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【大嫌い】



@口調変かもです

@キャラ崩壊します(多分)

@誤字ってたらコメントにて

@初心者なので許してください






ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ロボロ)あっ、ここならスペースあるで!





少し遠くからロボロの声がした。



あいつ声大きいな…。






鬱)じゃあ一旦見に行ってみるか。




テクテク テクテク…






…ちなみに今みんなで俺の住める部屋を探してる。



…正直寝れたらどこでもええんやけど…。






ロボロ)ほら、ここやで!






ロボロの声が家中に響く。






鬱)おっ、結構広いやん。





鬱が後ろから覗き込んできた。



会ったときからそうやったけどこいつ距離近いんよな…。





シャオ)え、何ここ、物置?




ゾム)うおっ…。






シャオロンが急に後ろから声をかけてきたので少し驚いてしまった。






ロボロ)あれ、説教は終わったんか?




シャオ)おう!



シャオ)もうバッチシやで!  (^○^)ノ






さっきまで説教されてたとは思えないほど元気な声で話す。






トン)ほんまに反省しとんのかコイツ…。






トントン…は、呆れたような顔をしている。






ロボロ)この家って異様に広いから使ってない部屋が何個かあるんよな。




トン)ならまだ候補ありそうやな。




鬱)…でも、ゾムこの部屋気に入ってそうやしここでええんちゃうか?





そう言われて気が付いたが、俺は無意識に物置部屋の中に入り、周りを物色していた。





ゾム)ぁッ、いつもの癖で……。 σ(..;)




トン)…いや、それでええよ。



トン)それがお前なんやろ?




ゾム)…!





人に認めてもらえたの…いつぶりやろ…。





ゾム)…ッ。





気が付けば視界が歪んでいた。





ゾム)…お、俺…もうこの部屋にするから…。





そう涙を堪えながら話す。





鬱)そっか、じゃあお前はもう部屋入っとき。






鬱の優しい声でさらに辛くなる。






シャオ)コーディネートできたら教えてな、お前のセンス見に行くわw




ロボロ)お前からかうつもりやろ…程々にせえよ…。






数時間前に会ったばかりの俺にロボロは気を遣ってくれる。






ゾム)じゃ、じゃあ…俺、もう部屋入るわ…。




鬱)おう、またなー。






鬱はまるで友達かのように一時的な別れの言葉をつげる。






テクテク テクテク…






一応みんなが下に降りるまで眺める。






シャオ)…!




フリフリ






シャオロンがそれに気づくと俺に笑顔で手を振った。






ガチャ






戸惑いながら手を振りかえした後、俺は物置部屋に入った。






ゾム)……。




ポロッ ポロッ




ゾム)…何でっ、あんな優しいん…?






拭っても拭っても涙が止まらなかった。




…そういえば、人生の中で初めて優しい人たちに出会った気がする。



……優しさに、初めて触れた。




…でも、なんやろ…。






グスッ ポロポロ




ゾム)…偽善やろなって…思ってまうっ…。






こんな自分が…優しい人たちすら信用できない俺が…。







大っっ嫌いや……。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<次回>

「…少しだけ」









next→♡50

死にたがりのキミは優しい。

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