テラーノベル
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体育祭が終わると秋から冬に変わった気がした。
「でもまだ、秋だなぁ」
私は屋上で1人そう呟く。
最近は屋上にいる事が増えた。
もう少し…なんだけどなぁ、
「なんか…名残惜しいな…。」
なんでだろう。
「あ…、」
「来た」
「黒川くん。」
「遅い」
「ごめんね…?」
この頃ずっと黒川くんが待ってる気がする。
どうしたんだろう。
「教室にいねぇのに何処いんの?」
「最近は屋上行ってるんだ」
「屋上開いてんの?」
「開いてるよ」
屋上行きたいのかな
分かれ道に着いた頃
「明日も屋上いんの?」
「たぶんね。」
「…行ってい?」
「ふふっ、どーぞ」
「何笑ってんだよ」
「なんでもないよ」
「じゃあな」
「ばいばい」
黒川くんとはここで分かれた。
不思議。
黒川くんといるのは疲れない。
なんでかな。
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コメント
12件
220~1300 ごめん見るの遅れたァ!! 月ちゃん、もう熱大丈夫なのね、 良かったぁ 後、それは恋だねw月ちゃん頑張れ!! Uru師匠はこの2人をどうやってくっ付かせるのだろう、楽しみぃ!
それは、るなちゃん!恋、つまり好きなんだよ!!!!!!!!!!