コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
日の呼吸から直接派生した珍しい呼吸。日輪刀は何故だか硝子 のように透き通っている。 様々な呼吸の特徴を網羅しているせいか、習得は困難を極める。日輪刀は月の僅かな光、そして刀を振る角度によって様々な色へ変わる。実はこの現象、刀鍛冶たちにも分かっておらず、古くから謎として語られているとか。
緋ノ色 燦爛 金魚の舞
*( さんらん、きんぎょのまい)*
敵が複数いるときに使う技で、相手の合間を縫って通りつつ、無数に斬りつけていく技。 金魚のようにひらひらと動く様子にちなんで名付けられた。
橙ノ色 猫目の閃
(ねこめのひらめき)
雷の呼吸から発想を得た抜刀術。 技の隙はあるが、相手の首を一発で刈り取れるほど強力である。 名前は猫目石(キャッツアイ)から取られている。
*黄 ノ色 瑞祥 金雀枝*
(ずいしょう えにしだ)
相手の正中線を狙った突き技。 首を斬るための技ではなく、相手の頭部を抉りまわして再生を遅らせる。
*緑 ノ色 灰簾・鰐鱗裂き*
*(かいれん、 がくりんざき)*
渾身の力で放つ水平斬り。 首を斬るのは勿論、相手の一部を切断して味方を助けることも可能。 鰐とはワニのことで、緑のイメージとは随分かけ離れた技。
*青 ノ色 藍晶 彗星群*
(あいしょう すいせいぐん)
相手に詰め寄りながら繰り出す十連撃。 特筆すべきはその突撃力で、自分の身を省みない分、相手にただひたすら攻撃を叩き込む。
*紫 ノ色 道端 菫*
(みちばた すみれ)
相手の攻撃に合わせて刀を振り、全ていなす技。 味方を庇ったり、一般人を護る時などに使う。
*黒 ノ色 水墨 山雲*
(すいぼく さんうん)
身体から気配を全て消し、相手に静かに近づいて一気に首を掻っ切る技。 初手で最もよく使われる。
*白 ノ色 忘却の繭*
(ぼうきゃくのまゆ)
水の呼吸『干天の慈雨』のように相手に痛みを感じさせない技。 しかし、痛みを感じさせないだけで、相手は頭を真っ白に塗り潰されるような感覚の中、何が起こったも分からずに亡くなる。
水の呼吸から派生した呼吸。日輪刀の色は瑠璃色。 氷のように冷たい切れ味が特徴。陸上戦が得意で、相手と真っ正面から戦うことに優れている。 永久に溶けない氷の如く、冷静で聡明な者がこの呼吸に適性があるとか。
壱の型 金氷
(かなごおり)
素早く相手の懐に潜り込み、ガラ空きの身体を何度も斬りつける技。
弍の型 不可思議・氷柱斬り
(ふかしぎ、つらら、ぎり)
落ちてくる氷柱の如く、上から下へ刀を振り下ろすシンプルな技。 しかし切断力がえげつない。
参の型 深憂 氷襲
*(しんゆう こおりがさね)*
相手の身体を真横に切り裂く技。 これまたシンプルな技だが、横への切断力はとんでもない。
肆の型 繁吹き氷
(しぶきごおり)
力強い踏み込みと共に繰り出す袈裟斬り。 刀を掲げ構えるので発動まで時間がかかるが、その分相手は首を切られたことも認識出来ないくらいの速さを誇る。
伍の型 氷瀑
(ひょうばく)
上から飛びかかり、相手を一気に真っ二つに切り裂く技。 当然ながら相当な腕力が必要なので、氷の呼吸の中でも習得するのは至難の技。
陸の型 重恩 雹氷
*(じゅうおん、 ひょうひょう)*
深憂氷襲や不可思議・氷柱斬りを交えた二十連撃。 最早生きる殺戮兵器と化して、ただ眼前の敵を切り続ける恐ろしい技。
漆の型 氷雨
(ひさめ)
目を閉じ、全身の感覚を集中させて、間合いに入った相手を斬り伏せる技。 気力を消耗するので、あまり使わない。最終奥義。
日の呼吸から直接派生した呼吸。日輪刀の色は明るい乳白色。 実際に時を操る訳ではなく、刀を振るときの強烈な緩急によって、時を操るように見せる。 上記の理由から、尋常じゃない力と技量が必要になるため、この呼吸の使い手はとても珍しい。
壱の刻 妙々ノ時
(みょうみょうのとき)
一瞬の間に二回撃ち込む技。 一発目を防がれても、二発目を撃つことで不意を突ける。
弍の刻 黄昏時
(たそがれどき)
自分の周りを円を描くように、一瞬で切り裂く技。 大人数が相手の場合に使うことが多い。
*参の刻 来 し方行 末(こしかたゆきすえ)*
あえて刀をゆっくりと振り、攻撃するタイミングで素早く刀を振ることで、相手は知らない間に身体を切り刻まれる技。 あまりにも唐突に斬られることから、時を飛ばしたと相手が錯覚する程。
肆の刻 火燈頃
(ひともしごろ)
相手にあえてゆっくりと歩いて行き、急に速度を上げて距離を詰めて切りかかる技。 追いかけようとしたら、突然懐に入られているので、相手はとても混乱する。
伍の刻 丑三突き
(うしみつつき)
とてつもない速度で繰り出す突き技。 もし相手が間一髪避けたとしても、すぐに他の型に移ることで首を切ることが出来る。
陸の刻 時空・災罪
*(じくう さいざい)*
相手を真上から切りかかると見せかけて、ガラ空きになった胴体を素早く一刀両断する技。
漆の刻 玉響
(たまゆら)
特殊な呼吸によって、足の動きを一瞬だけ加速させる技。 相手の攻撃を回避するのによく使う。
捌の刻 朦朧時差
(もうろうじさ)
玉響を使いながら繰り出す四連撃。 目にも留まらぬ速さで攻撃できるが、その分消耗も激しい。
終の刻 時名
(さだめ)
玉響を使いながら繰り出す十五連撃。 それこそ、止まった時の中で動いているかのように速いが、生半可な者がこの技を使うと死に至る。