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練習後ロッカーにて。
サトリ「だったら〜賢二郎行ってあげなヨ☆」
「はい?」
ゴシキ「白布さんっ!お願いします!」
めんどくせぇな。
ワカトシ「五色を頼む」
「……はい」
仕方ねぇな。
天童さんたちに半ば無理やり五色のシューズ選びに付き合わされてる。
まあ、こいつこの辺のスポーツショップ知らねぇし。
牛島さんが言うし、しゃーなしな?
「おい、五色、さっさと選んでさっさと帰るぞ」
ゴシキ「白布さ〜ん適当すぎません…?」
「うるせぇ、早く選べ」
ゴシキ「冷たいなぁ白布さんは!」
「るっせぇ…」
今日は美樹もバイトがないって言ってたし
早く帰って連絡して、電話したい。
声が聞きたい____
なんなら、一旦帰って会いに行くのも____
ああ〜……あちいから頭がおかしくなっちまったかな、
美樹に会いたいってずっと考えてしまう。
あわよくば偶然どこかで会ったり…
なんてな。
五色がシューズを無事買えて帰路に着く。
外は昼過ぎといえどかなり暑い。
ゴシキ「白布さん……溶けそうです……」
照りつける太陽。
「るっせぇな……」
本当に溶けそうだ。
暑くてイライラする。
ゴシキ「駄菓子屋、よりません……?アイス食べましょう……熱中症になります……」
「あ〜…」
暑すぎて適当に返事だけしといた。
まあ、帰り道にあるし、寄ってもいいか。
と
駄菓子屋が見えた。
店の前のベンチに座る____
あれは____
足が早まる。
ゴシキ「ちょっ、白布さん!?」
愛しい、会いたかった俺の彼女____
「お前、何やってんの」
会いたかった割には、顔に出せず
つい悪態をついたような言い方になってしまう俺を許してくれ?