと言えば嘘になる。だけど最後の一線だけは越えちゃいけないと。



でもユキちゃんは構わず侵入させてくる。



「痛っ――!」



初めての時は痛いと聞いた事があるけど、中に侵入してくる想像以上の大きさと、針で刺すような痛みに私は思わず声を上げてしまった。



ユキちゃんを心配させたくない――と、この時ばかりは気遣う余裕なんてなかった。



“早く止めさせないと”



決して嫌な訳じゃない。



ただ余りにも急過ぎる。取り返しのつかない事になりでもすれば――



「で……出るぅ!」



痛み以上に私は、その言葉に震撼した。



ユキちゃんが射精を訴えたのだ。



「だっ――駄目ぇぇぇ!!」



私の中でユキちゃんの男性器が、ビクビクと激しく膨張する。



今更抜いても、もう遅い。ユキちゃんの精液で、私の中は一杯に満たされるだろう。



“妊娠”



私は姉弟の一線を越えた事以上に、その事が頭に過った。



もし、そんな事態が起きてしまったとしたら――



“ユキちゃんの将来が!”



私はよくても、ユキちゃんにそんな重過ぎる現実を背負わせる訳にはいかない。



“ドンッ”



気付いたら私は、ユキちゃんを両手で力の限り突き飛ばしていた。



「あっ――!」



“ニュルン”



結合が離れたと同時に、ユキちゃんの先端から白濁液が勢いよく放出され、私のお腹の上に降りかかる。



間一髪、不確かな避妊は成功した。



だけど私はすぐに気付く――



「ユキちゃんっ――大丈夫!?」



いくら緊急とはいえ、私はユキちゃんを否定してしまったのだ。



すぐに身を起こして寄るも、ユキちゃんは目を物憂げにキョトンとさせており、そしてすぐにベッドの上で平伏した。



「ごめんなさいごめんなさいっ――」



必死で謝るユキちゃん。謝らなきゃいけないのは私の方なのに……。



「ごめんねユキちゃん! 痛くなかった?」



私はすぐに謝り続けるユキちゃんを抱き寄せ、離さないよう――逃げてしまわないよう、しっかりとこの胸へと抱き締めた。



「うぅっ――ごめんなさぁい……」



胸の中で聞こえるユキちゃんの嗚咽。



私は何て事をしてしまったのだろう。



こんなにも愛しいユキちゃんを、否定して突き飛ばしたばかりか、傷付け泣かせてしまうなんて。



「お姉ちゃん怒ってないから……ちょっとビックリしただけだから……ね?」



どんな言葉で見繕っても、言い訳に過ぎないだろう。



泣き続けるユキちゃんに、私まで悲しくなってきた。



姉としての垣根で在り続けようとしたからいけないのだ。



愛するユキちゃんを、囚われた“常識”で傷付けたくない。



例えそれが誰にも認められないとしても――



「ユキちゃん……」



私は意を決した。もう迷わない――














“私はユキちゃんの全てを愛してる”



私は何も言わず自身の口を下へと持っていき、ユキちゃんの男性器を含んだ。



「あうっ! お……お姉ちゃん?」



突然の事にビックリしたのだろう。ユキちゃんの疑問の声が上がる。



だけで私はユキちゃんのを舐め続ける。



私のせいで中途半端に出てしまった為、行き場を無くして半立ちになってしまった男性器。



元の硬度を取り戻す為。



「駄目っ――お姉ちゃん! 僕……また……あぅぅ……」



ユキちゃんの回復力は早い。少し舌で亀頭を刺激すると、またすぐに何時もの硬度を取り戻してくれた。



頃合い――と私は口を離す。



「……お姉ちゃん?」



そのまま射精まで導いてくれると思ったのだろう。ユキちゃんが口を離した私へ、疑問の瞳を向けていた。



勿論、ユキちゃんが望むなら、何時でもしてあげるつもり。



だけど今回は――



「お姉ちゃんね、ユキちゃんの事を、世界で誰よりも愛してるから」



「うん……僕もお姉ちゃんが、世界で一番好き」



そんな素直であどけないユキちゃんに、私の決意は更に固まった。



「今度はちゃんとしよ? お姉ちゃん大丈夫だから」



本当の意味で結ばれたい――



「で……でも――っ!?」



もう何も言わないで――私は途中でユキちゃん口を塞ぎ、そのまま私達はなだれ込んだ。



「さあユキちゃん……好きにしていいからね」



改めて私が下になる。今度はきちんとした心構えで、私は股を大きく開きながら、指で割れ目を拡げた。



さっきは中途半端に終わった為、私の中からは既に体液が垂れ流しっ放しだ。



早く欲しい――今ならすんなり受け入れられると。



「でもお姉ちゃん!? 血がっ……」



でもユキちゃんは、私の破瓜の血に戸惑っている。勃起して苦しい筈なのに、入れようとしてくれない。



「大丈夫よユキちゃん。これは最初だけだから……」



根拠は無い。



「それにユキちゃんが、お姉ちゃんの“初めて”になってくれて嬉しいの。だから今度はちゃんと貰って?」



私は間違っているのだろうか?



一時の感情で、ユキちゃんまで巻き込んでいいのか。



もしユキちゃんが望まないのなら――私はまたユキちゃんの“お姉ちゃん”に戻るつもりでいた。



いくら愛してても、どうしようも無い事柄が在る。それが私とユキちゃんの――“姉弟”としての、揺るぎ無い関係。



「お姉ちゃん……“愛してる”よ」



そんな中で聞こえた、確かなユキちゃんの声。



嬉しかった。例え以前の関係に戻ろうとも、それだけで私は満足だった――



“グググ”



だけど叶えてくれた――受け入れてくれた。



「――っあぁ!?」



私の中に侵入してくる感覚。



はち切れんばかりの太い先端部分を、捻り込むようにゆっくりと中に挿入させながら、ユキちゃんが私に覆い被さってきた。



――でもまだ先端部分が入って来ただけ。



「んんっ――!」



それでもやっぱり……まだ痛かった。



「おっ……お姉ちゃん!?」



私が嗚咽を洩らしたので、ユキちゃんが心配そうに訊いてくる。



「だ……大丈夫だからねっ! ユキちゃんのを……全部入れて!」



ゆっくりだと逆に痛い。いっその事、一気に行った方がいいと――



「う……うん」



“ズブゥゥゥ”



「――っああぁぁぁ!!」



一気に奥まで埋め込まれた感触に、私は耐えきれず悲鳴に近いものを上げた。



でも――



「はぁはぁ……」



「ゆ……ユキちゃぁん……」



私達は今は、確かに繋がっていた。



まるで産まれ落ちた時からそう定められていたように、一つに戻ったような気がした。



「お姉ちゃん……」



「ユキちゃん……私達ね、今一つになったの」



「お姉ちゃんと一つに……」



そうユキちゃんが繋がったまま、私の唇を求めてくる。



「んん……」



私も負けじと舌を絡め合わせた。そしてお互い充分に味わった後、名残惜しそうにどちらともなく口を離す。



「お姉ちゃんの中……温かい……」



「ユキちゃんの大きなのが……お姉ちゃんの奥まで感じてる……」



ずっとこのまま、繋がっていたい気分だった。



でも――“最後”までいかないと。



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