『おはよー』
月「…はよ」
『乗り気じゃないなー』
月「当り前でしょ」
『ジャンケンで勝ったの私なんだから拗ねんなって』
月「別に拗ねてないし」
『どこに行きましょう』
月「決めてないの?」
『現地でいっかなって』
月「決めとけよ」
『うるさい、早く行こ』
『ここのショッピングモールでいい?』
月「何処でも」
『もっと盛り上げてよ』
月「何で?」
『何でも』
月「…」
『あ、下着買ってない』
月「そこは絶対行きたくない」
『初心?』
月「それでも良いから絶対にやだ」
『ちぇ、行ってくる…待っててよね』
月「はいはい」
『…きわどっ』
来たはいいものの、もう着てないのと一緒じゃないかと思う下着ばっかり
『スケスケ…でいっか』
「お買い上げありがとうございます」
『戻ろう』
『あれ、いない』
もしや帰ったな…
『…ばーか』
意外と悲しかった
「おねーさん一人?」
『いや…』
「でも一人だよね?」
『…』
「近くにさ、良いホテルあんの」
『…!それ、はちょ…っと』
「優しくするからさ、ね?」
『…っ…は、っ』
“付き合えよ”
“溜まってんだ”
「ね?」
『…あっ、や…』
月「チョット」
月「警察呼びますよ」
「くっそ…」
月「…ごめん、迷子いたから迷子センター連れてってた」
『…っあ…』
月「ちょ、大丈夫?」
『…ぅ、あ…』
路地裏
月「落ち着いて」
『…は、あ…』
月「…っ」
ガバッ
月「大丈夫…だから」
『…ん…ぅ…』
抱きしめられた
結構あったかかった
離さないでほしいと思った
月「…落ち着いた?」
『…うん、ごめん、ありがとう』
月「…何があったかは聞かないから」
『…うん…』
月「家ここ?」
『あ…うん』
月「…じゃあ」
『ばいばい…』
月「あと、これラインね」
『え?』
月「何かあると怖いから」
『あ…ありがとう…』
月「じゃあね…また明日」
『あっ…また明日』
初めて月島を男として実感した
コメント
2件
なんか口角どっか行った
ツッキーーーーーーーありがてぇぜ 想像するだけでもうにやける WWWW