テラーノベル
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「す、すみません…。言いたくないです…。グスッ。」
「ご、ごめんね。」
(どうしよう…。そうだ!)
「これで遊ぼうよ。」
そう言って積み木のおもちゃを取り出した。
「これ私が作ったの。」
「わーーーー。すごい!」
(泣き止んでくれたな。)
「まぁ。物作りは得意だからね。」
「ドジちゃん…。」
「!?」
「ねぇ。君ドジちゃんだよね。」
(なんでその事知ってるの?)
「私はドジちゃんじゃないよ。」
陽キャの額から汗が出てきた。
「そっか。そうですよね。陽キャさんですよね。何言ってるんだろう。あなたにすっごい似てて…。」
「そ、そうだったんだ。またドジちゃんに会えるといいね。」
「うん。」
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