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俺は愛されてしまったようです

第5話 - 第5話

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2023年10月08日

#らっだぁ運営

#日常組

#ワイテルズ

#我々だ

#BL

ずんだもち

なんと4話を投稿した日のうちに500いいねいただきました！とっても嬉しいです！

それではスタート！

‪✂︎‬——————ｷﾘﾄﾘ線—————–‪✂︎

午後、お昼を食べたあとすぐに着替え入口で待っているきょーさんの元へ走る。いつもの青いカーディガンと青いニット帽、赤いマフラーを身につけ彼と外へ出た。

ら｢きょーさん、おまたせ｣

きょー｢ん、行こか。車は用意してあるから｣

ら｢ほんと！？ありがとう！｣

久しぶりにデパートに行く。何を買おうかな。そんなことを考えているとぺいんとから電話が来た。

ら｢もしもし？ぺんちゃん？｣

ペ｢あ！らっだぁ！あのねらっだぁが竹林で倒れてた件なんだけど、防犯カメラ調べてたらこんなのが映ってて、後で見てね！｣

ら｢オッケー、確認するわ｣

そう言って電話を切る。そのタイミングで目的地に到着する。車を降りる時きょーさんが手を差し出してくれた。やっぱり優しい。

きょー｢手、離すなよ。｣

ら｢うん！｣

そう言った俺の顔はとても嬉しそうな顔をしているのだろう。顔が自然に緩むのが分かる。何を買おうか悩んでいるとぐちつぼがたらこと焼きパンと歩いてるところを見た。3人で歩いてる姿はとても楽しそうで、俺に恋しているなんて思えない。俺が立ち止まっていたからかきょーさんに｢早く行くぞ｣と言われてしまった。

きょー｢何がええかな｣

ら｢カーディガンとか？｣

きょー｢おっ！ええやん！それにしよ｣

ら｢何色がいいかな？｣

きょー｢レウは黒ちゃう？｣

ら｢あぁ！それ良いかも！これにしよ！｣

きょー｢じゃあ俺がお金出すわ｣

ら｢ダメダメ！俺が出すの！｣

車を出してもらって、今日1日エスコートして貰ってばっかりなのにお金まで出されると俺が困る。

ら｢ここで待ってて！命令！｣

きょー｢はぁい｣

渋々といった感じて近くの椅子に座るきょーさん。俺はレジまで走っていった。

ら｢これ、ラッピングお願いします。｣

店員｢かしこまりました。何色がよろしいですか？｣

ら｢赤に黒のリボンで｣

店員｢はい、10分程お待ちください｣

どうせならレジの近くで待ってよう、そう思った俺は店内を見て時間を潰すことにした。ここまでは楽しい買い物だったんだ。

きょー視点

らっだぁから10分くらい待っててとLINEが来た。本当は会計にもついて行きたかったが命令なら仕方がない。タバコでも吸って待ってるか…… 今日のらっだぁは一段と可愛かった。いつもの服装だったが、嬉しそうでプレゼントを選ぶ時も目がキラキラしていた。それにしても遅いな。もう10分くらいたってるはずだけど…… まさか、嫌な予感がして俺はらっだぁの向かった方へ走り出した。

らっだぁ視点

最悪だ。変な輩に絡まれた。早く帰りたいのに。これだから出かけるのは嫌なんだ。マスクしてくれば良かった。

輩｢君結構可愛い顔してんじゃーん！｣

輩｢お兄さんと遊ぼうよ｣

ら｢……気持ち悪いのでやめてもらっていいですか？｣

輩｢どうせ1人なんでしょ？そんな事言わないで！ほら！｣

腕を引っ張られる。気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いキモチワルイキモチワルイ

ら｢……きょー、さんたす、けてﾎﾟﾛｯ｣

輩｢泣いちゃって〜、怖くないからほら｣

ら｢嫌だ！嫌だ！行きたくない！｣

ら**｢助けて！きょーさん！｣**

きょー｢何やってんねん、お前ら｣