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それから数日後。研究所を破壊したすまない先生達は、新しい旅の仲間のNo.1、2、3こと、「ミスターマネー」、「ミスター赤ちゃん」、「カネコ」と共に旅をし続けた。

ふと、寝静まった夜。

「そういえば、すまない先生はどうして旅をしてるんですか?」

と、カネコに聞かれた。すまない先生はキョトンとしつつ、答えた。

「うーん、最初は、レッドくん達に連れられて、この世界を見て回る旅として出てきた。・・・けどね」

そこで、焚き火の火がバチッと音を立てる。

「・・・“僕の、記憶を探したいんだ”」

また焚き火がバチバチと音を立てた。

「・・・死にかけた時に、知らないはずなのに、とても懐かしくて、とても大切な人と会ったんだ。・・・それだけじゃない。僕は、過去に忘れてしまった記憶を取り戻したい。それがどんなに長くても、辛くても、僕は記憶を、大切な“思い出”を思い出したい」

と、すまない先生の瞳に、焚き火が映る。

「じゃあ、私も手伝う!私もすまない先生の昔の過去知りたい!」

と、カネコは笑いながらすまない先生のテを握る。それにすまない先生は優しく笑い、頭を撫でた。

「俺らも手伝いますよ。すまない先生」

と、レッド達もすまない先生にそう話した。それに、すまない先生は嬉しそうに微笑み、笑った。

こうして、不老不死となった英雄は、失ってしまった記憶を取り戻すために、仲間と世界を巡ることとなった。

END

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