この小説は一切ご本人様に関係ありません。
後輩組
わんく
S「…ちーの。」
C「ん、?」
S「…、」スッ…
そう言ってショッピは俺の方に綺麗で細く、白に近い肌色の指をこちらに差し出す。俺はそんなショッピに「?」で頭がいっぱいになった。なんやこいつ…噛んでほしいんか?それともなんや、手ぇ繋ぎたいんか?いや、やったら手ぇごと持ってくるか…俺は何をしたら良いのか分からずあたふたしていればショッピがこう口を開く。
S「…10秒だけ…、好きにしてええよ。」
C「…ぇ、指…だけ?」
S「おん、指だけ。」
そう言って人差し指を俺の顔に近付けるショッピ。えぇ…俺指だけじゃなくてショッピそのものを好きに触ったりしたいんやけど…指だけかぁ…そう少し考えていればショッピはカウントダウンを始める。10、9、8、と俺を急かす様に言ってくる。俺は残り時間僅かになるまで大人しくショッピの人差し指をじっ、と観察する。
S「…3、2、1…ぜ、」
C「…」カプ…
俺はショッピが0と言い掛けたと同時にショッピの人差し指を優しく咥える。犬の様に咥える俺を見て少し呆気に取られるショッピ。俺はショッピの人差し指を噛む力を少し強めれば、ショッピはハッ、と我に帰った様に俺の口から手を離す。
S「ぇ…、な……」
C「…なに?10秒だけって言うたけど、結構時間経ったなぁ、?笑」
S「…ずる賢い奴め、」
そうショッピは軽く頬を赤くすれば俺の方を軽く睨む。多分2秒位咥える事出来たし、ショッピの指の味?がちょっと舌に残ったし…実質味見みたいなもんやな。…ちょっとえろいって思ってしまった自分は内緒やけど。
S「…チーノ、」ガシッ
C「…えっ?」
S「俺まだやってへんけど?」
そう言ってショッピは俺の片手を己の顔に近付ける。え、いやいや聞いてへんのやけど、は?こいつまじで…こいつこそずる賢いやろ!?俺はショッピに手首を掴まれればショッピはわざとらしく舌舐りをして俺の人差し指にその赤みがかった舌を絡みつける。
C「な”ッ?!//」ピクッ…
S「…うま。」
そうショッピは呟けば、ちゅぱちゅぱ等といやらしい音を立てて俺の指に舌を絡ませる。ぬるぬるとした感触に生暖かい舌が俺の指先から手全体にまで感じ取る。俺は少し…いや、頬を真っ赤にしてショッピを見ていれば自然と目が合ってしまう。
S「…ま、こんくらいにしてやるわ。」
C「クッソ…//」
ショッピはそう言えば俺の指からツー、と銀色の糸を引かせればさっきから掴んでいた俺の手首を離す。俺も彼と同様少しショッピを睨み付ければすぐにその場を後にする。恥ずしぎて同じ空間に居られへんわ…。
S「…っふ、笑」
そうショッピの鼻で笑う声が微かに聞こえれば、また俺はぶわっ、と自分の顔が熱くなるのを感じる。絶対いつかあいつに勝てる様にならな…、こんなん恥ず過ぎて誰にも言われへんわ…。
終わり。
指系主大好きなんですよね…、舌使いとかも人によって変わるのも主的にめっちゃ好みですね。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
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友達から言われて見始めたんですけど、やっぱりけーごさんの大好き過ぎます…!フォローされたときめちゃめちゃ嬉しかったです!