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ゾム視点


悪口がピタリと止んだ。

トントンに相談した翌日のことだった。


…頼りになり過ぎて逆に怖いくらいだ。



でも、

次は無視されるようになった。

話しかけても、誰も反応も、応答も、相槌も、見向きさえしてくれない。


構ってほしかった。その欲求とは裏腹に、無視という非道な虐めは酷くなっていった。


その状態は、一時的ではなかった。

その日から、悪口を言われなくなってから、ずっと。


俺は、周りから無視され続けた





「おはよう」


返ってくるのは冷たい視線だけ。




「訓練場…一緒に行かへん?」



相手は去っていった。

何か、悍ましいものを見るような目でこちらを見て。



俺は、

記憶を失って、この軍のことを忘れてしまった。

全部、見覚えの一つもない。



幹部の人達は皆仲間だと、言われた。

けど、


話しかけられることは極稀で、

こちらから話しかけても反応はどこか寂し気で、



孤立したような気分だ





約2週間が経った。

兵士達からは無視され続け、それが普通になった。

もう、何とも思わないし、何も感じなくなった。


幹部との仲も、 あまり深まらなかった。

食事の時は、同じテーブルにいるのに、どこか自分の周りに境界線が引かれていた。



そんな生活が続いて。辛くも思わなくなって。


いつしか、

表情を失い、感情が薄くなり、人間不信になった。

目からは光が消え、フードを被って生活するようになり、

人の目を見て話せなくなった。



トントンと大先生は優しくしてくれていた。

本当に一からこの組織のことを教わった。


でも、この2人とも、目を見て話すことはなくなった。




戦争が近づいているらしく、基地の中は忙しなくなった。

親しかった二人ともあまり会わなくなり、俺自身も戦争に向けて訓練に徹した。



慌ただしい日々が続き、戦争の1週間前。



?,「…大丈夫、ですか」


誰かが声をかけてきた。名前は分からなかった。

俺にとっては、はじめましての人だ。

その人はショッピと名乗った。


俺のことを心配していた。

幹部とまともに話すのは久しぶりだった。



shp「今のゾムさんは、昔のゾムさんと似てます。」


昔の自分のことも、忘れてしまったのだ。

似ていると言われても…


shp「無口で、人と目を合わせず、無表情で…」



shp「トントンさんから拾われたときと、同じやった…



自分の耳を疑わざるを得なかった。

あの懐かしさは、過去の記憶によるものだった。


だとすると、意識回復の時に見たあの記憶は…

俺のものだった、のか。



じゃあ、俺は…

拾われる前は、何処にいた?何をしていた?

「ぁ…っ、…あぁ…っ…ぅ゙ッ…」


考え始めた途端、急に目眩がした。



 shp「ゾムさん…?…お、おーい?」


痛々しい記憶が脳裏を過った。


重苦しい鎖の音、怒号、助けを求める悲鳴、泣き叫ぶひ弱な声

目の前には血の海が広がり、

気持ち悪いくらいに傷口から流血している。


赤黒い血、暗い隔離された檻、



 shp「ゾム、さん…!?倒れ…て、っ」


段々と、痛ましい記憶ばかりが鮮明になってゆく。


違う。


今思い出したいのは…こんなものじゃない。



記憶を失う前の、俺は…こんな酷い生活じゃ…



 shp「誰か…!おい…なん、で…無視すんねん…?」


なかった…、のか…? 本当に…?



あぁ、もう  過去が…分からない、から


何も信じられないやないか




わこマリ。


シリアスに戻せたかな…?

やっぱりシリアス書いてる方が楽しいわ(狂人すぎるw)


第五話でさ、遠足ムーブルンルルン♪のテンションだったのに…

第六話でゾムさん一気に壊れてるし。


展開が急過ぎるー。

頑張ってついてきて下さいっっ!!

(俺も頑張りますんで。)


よければ、♡、フォロー、コメント

よろしくお願いします!!


おつマリ。

記憶を失った貴方は

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