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本作品は新・旧mmntrの二次創作作品となっております。


脱退・卒業メンバーが登場しますので、地雷等がある方は読み進めることを推奨しません。



ここは、争いが絶えない世界。


数年前までは平和で、血も涙も流れることはなかった。


一体なぜ、こうなってしまったのだろうか…



ut:「はるてぃー、ここから先は敵陣に入る。流石にこの先に”あいつら”はいないよ」


hr:うたの言いたいこともわかる。わかっている。

  …だけど、もしこの先に”あいつら”がいるのだとしたら、俺は――――


ut:…どれだけの期間、まともな場所で休んでいないのだろうか。

  ヒビの入った眼鏡が俺の視界を歪ませているせいだろうか、はるてぃーの笑っている顔を長らく見ていない。

  俺は…どれだけのモノをあいつ一人に背負わせてしまっているんだろうか。


hr:「うた、ちょっとだけ…休憩しよう…」


ut:ふらりと目の前で崩れ落ちるように意識を失うはるてぃーがスローモーションで見えた。

  「はるてぃー!」

  声をかけても返事はない。

  顔をよく見なくてもわかるほど、顔は青白く、肌は冷たかった。


??:「大丈夫ですか?僕たちでよければ手助けしますよ」


ut:声に反応し振り向く。

  そこにはローブを羽織る長髪の青年と、包帯を顔面に巻き付けている白髪のガタイの良い青年がいた。

  「君たちは…?」



次回に続く

俺たちは2つの世界を繋ぐ橋を築く

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