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僕の存在証明
「彩世ー!!こっちですよー!!」
そう言って、俺に手を振る。
「ごめん!遅くなった!」
そう息を荒らげながら澪桜に言う。そして後ろから、遅くなった原因がやってくる。
「玲太ー!おいてかないでー!」
「お姉ちゃん!遅い!」
そう言いながら2人ともこっちまでやっと着いた。
「おい!お前ら、遅いぞ!」
「だってお兄ちゃん!お姉ちゃんが、、、!」
「ちょっとぉ!私だけのせいじゃないでしょぉ?玲莉だって遅かったじゃん!」
と言って3人で揉める。その中、澪桜は気まづそうにしていた。
「まあまあ!3人とも落ち着いてください!」
そう澪桜に注意されるとみんな落ち着いた。
「あとはあの2人ですね、、、」
あの2人というのは、澪桜の友達の双子のことだろう。
その2人とは俺たちも初めましてだから、どういう人かは分からない。
「澪桜ー!遅くなったぁ!」
「ごめんなさーい!澪桜ぉ!遅くなりましたぁ!」
そう言いながら走る2人の姿が見えた。そこの2人はとても似ている。
ーこの人たちが澪桜の言ってた双子かな?
そう思うと、合っていたらしく見たこともない表情で澪桜が怒る。
「2人とも遅い!」
あれ?敬語抜けてね?しかもすごく怖い表情で澪桜が怒ってる!?と少しパニックになった。
「うぅー、ごめんなさーい!だって美亜がお腹痛いって!」
「うぅー、ごめんね!亜人が急に頭痛いって!」
と2人とも同じような顔で同じようなことを言う。それに澪桜はもっと怒鳴った。
「言い訳が雑!!!もう少しマシな言い訳してください!!!」
「いやそもそも言い訳しちゃだめだろ」
そう俺が言うと、澪桜は「確かに!そうですよ!」と言ってもっと怒る。
少しこの双子が可哀想に見えたが、2人は反省の色が無いみたいだ。
「あっ!初めましてー!僕は美亜!愛葉 美亜(あいば みあ)だよ!よろしくね!」
「あっ!初めまして!僕は亜人!愛葉 亜人(あいば あと)です!よろしくお願いしまぁす!」
と明るく言った。
「えっと、どっちがお兄ちゃん?お姉ちゃん?」
「あっ!僕が兄だよ!」/ 「あっ!僕が妹だよ!」
そう2人揃えて言う。
「わかった。亜人くんがお兄さんね。」
「そうそう!」/ 「当たりー!」
この2人といるとなぜか調子が狂いそうになる。なんか凄いと思った。
「もう!玲太が困ってるじゃないですか! 」
「あっ、そうそう。俺は玲太。で、あの大きい女が玲菜。そして小さい方が玲莉だ。」
「ほへー!よろしくー!」とまた声を揃えて言った。
「それじゃあもう車乗りますよ!」
そう澪桜が言うと、みんな急に大人しくなり車に乗った。
それから澪桜と他愛もない会話をする。そして、途中でみんな疲れたのか寝てしまった。
その中に澪桜も入っていて、爆睡しているようだった。
また途切れてたので、上げ直し。なんかのバグなんかな?これからはこまめに保存します。
次回.実家の事件